フライング北海道 公演情報 フライング北海道」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    面白かった~
    いやーもうアニメでした(笑)面白かった~。また、出した前振り的なモノを、ちゃんと使う展開もよかったなあ。
    (三体目が出てきて、あのネタするかと思ったら、それは流石に予想し過ぎだったww)
    あのセットはやはり例の三作目を意識したのかな?

  • 満足度★★★★

    確かに飛んだw
    タイトル通り、ぶっ飛んだ宇宙規模なお話しでしたw北海道はとんだ!やー、本当に本当に個性味あふれる登場人物ばっかりでどうなんの?と思ってました。この作品は色々な有名作品のパロディ(あえてはいうまいw)があったのですが、分かる人にはニヤニヤと、わからない人にも新鮮に笑わせて下さってすっごくイイですw宇宙人のガミちゃんが全身銀色頭部がとんがっててでジャンプしながら出てきた時は声を殺して爆笑してしまいましたが、東北弁のなまりがあるというとっても可愛げのあるキャラでした。でもお気に入りはチャラくて緊張感にめっぽう弱い3枚目の伊達さんでした。スカート姿は目に焼き付けましたwww

  • 満足度★★★★★

    笑いました。
    すごい笑わせてもらいました。

    何年か前にこちらの劇団の作品を観たような気がするのですが、そのときの、激し過ぎる演出から無理矢理に引っ張り出すような笑いとは違い、とてもスマートな笑いで終始笑っていました。

    人って笑うと健康になれるらしいんですよね。
    そういった意味でとてもいい時間を過ごさせてもらいました。

    ネタバレBOX

    最後少し長くなってしまったかなと、フライング四国のくだりは無しで、集合写真を撮って終わりというのが僕の好みでした。
  • 満足度★★★★

    あ!
    「北海道を飛ばす」という奇想天外な発想に「あ!」しかし、飽きさせないで見せてくれた。個性ある俳優陣に拍手:

  • 満足度

    意外とシニカル
    北海道ってもっと全員血液型O型!みたいな大らかさを、
    過去に暮らしていた実体験に重ねて勝手にイメージしていたので、
    その意外性がちょっと興味深かったです。けど、これ書いた方は
    北海道嫌いなんだろうなって思いました。

    役者は多種多様なタイプが揃っていました。
    中でも伊藤尚勇と楠夏子が良かったです。

    ネタバレBOX

    中盤からこれでもかと板に並べられるのですが、
    台詞無い時に抜けてたりとマズかったです。

    引っ張る役者が居ない為、どうしても意識が
    本や演出に向かいがちです。純粋な娯楽作品として
    捉えていましたが、それにしても各プロットポイントが
    予定調和過ぎました。

    あそこまで均等にセリフ量無いとダメでしょうか?
    その結果、主人公の葛藤に理解し難かったです。

    今の時代、5人に1人がテレビを観ていないのだそうです。
    このタイミングにしてはテレビネタ過多に感じました。
  • 満足度★★★★

    渾身のSFコメディ
    上演時間125分という渾身のSF(と言ってイイのか?(笑))コメディ。
    あれこれそっち系のネタ満載で元ネタを知っていればいるほど楽しめるが、盛り込み過ぎで中だるみ感が無きにしも非ず。
    しかしREEさんの「あのキャラ」、出落ちかと思いきや意外とハマってないか?(真顔)

  • 満足度★★★★★

    面白すぎです!
    みんな個性的な役者で、始終、楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    ガミちゃん最高!
    理屈なし。ただただ大爆笑の二時間!面白かった~♪

  • 「SFコメディ」の到来!


