満足度★★★★
初心者から観た感想。
番外編と本編との二本立て。一回観ただけでは頭が追い付かない部分があったけれど、二回目でようやく二つのお話の繋がりが見えました。
番外編クロッシング・マナーはあらすじの通り笑いありの内容で、所々笑いました。初日と千秋楽を観たのですが、一回見たはずなのに、初日にはなかったネタが千秋楽に現れたりと先の展開を知っていても笑われずにはいられませんでした。ですが、少々やりすぎたのか、役者さんたちも笑いをこらえきれず台詞を噛み、ぐだぐだな状態になってしまったのは少し残念です。
本編C.C.Cは番外編とは打って変わってシリアスな内容。重々しい雰囲気でありつつ、キャラ一人一人の個性がしっかりとしていて最後まで目が離せれませんでした。特におもちゃの人形の三人組が可愛くて、暗い雰囲気を吹っ飛ばしてくれる三人の遣り取りが好きでした。
バンタムの舞台初めて観ましたが、面白かったのでまた機会があれば観に行きたいです。
ただ、気を付けていただきたいことは開場・開演時間の遅れ。
初日は仕方ないかなと思いましたが、、三日目にしても改善されてなかったので今後はできるだけスムーズにいくようにしてほしいです。
満足度★★★★
物語に引き込まれる
本編、番外ともに2回観ました。
番外は最初は探り探りな印象を受けましたが、2回目は役者さんたちも吹っ切れた感が見えました。
ただやはり70分とボリュームが少ないのでさらっと終わってしまった印象は拭えません。もう少しはっちゃけてくれてもよかったかなと思います。
本編は120分という時間の長さを感じないくらい、特に後半は、物語に引きこまれてしまいました。自然と登場人物に感情移入してしまい、自分でも気が付かないうちに泣いていました。
贅沢を言うと、少しきれいにまとめすぎたかなーと思わなくもないです。もうすこし毒が強くても良かったとか、もっと余韻を残すような終わり方も出来たんじゃないかとか思います。最後のサンタの件は、蛇足感がありましたし。(まぁ、あそこは脚本の細川さんのどーしても言いたいことだったのかなとも思いますが。)
舞台内容と関係ないところですが、初回ならまぁしかたがないと思えますが、開演時間が遅れるのはあまりよくないですね。
それと、パンフレットの文字組がひどいので、もっとちゃんとしたほうがよいです。読む気なくします。
力のある劇団さんだと思うので、細かいところにも気を遣って、がんばっていってほしいです。
満足度★★★★
メリークリスマス!
7日に本編と番外編を観劇しました。
家族を愛する者たちの、切なくも暖かい物語です。
兄弟がいる人は、自分の兄や弟の事を思い出すのではないでしょうか
瞬きする間も惜しく、最初から最後まで目が離せない作品です。
満足度★★★★
大人向けファンタジー。
『Crossing,Christmas,Clearance』を観劇。非常に完成度の高い作品でした。正攻法な作風でほぼ素舞台、しかも長尺(130分)ながら全く飽きさせない巧みなストーリー展開と役者陣の演技、見事でした。
ただ個人的な好みで言ってしまうと、やや整然とし過ぎな印象も…。どちらかと言うと荒さが残るほうが好きなので。きっと短篇と合わせて観ると印象も違ったんだろうなぁ。
満足度★★★
濃厚な物語
密度の高い物語を丁寧に描いていました。
いろいろと物足りない部分もありましたが、濃厚な時間であったことは確かかと。
演出等は好みでしたし、役者さんも素敵な方がたくさんいらっしゃいました。
椅子とテーブルくらいしかない舞台上に、その場面の情景を鮮明に思い浮かべさせてくれるような音響や照明も凄く良かったと思います。
満足度★★★
物足りなさが残った
番外公演短編作品クロッシングマナーを見てきました.初日の第1回目ということもあり、誘導もうまくいかず、開演の遅れもあり残念でした。短編で70分の公演ということでしたが、実際は50分ぐらいで少々物足りなさが残りました。本公演の方をを見せていただければこの劇団の印象も変わったことでしょう。
満足度★★★
かっこいいです
『Crossing,Christmas,Clearance』『クロッシング・マナー』両作品2回ずつ観てきました。どちらを先に観たほうが良いかは人それぞれなんですが、私は番外編→本編の順で観て「あぁ、ここであの出来事かぁ」とわかりやすくしっかりリンクされてます。男性陣みなさんハマリ役でかっこいいです。銃口を各々に向ける場面が何度かあるのですが、微妙にズレがあるので、それがスチャッ!とキレイに揃うとまた迫力も増しそうです。しかし良かったです!2回ずつ観て正解だった!!
しかし、物販がひどいと思います。あると聞かされてた物が初日から2日ぜ2なく、なぜ間に合わせられなかったのか、そこは不満しか残りません。正直、悔しいです。
満足度★★★
人柄だけでは
「Crossing,Christmas,Clearance」を観ました。
設定は1960年代とのことですが、なにやら古めかしく、もっと昔のような感じです(禁酒法時代を描きたかったのか?と思ってしまった)。時代考証が曖昧なため、どうもしっくりきません。加えて、うまく雰囲気を作れない役者さんが多く、表面的な芝居になっているのが残念でした。
ただ、この舞台の関係者の人柄は良いのだろうということはわかりました。
『C.C.C.』&『マナー』
本編と番外編の両方観させていただきました。
本編は、色んな想いが正にクロスした作品で、それぞれがそれぞれを想うんだけど行き違いもあり、それでも最後には心が温かくなるような素敵な作品でした。感動しました!
番外編はずっと笑いっぱなしで、役者さんたちの本気のお遊びが楽しかったです。
客席のぎゅうぎゅう詰めが少々しんどかったですが、舞台そのものは素晴らしかったと思います。