オレンジの迷信行動 公演情報 オレンジの迷信行動」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 38件中
  • 満足度★★★★★

    演劇のあるべき姿
    我々に問題提起し、危機感を与える作品。
    劇場を出ても続く物語。

    演劇のあるべき姿だと思った。

  • 満足度★★★★★

    あっという間でした。
    感想はヒトそれぞれだと思いますが、私はとても引き込まれました。
    あっという間に終わった感じです。
    大事な何かを伝えようとしている強い気持ちが、演じている役者さん達から、ビシバシ伝わってきました。
    色々な人達に観てもらいたい作品だと思いました。

  • 満足度★★★★★

    面白かった!
    今回も考えさせられる内容でとても面白かったです。
    裁判の在り方など、今の時代だからこそ考えたい内容に
    なっていた気がしました。
    本当に面白かったです!

  • 満足度★★★★★

    更にどう進化するか
    友人に誘われ、初めて観る劇団さん。

    一言で言うと、
    こんな芝居観た事ない。

    池上彰のテレビみるよりために成り、
    より胸に突き刺さる。

    勿体無いのは、
    足音とキャストの生理現象。

    そして、
    お客の数。
    もっと沢山のヒトが観るべきです。

    もう一度いきます。

  • 満足度★★★★★

    立場逆転!
    作品も天秤がとてもキーワードな気がしました。
    私もリアルタイムで、この事件を見ていました。
    うるおぼえが蘇り、新しい記憶となりました。まだ私の中で、この舞台は終わっていません。

    友人を誘い見に行き、その友人に、私が書いてるのに何で誘ったあんたが書いてないの!?と糾弾され、登録しました笑

    見事に舞台が好きな人間が増えました。
    ありがとうございました!

    もう一度行く予定です。
    応援させてくださいね。

  • 満足度★★★★★

    これはレベルが高すぎる!
    あまりにも深いところまで考えて作りこまれているので、脚本についていけないの人が多い気がします。(語句?みたいなのの擬人化とか本当、難しい事しますね)
    すごく考えさせられたし、本当に泣ける劇団です。

    私は、観にいく直前に、ここのコメントを読んで、(あんまり面白くないんだろうな・・予約しちゃったから行くか・・しょうがない・・)と思いながら、観にいきましたが、とんでもない! 絶対、お勧めです。

    私の演劇人生において今までで一番、最高と言っても過言ではない舞台でした。



    しかし、たしかに皆さんが言うように問題もありました。それは、ネタバレで。

    ネタバレBOX

    課題は役者のレベルの底上げと、自然さの追求だと思います。(やはり不自然なシーン(老女がチープなシワのメイクや手袋?で見ていて恥ずかしい)が一箇所でもあると現実世界に戻されてしまいますので・・。)
  • 満足度★★★★★

    まだ物語が終わらない
    すぐに感想が書けませんでした。

    劇場を出た後も、もしかしたら、まだ終わってないんじゃないかと、ドキドキしながら帰りました。

    深く深く考えられた作品。

    寺山の『レミング』を思い出しました。

  • 満足度★★★★★

    評価は分かれると思います
    初めて舞台というものを観ました。

    初めてがこの舞台で良かったと思います。

    テレビでも映画でもなくて舞台でこれを観る。

    一緒に行った友人達も色々な感想を持っていましたが、
    私は、とても良い時間を過ごせました。
    観終わった後に、その話題がずっと続くって凄いと思う。

    もっと沢山の人に観て貰いたいと心から思いました。
    ありがとうございました!

  • 満足度★★★★★

    最高!!
    最高に面白いです!
    はっきりいって批判する人の意味がわかりません。
    本当にちゃんと見れば、わかるはずです。

  • 満足度★★★★★

    立ち位置
    単に裁判の行方を追うだけでなく擬人化した法を登場させることで成り立ちや問題点を浮き彫りにさせる手法は目を瞠る。

    そして、わたしは現実の事件の痛みや毒気に触れ苦痛を感じた。

  • 満足度★★★★★

    深く知る機会になった
    息が抜けない展開で引き込まれるように観ました。
    実際の事件が基になっていて、もちろん自分もその事件を知り感じた事がありましたが、知らない事や解らない事が解った様な気がします。
    今の社会の矛盾やおかしいと感じる事をみせてくれた貴重な機会にもなりました。
    解りにくいこと、人の心の表現、一人一人の立場や思い、キャスト皆様が見事に表現してくれていて、怖い位に迫力があり感情移入出来て素晴らしかった。
    やっぱりナイコンの舞台は凄いです。

  • 満足度★★★★★

    劇団力・座組のパワー
    観て良かった!

