ギャラクティカ・めんどくさい。 公演情報 ギャラクティカ・めんどくさい。」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★★★

    面白かった
    いやー面白かった。笑いを随所に散りばめながらも、物語を締めるところはきっちり締めてるので、物語にメリハリがあり、また予想外にラスト近くは壮大な物語になっておりよかった。もう、時間があっという間だった。
    また、タイトルとは裏腹に、SFの設定はわりとしっかりしてた(端折ってる部分はあるが)のはなかなかお見事。

  • 満足度★★★★

    楽しませる事を楽しみつつ演じている
    話のロジックに綻びが有ると思うのですが、「そんなのどうでも良いかな」と思うほど笑いました。
    水着も出てたし。

    ネタバレBOX

    大人の男女が戦艦模型持って暴れたり、着ぐるみのおっさんが舞台狭しと走り回れば問答無用で笑うでしょう。幼稚の一言で片づけられない老練な芝居でしたよ。
  • 満足度★★★★

    全力でくだらない。
    ただただ終わった後
    笑った爽快感しか残らない。

    くっだらねぇなぁって言いながら
    笑える舞台。

  • 満足度★★★★

    壮大な宇宙戦争
    壮大な話で、とても面白かったです。
    水着のシーンが出てきて、とてもびっくりしました。
    演技のテンポがよく、とても集中して観れました。

  • 満足度★★★★★

    そーいえば観たYO
    随分と時間が経ってしまいましたが、拝見しました。中盤の衝撃のビキニシーンからラストまでの笑いっぱなしのシーン構成。照明が綺麗だったのが印象的ですた。

  • 笑いの時間~
    かなり笑いましたぁ☆
    面白かった!テンポも良いし引き込まれました。
    ギャグセン高い!!!!!
    衣装も良かったなぁ♡♡♡

  • 満足度★★★★★

    演劇青年のように
    20年も続いている劇団がまるで大学出たての若手劇団のように、純粋にお芝居を作ることを楽しんでいる。それが舞台全体にあふれている。それが素敵だ。

    ネタバレBOX

    これだけ頑張っている劇団をどうやったらメジャーにすることができるのかと考えると、夜も寝られない。

    個人的には新感線やケラサンの後に続ける団体だと思うのだが・・・。
  • 満足度★★★★★

    全体通して
    他の方が散々書いているようにビキニシーンの印象が強い。
    もちろん銀河大戦やこれでもかという程の笑いのシーンも楽しめた。
    感動シーンもあってお得感。

  • 満足度★★★★★

    子供の頃、コーラとポテチ用意して
    ジャンプを開いたあのわくわくと楽しさを追体験させてもらいました!
    良い日になりました、有り難うございます!!
    半券でのリピート、使用期限がその日中じゃなかったら演劇未体験だけどジャプで育った友人に絶対面白いから!と言って無理矢理押し付けたのにー!!

    ネタバレBOX

    ビキニシーンは本当に衝撃的でした。
    テコ入れセンターカラーくらいカラフルで揺れてました。院生ビキニの素敵さは神なので余計な事は語りませんが
    部下1さんの35歳ビキニには胸が本当に熱くなり、同世代として勇気をもらいました。心から、ありがとう!!!!!!!!!!!と叫びたいです。
    しかし本当に軍服からのビキニはすごい。脳に焼き付き起こしちゃって今年見た演劇の記憶かなり吹っ飛びました。
    大切に溜めていたのにどうしてくれるんだと。

    ベルカ熱かったです。一番ジャンプしてました。死んじゃった時泣きました(いやま死んでねーだろなとは思ったけど)
    他の役も観てみたいと思わせる役者さんですね。人間味溢れていて、厚みのある演技でした。

    私事ですが、楽しい事が好きでおせっかいな私は、鬱友との付き合い方でよく失敗します。
    人間関係の距離感や価値観のすりあわせ方のヒントまで舞台からもらえたような気がします。
    ただ、私情を挟んでしまった分、疑問に思ってしまった部分があります。

    面白さを求める人がめんどくさいの闇に包まれる時のスイッチが軽いヒスにしか見えなかったこと。
    めんどくさい側の描写はすっと入ってきたのに、好奇心側の掘り下げ方に違和感を覚えました。
    双方に陰陽マークのような綺麗なバランスを求めてしまった私が欲しがり過ぎなのか…

