満足度★★★★★
和服はイイ!
小さなアトリエでの公演でしたが空間の使い方がすごく良く、心地のよいイヨネスコを楽しむことができました。
何度か「授業」は観たことがありますが、和装の芝居は初めてでした。マリーがお茶汲み人形になったりして面白かったです。そして教授のトレードマーク蝶ネクタイも似合っていました。もっと東京で公演して欲しいです!!
満足度★★★★★
静岡の劇団のレベルの高さ
登場人物3人は総て和装。無論、教授が赤い蝶ネクタイをつけている等アレンジはある。木遣り歌が入る中、日本の伝統演劇である歌舞伎の型のように様式化された動作で、教授の蛮行が、都合三度繰り返される。
マリーが逸る教授を抑えるようなポーズを取り続けるうち、一度目は、最もスローモーに、二度目はやや早く、三度目は更に早く、教授が、女性徒を刺し殺すシーンが繰り返されるが、一回毎に、演者は各々の位置で足を小刻みにずらしながら回転する。無論、この動作によって時間の経過を表し、複数回同じ動作を繰り返すことによって、この行為が永続していることをも表現している。徐々にスピードが速まるのは、教授のエキセントリックな行為が、進化し深まり続けていることを表現していると取れよう。
ところで別件:今月末6月28日から30日まで“ふじのくに野外芸術フェスティバル”が静岡県で開催される。今回“授業”を演じた劇団渡辺も“羽衣”という作品を上演する。詳細は、以下のURLで調べて欲しい。http://www.spac.or.jp/yagai2013_top.html
満足度★★★★
面白かった
海外戯曲を和風に表現し,それが見事にマッチしている。面白さと狂気とが詰まっている感じ。60分がホント早く過ぎて行った。静岡からこのフェスのために来ているとのこと。駐車場代が6800円でそのために缶バッチを販売しているという。駐車場代に足りたのだろうか?そちらもちょっと気になっている。
満足度★★★★★
無題741(13-167)
19:00の回(雨)。18:45受付、開場..なんだか夏祭りのような雰囲気。「授業」は一度だけみたことがありまして、(そのときは)もうみることはないだろうと思った作品で、なんだかよくわからないながら女性がたくさん殺された...というお話が緩い空気の中で展開されたのでした。
今夜はにこやかな受付、静岡だからの「お茶」をいただいたり、真ん中に座っていらっしゃる男性の首には真っ赤な蝶ネクタイ、和服の3人、三方の壁に貼られたポスターのようなペーパー、日の丸がど真ん中、国旗、TIMEの表紙、アメコミ、雑誌表紙、「お茶のしずおか」...SENTIOらしいといえばらしい。
19:00「さて」の一声で開演、「ピンポーーーッッン!!!!」...たぶん此処で聴いた一番大きな声~20:01終演、21:26アフタートーク終了。滑稽な動き、一見ちぐはぐな会話、アフタートークでの「画像検索」の採りあげ方などどれも面白かったです。