    全員が一つになって、この作品のテーマを我々国民にぶつけて来た。

    全キャストがこの作品を得て、
    どうなるのか、
    メンバー・ゲストの今後の活躍も気になります。

    今回は、一回しか観れません。

    再演はいつですか?笑

    サンモールスタジオで、
    花火がみれました!

  • 満足度★★★★★

    2回目ですが
    書いてもいいもんですかね。

    リピーター割りを気にしていなかったので受付で千円と言われてびっくり。
    普通に定価でもう一度観たいと思った作品です。

    先日、自分が観てから評判がガンガン上がっていてニヤニヤしながら見ていました。
    これはもう一度観ねば!

    ネタバレBOX

    予想通り、殆どの方が調子を上げていて明らかに良い仕上がりになっていた。
    残念ながら先日悪い意味で気になった人はまた躓いていた様ですが。。
    あの後、修正されたと聞いていたのでそこだけ残念。
    ただ失敗も周りにかき消されて気にはならなかった。

    終演後、後説の声がかかるまで客が微動だにしなかったのが印象的。
    そして殆どの人がアンケートを書いている!
    良い芝居だったとそれだけでわかる。



    自分的には死刑判決は有りだ。
    罪に頭打ちは無いはず。
    ならばそこまで達してしまう罪はあるだろう。
  • 満足度★★★★★

    おせんべおせんべは焼けたのか
    前公演の印象から
    「どっから球が飛んできても驚かない様に」
    と、期待値を上げて挑んだ。

    漫画「ろくでなしBLUES」で
    主人公の前田氏が修行の為バッティングセンターに赴き、
    ピッチングマシーンの前に立っては
    放たれる剛速球を避けるあの場面に似た気持ちで。

    場内に入り、見回し、一呼吸。
    「心削がれる様な」鋭利な話を今回もまた楽しみに、
    厚みのあるチラシの束をめくる度、せり上がる高揚感。

    芝居が始まり、イメージしていた小さな球をどう受け止めるか。
    ここで私は見誤っていた事に気が付く。

    飛んできたのは、クレーン球だったからだ。

    クレーン球クラスの破壊力もさることながら

    背中の肉をナイフで削ぎ上げるかのような切れ味。
    今回もごちそうさまです。

    感想を上手く書けず、小学校の課題で
    しばしば先生から意味を求められる作文力を持つ私。

    この程度の表現でしか感想を述べることが出来ず、
    観劇前の参考知識としてこのページを見ている方に
    本作の魅力を伝え切れない事を心より悔やみながらも感想を終えます。

    皆様お疲れ様でした!!

    ネタバレBOX

    【長いですよ】
    『ネタバレ部分感想』
    (箇条書きにて印象強かったとこのみで失礼します)

    ・冒頭の学校で金魚が死んだ件のテンポのよさ!
     あの軍隊的なリズム気持ちいいですね。

    ・1回目の「キィィィィイイイン」が本気で頭割れそうになって
     「頭割れる頭割れる頭割れる頭割れる」と上演中涙目。

    ・早野さん  「消え行くルールブック」であり「独占欲の強い女のような現役ル ールブック」だと思いながら観てたのですが、
     後半での死刑にするか否かの場面が印象に残ってます。
     あの特殊装備がものすごく暑そうなのに終演後汗ひとつかかないのはスゴイ…!

    ・藤田さん良い声だなあと暗転中のボイスで実感。あと髪の毛のインパクト。すごい。そして柱としての存在感。安堵感。観てて安心します。

    ・森田さんの淡々と話畳み掛けるシーンとか、まるでサイレンサーのような威力。結構好きです。今回も、魔界転生についての指摘する場面、
    すごいカッコよかったです。

    ・神田さんフル稼働な感じで、最近のPOPな印象を覆してました。
     冒頭の原始人で今回も賑やかな感じかなあと思っていただけに裏切られました…!

    ・福田さん 厳しさを貫く立場で揺れる人間らしさ。
     偉い立場だけども人だものなあ。と、しんみり感じを抱きつつ観ておりました。

    ・紅林さんのブチ切れっぷり、そして駆け巡る様がスゴイ好きですw
     今回一番注目して観てました!待ってました!!
     赤の女王→マスコミ人の早メイク変えは手品かと。
     赤の女王は是非とも悪い大人のトラウマとして植えつけたい高クオリティ。
     
    ・大久保さん 自分の先入観で大人しいお嬢さんキャラのイメージがあった  のですが、強いスタイルも観れて払拭です!