    話をいっぱい詰め込んで盛りだくさんでお得感はあったけど(しかもそれを飽きさせない笑いがメガ盛り)
    オチがちょっと物足りないと言うか…ジャンプっ子が大人になっていく過程の、答じゃなくてもいいから、苦悩している姿がもうちょっと見たかったと言うか…
    確かに大人特有のモヤンとした気持ちの悪さと諦めとわずかな可能性みたいなラストの印象は残ったのですが
    それよりもまだもうちょっと子供のままで行きますけど何か?という空気の方を強く感じました。
    でも、銀河の灯りも心の目にはしっかり映りましたし、いいシーンだと思いました。見えましたよ、小宇宙。と書いてコスモ。
  • 満足度★★★★★

    ジャンプ臭
    面白かったです。
    少年ジャンプ、私も読んでました。ジャンプ好きです。
    そしてハインライン、ル=ヴィン、田中芳樹を読んで、スターウォーズ、ヤマト、ガンダムで育った私には、世界観もツボど真ん中でした。
    おバカスペースオペラ、最高。
    バブルムラマツさんの、歴代の作品へのオマージュを痛いほど(←横隔膜が)感じました。
    たくさん笑わせていただいて、しかも、しばしば感動しました。
    素敵な時間をありがとうございます。
    最終日に観たのを後悔しました。半額割でもう一度観たかった。
    (17時の回も、前もって知っていればとほぞをかみました)

    劇場でいっぱい吸い込んだジャンプ臭については、ネタバレで。

    次回の予告見ました。d-倉庫ですか。日暮里ですね。
    阿佐ヶ谷で出会った鋼鉄村松さんも、ずいぶん遠くに行ってしまいました。(距離的に)
    恥を忍んで告白すると、今まで多くの「観たい」を書き連ねてきましたが、結局d-倉庫での芝居は一つも見ていません。はい、遠いので。すみません。
    私の中の宇宙でも、めんどくさい銀河帝国とおもしろい星団連邦が戦っています。

    ネタバレBOX

    小山まりあさんのビキニ!!
    (そう、おっぱい、これがないとジャンプじゃないですよねー。)
    ワタクシ女ですが、目が釘付けになりました。大島優子に負けてないと思います。
    女子がみんなメガネっ娘なのも、ジャンプ臭というか少年誌臭が漂いました。(ただの演出家のフェチかもしませんが)

    そして私がもっともジャンプ臭に身もだえたのは、「どうにもダメ少年の主人公が、仲間の死(注1)や困難を乗り越えて成長する」アレ、そしてもうひとりの主人公(ダメ少年よりはるかにカッコよくて優秀なのに作品的位置づけは二番手)が「そのダメ少年への嫉妬を自覚した時にもう一皮むける」アレ。
    少年漫画の王道ですよね。
    ちなみにキャラクター人気投票だったら、絶対、カルヴァン閣下が1位になると思います。私がハガキ200枚くらい書きます。
    (注1…この芝居においては結局誰も死んでいない。これは私にはとても嬉しい話でした)

    「友情」は、そんなに無かったけれど(ベルカとのりお?)、「努力」もあんまりしている人いなかったけれど(面倒くさいからね)、「勝利」も最終的にビミョーだったけれど(まあ カルヴァンの勝ち)、それでも、とってもジャンプしていました。

    そんな中で、『少年ジャンプをこよなく愛しながらも「善」と「悪」の二元論を信じきれないぐらいには少年でなくなってしまったバブルムラマツ』さんのメッセージがキラリとこめられていて、うっかりそこには感動してしまったのでした。

    語られるメッセージには「善悪の彼岸」という言葉も浮かびました。
    ついでに西城秀樹の「若き獅子たち」の冒頭の歌詞も浮かびました。笑。



    11/5追記
    すみません、朝になって、突然昨日のジャンプ三大原則「友情・努力・勝利」、ちゃんとあったことに気付きました。訂正します。

    暗殺されかかって親とも親友ともいえるベルカを殺された(注2)のに、「すまなかった」の一言で生まれた、のりおとカルヴァンの『友情』
    (注2…しつこいですが、結局誰も死んでいない。本当に嬉しい話です)
    誰ひとり正しく出来ていなかったけど、だからこそ『努力』を感じた腕立て伏せ。
    唐突に始まった「めんどくさい」のシュプレヒコール。シュプレヒコールは少年漫画定番の『勝利』の姿。
    こんなにわかりやすく詰め込んでいてくれたのに(笑)
    大変失礼いたしました。次回作もよろしくお願いします。
  • 満足度★★★★★

    ギャラクティカおもしろい。
    おもしろい星団連邦 vs めんどくさい銀河帝国 の宇宙大戦。

    すごくおもしろい。
    めっちゃ笑える。
    でも真面目。
    かなり考えさせられる。
    意外と泣ける。
    激しく裏切られる。
    適度な下ネタいいwww

