cogito 公演情報 cogito」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    あの荻野貴継氏主宰の企画体が、哲学対話とか言う面白気な物をやっているな、と見ていたが二度見逃し、今回は舞台作品を上演との事で漸く観劇に至った。哲学何がしは今回もやるとの事でそちらも期待。
    芝居は1時間程。夜の森らしき場所で(さわさわと微かな音)、二人(男と女)が行き交う。女性は通勤路として用い、男性は秘めたる遊戯(泥遊び的な)のためやって来る。交錯する二人の始まるともなく始まる対話、関係(のやうやもの)が、世の常で男からのアプローチで始まるのだが。。暗がりで出くわしたりニアミスしたりする様子も観客は見て、どことなく森を取り囲んでいるだろう社会を意識するとも無く意識する。そこから「ここへ来た」二人が、何かを確認し合うのか、し合えるのか・・そんな事を自分を振り返りながら夢想する。舞台が想念に誘う優れた仕掛けであるのは、光と音、俳優により夜のしじまの森が現前するからである。その心地良さのせいで舞台上の現象をうっかり見逃す事も。芝居の結語が何であったかは覚えていない。
    この芝居は例の哲学対話から生まれたとの説明であったが、芝居が終わると簡単な説明があり徐ろにそれが始まった。一つのテーマで対話をする。発言は自由。沈黙も一つのあり方だ。主宰がテーマを決め、一人三十秒、スタートして15分後に終了。二人の俳優もマイク係で加わり、自ら発言しても良い。
    この内容は割愛するが、興味深かった。主宰がこれに執心である理由も考えも知らない。かつてワークショップが重宝された時期があったが、他人と知り合う手法であるWSに対し、こちらは一期一会である。学校教育でこうした実践が欠けているとの指摘を思い出した。
    以前行っていた「対話」は俳優のパフォーマンスを前置してこれを肴に喋る、というものと想像していたが、今回はそれはなかった。二つを接続する何かがあれば一つ体験として刻まれたのでは、と思わなくなかったが、対話の主役は観客なので予測不能、細工は不要と判断したのかも知れぬ。
    この試みがこの後どう発展するのか密かな楽しみに。

  • 実演鑑賞

    公演は二部構成、一部はチラシにある説明の物語。ニ部は観客も加わった哲学対話。千穐楽に観劇したことから、「おわり」とは というテーマ。発言してもよし、しなくても構わない。けっこう多くの人が発言し、なかには複数回 発言していた方もいて参考になった。同時に自分の考えもまとまった気がした。

    ほぼ素舞台。楽園の中央にある柱の下の周りに芝と石。舞台上も含め 囲み客席で 中央に丸太2つ。上演後 哲学対話がしやすい配置になっている。また観客は「石」という設定らしい。そういえば当日パンフの重しに石が置かれていた。物語がもっと人の機微に触れ、想像力が膨らむような空間演出が出来れば…。多少の間(ま)があっても、それは物語の余白であり余韻。小説でいえば行間を読むといった感覚だろうか。

    物語は、偶然同じリックサックを背負った 見知らぬ女と男が 街中の公園で出会う。観客は石であるから、公園内(客席通路)を上り下りする。お互いが気になるが話しかけるキッカケがない(間の広がり)。男が裸足になって、直に土の上を歩くといった行為を通して、「感動」「もやもや」といった心の在り方を語り合う。いつの間にか2人の会話は現実と幻想、「生きること」「死ぬこと」といったことが交錯し、曖昧なまま哲学問答へ繋げる。上演内容を深化させるような手法に思えた。
    (上演時間1時間 上演と対話の間が休憩か)【A】

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    Aキャストの回観ました。夜の公園での会話劇は、前回公演と大きく変わっていないけど、より間が大きくなった気がしますね。アフターの哲学対話は結構活発で、色々と参考になりました。こっちがメインなのかな。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    二部構成の舞台でした。前半はスタンダードなふたり芝居で後半は哲学カフェ的な談話会。「もやもや」についてフロアー参加型でみんなで考察した。この劇団さんのステージは今回で2回目で前回も同じような構成だったけど、哲学で他の劇団と差別化しているのはいいですね。前半の舞台をもっと哲学チックなものにするともっと劇団のカラーが出るかなーと思いました。

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