    ・赤眞さん いやーもう渋い、渋い強い渋い、映えてます!藤田さんとの掛け 合いがまたたまらなく沁みます!もう少し赤眞さんの見せ場が欲しいと思ったり。

    ・キムラさん 久しぶりにコミカルなキムラさんの姿が観れてすごく懐かしさを
     感じるとともに楽しさでこっちもニヤっとしてしまいますね!

    客演の方々も良かったです!


    ・原さんのお母さん  涙腺爆破起爆剤とも言えるかと思うのですが、心に刺 さる追加釘のような大事な要素だったと感じます。

    ・池田 がむしゃらに、というか駒田の忠実な後輩としてしゃかりきにがんばる 姿勢に胸を打たれました!普段はきっと駒田にさんざんからかわれてそう  な感じが…。

    ・峰岸 違ったらごめんなさい、原の職場の上司の役でしたでしょうか…、
     原に「社会人として 社会に発言しろ 働かないヤツには発言すら認められない!」的なニュアンスの台詞に、職探し真っ只中である自分のハートに深く刺さりました…いいパンチでした…。 時同じくしてそのシーンで本作観劇1発めの涙が出ました!

    ・奥田 もし違ったらすみません。
     事件があった後、原に銀行通帳を見せた両腕まくりの刑事さんでしたでしょうか。そのシーンでの原に奥さんの手紙について言い放つ時、グッとみぞおちを押し上げたような感じを受けたとき、泣きました…!

    ・少女 元気に満ち溢れていて観てて気持ち良かったです。
     私はこの子が新しい「ルールブック」なのかなと思って話を観てました。
     
    ・結花 娘さんだなあと。藤田さんの娘さんがいらっしゃるんじゃないかって思うほどにマッチしてましたね…。

    ・吉岡 本作で、数田と共にカナリ魅入ったキャラクターです。
     熱意と信念が溢れんばかりに満ちてる姿、そして法廷での火花ところか
     花火が上がるくらいの激しい闘志に拳握ってました。
     原との打ち合わせの中で目から光るものを見たとき、こっちも垂れてました。

    ・数田 ぐいぐいと引き込まれました。
     吉岡との法廷バトルで流れるような疾走感。
     吸引力というのでしょうか、気が付けば時を忘れてしまいました。
     吉岡あっての数田のコンビ技というのでしょうか、ロッキーvsイワン・ドラゴの ような骨のあるライバルという印象でした。

    ・里中 話の流れが彼に向いてからというもの気持ちが入り込んでしまいまし た。観ているうちに彼が実際のあの人のように重なってくる感じで、
     序盤の影の薄さを忘れてしまうほど。
     完全にやられましたね…!

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい!
    評価が高いので、気になり観ました。
    正直言って、期待をはるかに超える芝居
    でした。昼公演だったけど、空席が勿体無い
    と思いました。
    事実に基づく重いテーマを非常に上手く描い
    ている。役者さん達も熱くなり過ぎず、抑え
    た演技にかえって、引き込まれました。
    二時間あっと言う間。

  • 満足度★★★★★

    観れて良かった。
    これは、良くも悪くも語り継がれる作品ですね。私は観ておいて、本当に良かったと思いました。泣きました、号泣です。

  • 満足度★★★★★

    涙だけではない
    今回も、ナイコンは魅せてくれますね。
    めっちゃ考えさせられました。
    創造力をかきたてられ、もっと深い部分も見ていきたいと思います。
    もう一日必ず見に行きます。
    これを見て、何も感じない者はいないと確信する作品です。
    絶対、観ておくべき舞台です。

  • 満足度★★★★

    本調子ではない
    正直、判断に困ったのは全体的にまだこれは本調子ではないな、と感じました。

    人は噛むものなので、普段はあまり気にならないのですが、一人、芝居を壊すレベルで噛む役者がいた。

    役者差し替えがあって、代役が入っているのか疑ったレベルだったので。。

    まだ先が長いのでそこは是非修正をして貰いたい。
    完成系が観れるならば、もう一度観てみたいかも、と思ってたりします。
    ※と言うことで☆は減点方式で-1。

    前情報のあらすじには「老人ホーム」のキーワードが入っていたので前々回の「ゲズントハイト」の様な話を想像していたのですが、全く違った。

    前回の「斜い人」の方が雰囲気は近いかな?