    ハラハラドキドキ。
    ゲラゲラウルウル。
    お腹いっぱいです。

    こんなにおもしろいのに4日間で終わっちゃうのがもったいない。

    半券割りで観に行きたかった…
    行けなくて残念。

    椅子が硬くて狭くて疲れるので、脚を伸ばせる最前列がオススメ。

    お尻もよく見えたし。

  • 満足度★★★★★

    めちゃくちゃ面白かった!
    ギャグ多め。笑えること請け合い

  • 満足度★★★★★

    確かにめんどくさい
    めんどくがりの、めんどくさがりによる、めんどくさがりのためのお芝居、宇宙規模で。堪能させてもらいました。新しさや斬新さは特別なかったけれども、ある意味洗練されていてとても楽しめました。

    ビジュアル面もシンプルながら考えられていて、目を見はるものあり。

    前回は若手演出家とのコラボレーションでしたが、古株(言葉悪い?)の演出の方が洗練されていて自分には好み。今後も期待します。

    ネタバレBOX

    こたつの使い方がちょっと雑な気がしました。アイテムとしては面白いが、実際に使うとなると無駄が多かった気が・・・
  • 満足度★★★★★

    これは銀河レベルで面白かったと言っていいだろう
    「銀河レベル」というのはどれぐらいのレベルなのかは、書いた自分でもわからないが。
    そして、銀河にまた1つ新しい歴史が刻まれた……。

    とてもくだらないのだけど、とても面白い。
    いくつかの「テーマ」となるべき「軸」が、安普請で壮大な銀河の物語を編み上げていく。

    劇団鋼鉄村松ファンは必見。
    ファンじゃなくても、暇があったら必見。
    スペオペ好きも必見。
    犬好きも必見。
    ビキニ好きも必見。

    あ、そうそう、結構笑ったよ。

    ネタバレBOX

    劇団鋼鉄村松は、いつも詰め込みすぎだ。
    とにかく台詞が多くて過剰で、情報過多である。
    その中に笑いを潜ませているのだから、タチが悪い。
    うっかりすると笑いのポイントを見逃してしまいそうになる。

    観劇中は、頭を高回転させるのが必至である。

    しかし、今回は頭をフル回転させることなく、わかりやすい。
    単に「慣れた」のかもしれないのだが、わかりやすい。

    いくつかのエピソードが上手い具合に絡み合う。
    エピソードの1つひとつが独立して、それぞれが主人公となっても面白そうだ。

    例えば、昔の諺で「最後に宇宙の果てで銃を向け合っている2人が笑う」「おっぱい」なんていうのさえも、作品の中心に据えて全体を構成してもおかしくはない。
    例えば、カルヴァン大尉の気持ちの変化や、嫉妬の深層心理を軸にしても1本の作品として十分に成り立つだろう。

    そうしたいつくかのエピソードを惜しげもなく盛り込み、それらで中心テーマを立体的にカタチ作っていく。
    普通によくあるのは、「ここぞ」というポイントに主人公が、「いかにも」な台詞で観客を「なるほど」と思わせ、「作品のテーマ」を見せるという方法。しかし、そんなありきたりな手法を逆手に取るように、「いかにも」な台詞をさらに「過剰」にして、数だって増やし、「テーマ」の周囲を埋めていくのだ。
    新しい皇帝になる、のりおの演説の台詞はもちろん、ヘラの女王の長台詞もそうだ。それ以外にもしつこいほど、「面白い」と「めんどくさい」について登場人物たちに語らせていく。

    すでに「面白い」と「めんどくさい」の「二元論」には収まらないことを、誰もか「わかった」上で、さらに突き進むのだ。

    二元論的対立を銀河規模で描いているのだが、これは背中合わせであり、裏と表である、ということがラストに向かって述べられていき、結局、両方がほどよくある世界に落ち着くという、当たり前すぎるエンディングとなる。
    途中から、いや最初から見えていた、二元論では人間を語ることができない、ということになるのだ。

    このわかり切ったことを、銀河規模で描いてみせ、ちょっとした感動さえも与えかねないのだ。「光に背を向けて自分の影を暗闇として生きてきた」的な、数々の大げさな台詞に対してだ。
    それが素敵だ。

    チープな銀河大戦と、安普請で壮大な銀河の物語。台詞だけは銀河規模。明らかに銀河英雄なんちゃらの影響もあろう。
    だけど、「ああ」って思ったりするところがあったりもする。
    それは、過剰な台詞の中に一瞬だけ光ったりする。
    その光は「私だけ」にしか見えないものだ。
    その「光」は人によって違うと思う。それが見つけられたら幸いだ。