    「北海道」への、身体を張ったオマージュ。


    バカバカしいけど、展開が気になる…。


    バレてないネタバレを是非。


    ネタバレBOX


    「北海道」は、日本列島になくてはならない一部である。
    よく本州の立川山脈が背骨といわれるが、「北海道」は この国のお頭だろう。

    もし、その「北海道」に彗星が衝突することが科学技術庁により測定されたら、私達は どのようして白い大地を守るか。


    飛ばすしかないでしょ。




    SFコメディの到来を期待させる、「北海道」「コメディドラマ」に対するオマージュで溢れかえる2時間だった。


    「密室ほど、面白いものはない」。
    民間の“フライング北海道”ミッションに携わるのは、極秘研究チームに加え システムを開発した科学者の孫と幼馴染、それに普段は地下のホームで暮らす「艦長」、北海道知事の面々だ。
    この研究チーム自体は国から依頼を受けた機関ではあるが、突如として政府が指令系統の乗っ取りを試みる!

    さあ、札幌時計台に造られた密室の操縦室は、政府の妨害を持ちこたえ、道民500万人を守れるのか?

    大切なことなので、もう一度 言います。

    では、どうするか?


    飛ばすしかないでしょ。



    「バカらしい」という声が聞こえる、そういった舞台である。
    とにかく腹を抱えて笑える。
    未来操縦室 ありがちな、カラーボックスと白熱電球の組合せではあるものの、「北海道を飛ばすための操縦室」として観客は受け入れる。
    『北の国から』田中邦衛風のチームスタッフ(主人公の父親)が登場しても、先端テクノロジーを受け入れることができる。

    それは、みんな「北海道」の「白い恋人」を変わらずに食べたいからだろう。
    賞味期限粉飾の不祥事が あったって、僕達が「白い恋人」を思う気持ちは 同じ。

    そう、「北海道」を思う気持ちが、“フライング北海道”に任せたい観客の総意を生むのだ。

    任せたい総意は、政府が国民を戦争に駆り立てるプロモーションとして造り上げていく。
    単純に笑えるSFコメディだったが、政府のプロパガンダをメタメタに刺す東京新聞 なら見逃さない舞台構成である。
    もちろん、彼ら研究チームは政府に抗する民間組織の設定だっため、明確な意図は ないものと考えるが。

    私の「面白い!」ポイントは、北海道知事だ。

    密室指令室に登場した知事は派手な服装の女性。耳たぶが心配である。
    あれ?、現実の北海道知事も 似たような方だったような…。

    指令室に登場した知事は、
    「わたしに何ができるか?」
    「わたしに何ができるか?」
    「わたしに何ができるか?」

    を繰り返す。


    ブレア元英国首相ばりに「教育」「教育」「教育」を連呼したのだと思ったが、カンペを読んでいるだけだった(とほほ…)。


    歌番組でチャンネルを変えられるランキング1位の「演歌」は明治時代、「演説」の中から生まれたジャンルである。日本人にとって「演歌」は古臭い。系統が一つであった「演説」=政治家を古タヌキと感じ取るのも無理はないのだ。


    「北海道」に対するオマージュが あったとすれば、こちらも「政治家」に対するオマージュである。
    後者の場合、動物園で見物客がごった返すなか笹をくわえるパンダへ抱く 、「ご苦労様ね」の感も含む。


    “笑い”の起爆装置は、身体を張ったからこそ点火する。
    役者なのに顔面銀色、全身タイツマン…。
    「マッキー」でシワやヒゲを描いた結果、パンフレットの写真と見分けがつかぬ人々…。
    狭い箱の中に上半身裸で閉じ込められる人…。

    “ここまでするか”、いや、“だから ここまで 面白い”のだ。


    「諦めるんじゃねえ。俺たちは諦めねえぞ」(by破砲士)

    「もっと、色んな星座を 教えたかったです」(by 自身と引き換えに彗星を爆破する直前の道産子ロボット)


    道産子の声が聞こえるか?


    冷蔵庫を、凍らせないための道具として使用する道産子の声が。


    私には聞こえる。『北の国から』の田中邦衛が“ルールル”とキツネを呼ぶときの声。


    しかし、やってきたのはキツネではなかった。
    SFコメディの到来である。




















































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