一年四ヶ月ほど前のものなのに、
パンの香りや雨森さんのキレイな涙や境さんの着物の柄や池田さんのスニーカーの裏の模様やタバコの煙がまっすぐだったことや間違って拍手しちゃうお客さんや誰かのぐーぐー鳴るお腹の音や。いい舞台って忘れないもんですね。
初日観劇。
時間堂、初めて拝見しました。作演の方は王子小劇場の職員なのだとか。終演後の誰でも参加可能な交流会で役者さんや作演出家の方とお話し出来て有意義でした。
満足度★★★★
人生が決まる話なのに
いい意味で変な緊迫感がありませんでした。
キレたときの叫び声などビクッとした瞬間はありましたが、暗くはならなかったです。
空気が全く乱れず、他のお客様もみんなで見守っている感じがしました。
舞台のスペースが最小限にして客席を少しでも多く取れるように配慮してあると感じます。
やはりお客様に観せていることをしっかり考えている劇団だと思います。
東京は劇団がとても多いのですから、切り口は違ってもいいのでこのように間口が広い劇団がほかにたくさんあってもいいのにと思います。
個人的に最近忙しく、観劇できるか難しかったのですが、やはり芝居のこと以外でも考えが広がると、純粋に来てよかったなーと思えます。
満足度★★★★
観ました。
私が座ってたとこからだと、外の芝居が全然みえず…。
ラストがイマイチでした。
もうちょっと座席とか考慮してくれた方が嬉しかったかも…。
女優さん達が皆かわいくて、
私もカラータイツを買おうと思いました(笑)
満足度★★★★
心地よいオルゴールの音
というイメージが、黒澤さんの演出にはあると思う。なんつーか、心地よすぎて眠くなってしまうんです(爆)時間堂の今回の公演も、お馴染みの役者陣で、その人たちがまた音に合った曲(セリフ回し等)で演じるので、決して誰もが幸せな話でもないのに、ほっこりきます。というか、飲食OKって、ほえー!と思った。映画と同じ、というコンセプトなら頷き。でもすげーなー。この値段でこの内容はお得♪
満足度★★★★
一見よくできたSF&心理劇だが、
初演と比べるとかなり印象が違う。今回は見たままを素直に受け止めるだけではなく、深読みをして裏を勘ぐってしまう作りに。107分。
満足度★★★
はじめからゆったりと
時間堂、初見。はじめの役者の紹介がなんとなくゆったりとした時間を作り出し、心地よかったです。ゆらゆら流れる時間の中で、とても繊細・丁寧に描写していると思いました。部屋を盗み見ているような面白い感覚に陥ります。最後の2人が上を見上げる場面が印象的。きっと月を見上げてるのかなと思いました。せつなさがこみ上げてきますね。でも結果的に全員幸せになれるのかな。1本の小説をまるまる読みきったようでした。リョカ.の役者さん方も印象に残る方ばかり。そちらの本公演も気になりました。
居やすい。受け入れやすいのです。
観ていてふっと集中が途切れる事があったのですが、すぐにまた見入れました。途切れたのは芝居に飽きたからではなく、日常での会話で気休めがしたくなる時と同じ様な感じ。観劇をしていたという実感があまりなかった。あれだけ楽な気持ちで客席にいられたのは不思議な感覚でした。観劇に不慣れな人を誘って行ってもきっと大丈夫。
満足度★★★
人間の様々な感情や思考のやりとりが楽しめます。
自己実現の欲求。希薄な根拠。
挫折。後悔。本音。恨み。そしり。面食らい。
人間の様々な感情や思考を引き出す仕掛けの
ニュースタイル演劇。
満足度★★★★★
素敵な演劇です!!
前回の公演「proof」も観劇しましたが、時間堂の公演は決して派手なものではありません。1,800円(シネマプライス)という映画と同じ値段で、生(なま)のロングラン公演を行なう。それだけでもすごいと思ってしまうのに、今回の公演でも音響や照明、舞台美術といった装飾ではなく、役者さんの演技力と脚本・演出の才能をストレートに感じることが出来ました。主宰者の小劇場演劇に対するポリシーに賛同される方には、特にご覧頂きたいと思います(私もその一人です)。
満足度★★★★★
おもしろかったー
今回は、「月並みなはなし」再演ということでした。以前に初演の時の女優さんに舞台裏のエピソードを伺ったことがあってもの凄く観たい作品だったので再演嬉しかったです。
そして、期待以上に良くできたお話と舞台でした。
どうもありがとう。
満足度★★★★
時間堂史上、一番おもしろいです
初演のときのもみましたし、本番前に通しも一回みさせていただいたので、コレが三回目の観劇。「月にいきたい」だなんていうよくわからない願望を、ちゃんと時間内にお客さんに「ああ、そういうことなのね」と理解させてしまう、トリッキーでロマンチックで理知的で丁寧で、とにかくとても面白い脚本です。
満足度★★★★
導入から、素敵な観劇体験。
ワークインプログレスと比べても数段面白くなっていました。
それ自体も演劇的に面白い、印象的な導入は、今まで他でなかったのが不思議なくらいです。すーっと誘ってくれます。
時々、演劇だということに気付いてびっくりする自分がいるくらい、集中力も距離感も心地よく。笑って、感じて、そこに(物語世界でなく、演劇空間)居させてくれます。
月曜まで。お薦めです。
満足度★★★★
極上の拾い物
時間が空いたから、ふっと立ち寄った王子小劇場。
気になってるけどこの値段は払いたくないという芝居は多いけれど、
この値段でこれほど良質の芝居は観たことがない。
素敵な時間を過ごせました。
満足度★★★★★
いい!!
いや~!本当に良かった。演出・脚本良かった!!再演と言うことで前作を見ていないのでちょっと不安でしたが最高!!制作の方の心配りも良かったし・・・・。演者の演技も最高!
この値段でこの作品に出会えるなんて私は幸せものです。
満足度★★★★
逃げ出したくなる
『「補欠がでたので、一名の代表者を選んでください。制限時間は60分」 信頼しあい、助け合ってきた仲間たち。だからこそ一人は月へと送ろうと、お互いを労りあい、傷つけあいながら話しあう。』リアルにこんな場所に居合わせたらどうだろう。60分という確かな時間、僕も一緒になって、笑って、困って、
悩んで、泣いた。本当にその場から逃げたしたくなるくらい、良い劇でした。