満足度★★★★
高校演劇
演劇自体のクオリティの高さは他の方も述べられているので、そこはお任せするとして。
15時の回を観に行ったのですが、アフタートークで柿喰う客の中屋敷さん登場。
そこでの話が非常に面白かったです。
一言で言えば、「高校演劇なめるな」。
もっとスパークして欲しかったなぁ。
満足度★★★★
「最後の一歩!」
パンフレットにあるように
「オトナだからと言って高校生より面白いモノが作れるとは限りません。
高校生に高校生の情熱と可能性があるように、オトナにはオトナの意地と知恵があります」
そのために、「オトナの俳優が演じるだけでなくオトナの演出を加えた」としている。
柴幸男さん作の「あゆみ」はひとりの女性の一生を10人で描く演出で、
畑澤聖悟さんはそれを高校生向けに潤色、8人で演じた。
今回工藤千夏さんはそれを大人の一人芝居に仕立てている。
若い世代から見た“女の一生”を、成熟した女性が演じるとどうなるのか。
満足度★★★★
熱演
初めの一歩の延長として人生の歩みがある、という発見を通して綴られる一人の女、あゆみの歩みと弘前という街の歩みを当然重ねてタイトルがつけられているのかと思いきや、独り芝居で其処までの延長性を求めることは、酷だったようだ。あゆみ誕生から死までの誰にでも起こる典型的なエピソードを“歩く”という行為の受け渡しに纏めて書かれていた本来の脚本を、独り芝居の無援と孤立という形で舞台化し、其処に母からの視点を照射することでメタレベルの表現に昇華した。
満足度★★★★★
「あゆみ」が大人の一人芝居に
工藤千夏さんの脚本・演出で「あゆみ」が大人の一人芝居に。満席のスズナリの舞台に、一人、工藤由佳子さん。泣き過ぎた。残すは5月5日15時の回のみ。