    複雑怪奇な世界に生きているからこそ、こんな単純な「面白い」と「めんどくさい」の二元論から始まる世界に、「真理」的な何かが見えるかもしれないのだ。

    恥ずかしいことだけど、そんないくつかの台詞に対して、劇団鋼鉄村松ごときの舞台(笑)にもかかわらず、ちょっと感動してしまった自分があったりする。実に不本意ではあるのだが(笑)。

    あと、結構笑った。

    ユウコを演じた小山まりあさんは、声も通るしハツラツさがいい。あと、び、ビキニも……。主人公的な位置づけののりおを演じた村松中華丼さんも後半からがいい。
    しかし、何よりもこの2人の若手を、カルヴァン役のムラマツベスさん、ベルカ役のボス村松さんや第二大臣役の村松かずおさんたちなど、そのほかの役者さんたちがきちんと支えていたことが、作品の厚みを増していたのではないだろうか。
    そして、村松ママンスキーはずるい。

    ……犬のベルカって『ベルカ、吠えないのか?』からのネーミングかな。

    『ギャラクティカ・めんどくさい。』はバブルムラマツさんの作・演出である。
    観劇後、この劇団のもう1人の作・演出家であるボスさんに「とても面白かったです。バブルさんと少し差が付いたのではないですか」とうっかり言ってしまった。
    ボスさんは、微笑みながらも、少し寂しそうな目をしていた。
    「あれっ、そういうこと意外と気にしているんだな」と思ったけど、どうやら次回作はボスさんの番らしい。「その言葉をバネにしてちょうだいな」と言って、次回作に期待しよう。
  • 満足度★★★★

    意外にも
    けっこうめんどくさい内容だった、スペースもの。哲学がありました。小劇場特有の雰囲気がいいですね。二代目皇帝もあの恰好ならどうしようかと・・・・。
    人間が宇宙に進出するようになっても、犬はやはり忠実な人間の友達なんだなぁ!

  • 満足度★★★★

    友情努力勝利
    起承転結すっきりなテンポのいい芝居。

    衣装素敵でした。


    タイトルに相応しいお芝居だった。


    きっとロマンチストで慎重な優しい人なんだろーな。

  • 満足度★★★★★

    おバカ、スペースオペラ、哲学の三位一体
    本格SF的な設定と「面白い・めんどくさい」の対立というバカバカしさのギャップ(しかし見事に整合している)でツカミはオッケー。
    中盤以降はスペースオペラのお約束的展開に哲学的テーマも盛り込んだ感動大作。
    3連休の締めに是非!
    ちなみにこれから2回目を観に行くです。半券割で1500円だし。

  • 満足度★★★★★

    意外にも哲学!!
     如何にも少年ジャンプファンの村松氏の作品らいしい、と言ってしまえばそれまでなのだが、デカルト以来、西欧の中心的思考法であるdualismの問題として捉えると頗る面白い。一方の極にニヒリズムをもう一方の極に何かaffirmativeなrealismかromanticismを置いて、双方が在る主題に就いて論じ合うシュミレーションのような楽しさがある。今作の場合は、それが、未来に於ける編年体の歴史として紡がれてゆく。片や“めんどくさい”を標榜する“めんどくさい銀河帝国”片やここから独立した“おもしろい星団連邦”。標榜するのは無論、“おもしろい”。互いに異なる原理でも戦争や支配・被支配は成立するのか? 戦えるとして勝敗の行方は? 等々、一見、馬鹿らしく見える中に仕組まれた、深遠な二元論的世界観。楽しめる。

  • 満足度★★★★

    おとなこども
     「おもしろい」と「めんどくさい」の二元論というのは、キーワードとして大変よくできていると思いました。物事を多面的に評価するのに、ここまでわかりやすく、そして真理を突いこの二つのキーワードを思いついた時点で、脚本として9割がた成功だと思いました。

     たいへんよかったです。

    ネタバレBOX

     気になったのは結論の出し方。


     「現実の銀河が待っている」という言葉から僕が感じたのは、少年ジャンプからの脱却。大人の結論の出し方だと思いました。

     僕だったら銀が滅亡させちゃうだろうなあと。

     戦争をやめてしまってはいけない。二つのイデオロギーは分かり合うことなく、平行線をたどり、そしてやがて宇宙は崩壊する。そういう方が僕としてはリアリティがあったかなと思います。

     しかし、「戦争と平和」の本質というか、イデオロギーというのは所詮ひとつの世界をどうやって見るか、ということで、両者の間に違いは無いのだ。という結論の立て方は、大人の余裕でありながら、理想主義的でもあり、なんだか微妙な気分になりました。

     オーバーテクノロジーでつかいこなせない技術とか、「おもしろいかどうか」が戦局のカギを握ったりとか、すごくリアルだった。し、風刺が効いてるなと思った。

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