ドブ、ギワギワの女たち 公演情報 ドブ、ギワギワの女たち」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.1
1-12件 / 12件中
  • 満足度★★★

    ハコが広すぎたか…
    「総務VS経理!」不条理OL戦争勃発!
    ギャグと小ネタ満載の、劇団「毛皮族」テイストそのままで
    展開するシュールな世界が小劇場から飛び出した。
    (ほぼ)女優だらけ、エロさ全開、パワフル!で楽しみました。
    ただ、劇場が大きくて広かったいせいか、
    やはり下北沢の駅前劇場かOFFOFFシアターくらいの小劇場とは違って、
    いつもの、猥雑な熱気がこもってギラギラして舞台と客席の空気が
    一体となるような感じは無かった。

    また、総務部のカシラの女優さんの、やくざ風セリフが
    いまひとつ身についていないようで(落とし込めていないようで)、
    声が上ずっていて気になりました。(よく噛んでたし。)

  • 満足度★★★

    シュールで不条理でした。
    とても賑やかで楽しい舞台でした。OLや主婦の不満を過激に表現したら、このような舞台になる気がしました。

    ネタバレBOX


    表現方法はともあれ、総務課対財務課、社内不倫、業務上横領や婦人会の揉め事など、デフォルメはあるものの面白い展開でした。

    演出は、明るい狂気という表現にぴったりだと思います。ダンスやフィナーレの大騒ぎなど、女性ならではの華やかな感じが良かったです。広い舞台を上手く使っており、比較的小柄な女優陣の存在感が大きく感じられました。

    ただ、下品とも感じました。濡れ場はともかく設定や流れにも泥臭い感じがあり、本能的な印象を受けました。好き嫌いが極端に別れる作品だと思います。楽しい場面も沢山ありましたが、一番ウケたのが転換トラブルだったのは気になりました。

    スタイルがいい女優陣が多く、とても華がありました。演技ではオカマっぽい主婦の佐々木さんが印象的でした。買い出しで揉めるのが面白かったです。ただ、滑舌や発声が悪い方も多く、セリフが聞き取れない場面も多かったです。高いヒールで軽々と動くのは流石でした。転換トラブルの際も出演者みんなで力を合わせて乗り切ったり、応援したい気持ちになりました。

    最後は舞台上に雨が降ったり、途中も滑りやすい舞台で、実際に転倒も何度かありましたが、素早く演技に戻る姿は好感が持てました。開演前から暗幕にメッセージが表示されていたり、女性らしい可愛らしさを感じました。スタッフワークも良く、気持ちよく拝見できました。千秋楽に華やかな大舞台を見せて頂き、ありがとうございました。お疲れ様でした。

  • 満足度★★★★

    確かにピンキーバイオレンス
    女子力の勢いを見せつけられました。

    ネタバレBOX

    写真集出して、ショムニに出て、写真集出して、2007年THEATER/TOPSでの『明日にかけるはし』は割り箸工場の話、私の中の小橋めぐみさん、懐かしく拝見しました。

    総務部と経理部の対立、経理部長と総務部トットちゃんの社内恋愛、トットちゃんに横恋慕する係長の盗撮騒動、経理部長の横領した10億円をトットちゃんが保管、その金を巡る詐欺騒動、総務部と経理部の全面戦争で10億円は焼失、浮気に怒った奥さんが斧を持ちだして殺戮、そんなメインの話に町の清掃活動のドタバタや先輩後輩のOLさんが絡んで、出演陣のほとんどが女子のぶっ飛んだ話。

    こういう世界もあるのねと、たまにはいいものです。

    どうせ見せパンだし、ちょっと遠いし、エロではありませんでしたが、とにかくスタイルのいい人のパンツ見せまくりは色っぽくて嬉しかったです。
  • 満足度★★

    劇場サイズに合っていない公演
    とある会社のOL達の姿を漫画的なハチャメチャ感と潔いエロティシズムで猥雑に描いた作品でした。

    総務部と経理部のヤクザ抗争の様な戦いと、清掃活動を行う地域の婦人会の会長選挙の2つのエピソードが次第に絡まり合う展開でしたが、宣伝文句にある社会派な要素もバイオレンス性もあまり感じられませんでした。