    ほぼ事実を元にしたドキュメンタリーっぽい作品で、ただちゃんと芝居に置き換わっていた印象。

    「知りやがれ」のスタンスは自分はとても好きだ。

    ネタバレBOX

    自分が推している横野泰さん出演。
    久しぶりに観れてよかった。
    そしてかなりやりがいのある役(加害者役)だったのでは、まさしく熱演でした。
    これはひいき目差っ引いてもだと思う。

    同じ事件をモチーフにした旗揚げ公演「カナリヤ亡く夜」も観てみたかった。

    DVDにはしていない作品との事で、「オレンジの迷信行動」と共に上映台本を買ってきました。

    ちょっと台本読んでみたいと思ったのですよね。


    芝居自体は難解なところもあるかもしれない。
    「斜い人」の時も思いましたが、自分の解釈が間違っているところもありそう。
    なので台本は応え合わせの手助けになるかなと。


    これ公開していいか微妙かもですが、売り物の台本に書かれていた事なので一応良しとさせて貰う。

    ↓1ページ目に書かれた「キャスト」部分、観た後、ここだけでも見るとかなり分かりやすくなると思います。

    ※抜粋

    老人   未来の法律
    医者   法律の専門家

    少女   法律

    幸野   国民



    台本読んでて早速なるほど、と思う部分もあって面白い。。
  • 満足度★★★★

    意欲的な姿勢に敬意
    至近な事件を扱い、しかも「練りに練った」構成にしていることの、劇団の意欲に頭が下がります。この事件は、あまりにもマスコミ、「世論」(この言葉も曖昧ですが)に振り回され続けていただけに、それをどのように展開させるかと興味を持って魅せていただきました。
    両天秤にかけたものにしてしまったのかなと、やや不満足な点はあるものの、逆に言えば、バランスのとれた劇となったのではないでしょうか。
    その展開の仕方も、ノンストップの切り替えで、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。
    俳優さんの演技も、先に指摘されていた「気になる噛み方」の方の存在もわからないほど。きっとここを読んで必死に練習したのではないでしょうか。
    私には、むしろ「絶叫」の方に、ちょっとばかり「うんざり」してました。そんなに声を嗄らすまで叫ばなくてもいいのに・・・
    あとは、内容の感想です。

    ネタバレBOX

    光市の事件は、安田弁護士の選任、橋下氏の「やめさせろ」発言と、その後のバッシング現象、実名本の出版、一気に死刑制度存続に対しての感情的な世論の形成など、私たちを冷静にさせることなく、むしろ翻弄されつづけてきた事件だと記憶しています。
    私は「人間の判断は間違えるものだ」「冤罪は常につきまとうものだ」という理由から、死刑制度は廃止すべきだと考えています。もちろん被害者家族の感情も無視できませんし、死刑がなくなることで犯罪がはたして増えることはないのか、などということも心許ないものなのですが。
    あ、劇に戻ります。箇条書きに印象を。
    ①前半の「法学入門」。賛否両論あるでしょうが、これはこれで私には序章としてよかったと思いました。「罪と罰」、この二つを混同している風潮がありますよね。それに対する警鐘という意味でも価値はあったと思いました。
    ②老婆の誕生日を「5/3」にしたので、てっきり憲法の権化と思っていましたが、劇団の方に聞いたところ「死刑制度」とのことでした。聞き間違いだったのかもしれませんが、観ている客には、もっとすっきりとした演出でもよかったのでは。
    ③最後の台詞が「死には死を」のような内容だったと思います。これは別の台詞にしないと、せっかくバランス感覚で展開していた劇が、一気に「死刑は当然」に傾いてしまいます。ここはもっと含蓄のある言葉にしてはどうかなと思いました。

    とはいえ、観劇のあとで、光の事件、死刑制度について、あらためて学び直そうという意欲が湧いてきました。
    私にとってこんな気持ちにさせることは、観劇後になかなかないものです。
    ありがとうございました。リピーターになりますので、次回も期待しています。
  • 満足度★★★★

    後からジワジワくる深い内容
     正直なところ観終わった後の感想は『???』でした。
     舞台の説明を読んだときは、ドラマ要素がたっぷりなお話だと思っていましたが、実際は違っていました。

    (ネタバレ欄に書きます)

    ネタバレBOX

     実際は現代の裁判制度についてのストーリーでした。

     人の裁量で決まってしまう【罰】に携わる人たちと、いくつかのルールや死刑制度などの概念が擬人化された世界で、実際に起こった未成年による強姦殺人事件を元に展開されるお話。

     未成年の死刑判決は必要なのでしょうか?大きすぎる罪は、同じくらいの目に見える罰でなければ償えないのでしょうか?更生する可能性は皆無だなんて誰が言えるのでしょうか?それでも私だって大切な人が殺されたとしたら…。

     何が正しいのか、どれが真実なのか、社会生活をする上で必要なのはなんなのか。過去の歴史を振り返りつつ、あなたはどう思いますか?と問いかけられているような作品です。ほかのみなさまの『観てきた』を見ながら、ゆっくりと考えて、あー、そうだったのか。と考えさせられる舞台でした。ありがとうございました。

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