La Vie en Rose エディット・ピアフと八人の男の話 公演情報 La Vie en Rose エディット・ピアフと八人の男の話」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    ピアフの実存
     ピアフの生きざまに感激。だが、内容的にはピアフにおんぶにだっこであった。(追記4.22)星4つはあくまでピアフへの評価があってのこと。

    ネタバレBOX

     ピアフに助けられた親子の話が出てくるが、赤子を捨てようとした母親は、ピアフから貰った100万フランで生活を立て直し、まっとうな人生を歩んだようだ。その娘は、名をエディットという。無論、母が、ピアフの名をつけたのだ。それで、娘が、ピアフと関係の深かった8人の男にピアフの人物像を尋ねる、という設定になっている。
     素人とはいえ、社会的に成功している人達ばかりが、出演しているので、若干、かむシーンのあった人が居るとはいえ、無難にこなしている。だが、芸術をなめてはいけない。アーティストは、別に良い子ではないのだ。誰一人、己を曝け出していなかったではないか! そんなレベルでピアフを演ろうなど、彼女に失礼である。
     特に、最後に歌われた曲は、Non je ne regrette rien.だろう。日本のシャンソン事情は知らないが、自分の指摘が正しければ、あんな訳にはならないのではないか。何も後悔しない、という凄まじく強い歌なのだから。この点でも、ピアフのみならず、フランス文化移入に問題があるように思う。
     ただ、救いと言えば、ピアフの凄さが、伝わってきたことであった。
  • う~ん、、、
    素人が舞台に立つ、その面白さを観る事ができるかと思い足を運びましたが、そのような部分は見出せませんでした。
    それだけ、そつなく素人が演じているという言い方もできなくはありませんが、プロに求める演技を素人に適用しただけでは、やはり単にプロ未満の素人演技と言わざるをえません。
    私が観たかったのは、演劇の嘘を食い破るような、素人の実人生から出てくる存在感。それが少しでも見えれば、たとえ完成度が低くても、私は絶賛したと思います。ですが、そこに向けて舞台は作られていなかった。
    なぜ、この企画を立てたのか、表現面からは少しもわかりませんでした。企業経営者たちの起用ということを考えると、製作・興行面で考え出された企画なのでしょうか、、、、

    ネタバレBOX

    また、エディット・ピアフ役の歌手:廣嶋さやかさんも、まったくエディット・ピアフには見えませんでした。
    廣嶋さやかさんのコンサートだと言われれば、何の不満もありませんが、これは劇の中での歌なので、似てるとか似てないという意味ではなく、ピアフの凄みが見えないと舞台として成立しないと思いました。
    また、舞台のストーリーの時間経過と共に、ピアフの歌の深みや陰影は変わるはずなのに、それが全く演出されていないのも、なぜだか理解できませんでした。
  • 満足度★★★

    内容は説明通りでした
    う~ん、いまひとつに感じたかな。
    歌は生のピアノ伴奏で素敵だったのですが、
    原語にて歌ってくれた方が迫力あった・・・・。
    日本訳での歌はパンチが今ひとつと思った。

    演劇と無縁な方々の演技な分、
    効果音などのサポートも多くしたほうが良かったのでは?。

    (1時間45分)

    ネタバレBOX

    初日は終演後に¥1000で交流会ありでした(出ていません)
    ランプとか中央部の額縁などは雰囲気良かったんだが、
    もすこし環境や情景への説明は必要と思われましたです。

    小劇場界では珍しいスーツ姿の方が前方の方に固まったりしていたので、
    企業の経営者の力(影響力)は強いもんだねっと思いました。

    役者を経営者にしたのは集客力を期待して? と思ったさ

  • 満足度★★★★

    楽しめました♪
    男性たちの語るピアフの想い出を聞きながら、彼女を連想することができ、
    また、合間に彼女の歌が入るので、内容が重たくなりすぎず良かったです。

    ひとりずつ語って行くというシンプルなお芝居なだけに語る方の力量が
    問われるように感じました。

    ジーンとくるところもあり、楽しめました。

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