    いかにも小劇場的な内容の作品で、劇場が大き過ぎる為になかなか観客を巻き込むことが出来ず、中盤頃までは舞台と客席の間にかなりの温度差が感じられました。細かい小道具を用いることが多くて何をしているのか分かり辛かったのも残念でした。
    足を滑らせて転んだり、クライマックスで降る雨を受けるための大きなトレー状の大道具が引っ掛かって動かず出演者・裏方スタッフ総出で動かしたりといったハプニングの方が、作り込まれた笑いより面白かったです。

    舞台全面を遮るカーテンと移動式の各シーン毎のセットを用いて素早く転換しているのに流れに停滞感がありました。
    マイクがハウリング気味な時があったり、BGMやSEのタイミングが合っていなかったりと、音響があまり上手く行ってなかったのが残念でした。

    演技が固いキャストが多かった中、毛皮族の柿丸美智恵さんや江本純子さんは自由自在な演技で魅力的でした。

  • 満足度★★★

    抑え気味?
    基本的にはいつもの感じではあるけれど、露出とカオス度は控えめ。映像の使い方も最近の流れと比べると物足りなさを感じてしまうし、空間が広い分カオス増量を期待しすぎたのかも。何かブレーキがかかる要因があったのかもしれないが、ならば全体的にもう少し整えてあっても良かったかな。ただラストは◎。

  • 満足度★★

    平常運転
    話と進め方はいつも通りでいつもより露出少なめ。前方は男性客ばかり。
    可愛く美人な皆が主役。全員にスポットをあてるため話が長くなる。
    柿丸さんの千代丸、小橋めぐみさんのトットさん、江本さんのチャーリー&四街道部長がキュート!
    やはり毛皮族の皆様に目が行きました。

  • 無題652(13-077)
    14:00の回(曇)。13:55会場着、すぐ中へ(指定席)。2月、毛皮族「ヤバレー(高円寺1)」をみたときにチケットを購入しました。ここは初めてで、すぐ横の「体育館」でLiveをみたのは…1995/11のRainbowが最後。かなり大きな会場(高円寺1は約240席、AiiAは約830席)。最前列の椅子下には水避け用のビニールシートが用意されていました。開演前、緞帳に映っているのは「あとでね」と思われる文字…今回も揺れていてよく読めない。14:05前説、14:09開演〜16:21終演。正面壁に映像、舞台上にはいくつもセット(経理部、総務部、密室である給湯室、ドブ、公園等)が登場。毛皮族の本公演「ヤバレー」と比べると露出度は1/10くらいでしょうか、抑え気味。トット役の小橋さん、「美人税(2010/9@スタジオモモンガ)」でみていました。

    ネタバレBOX

    お話は大味、うす味で、役者さんの個性(身体的にもキャラクター的にも)を楽しむものでした。高野さんの挑発ぶりは健在。
  • 満足度★★★

    ドブ、ギワギワ
    初日を観劇させていただきました。印象としては、もう少し小さめの劇場で観たかったかなと…出演者の人数や舞台セットを考えると妥当な広さなのかもしれませんが…。エログロ余り得意ではないので、警戒していたのですが不快な感じではなく、女性でも観やすいかと思います。綺麗なイケ女いっぱいです。

    ネタバレBOX

    OPダンスも映像との組み合わせで格好良かったです。ラストも圧巻でしたが、舞台上で雨を降らせる手法?は江本さんの演出ではよくあることなのでしょうか?もっと全員びちゃびちゃでもいいのかな〜なんて思いました。あとちょっと笑いどころが分からないネタもあって、それは世代差かなと。私は個人的に営業部の石川と柴田が好きです。スキーウェアに白のハイレグは自然すぎて最初気付きませんでしたが、笑いました。
  • 満足度★★★★

    面白かったですよ!
    初「毛皮族」だったのですが、これが「毛皮族」って言っていいのですか?
    それだけ先輩さんに聞きたいです。

    AiiA Theater Tokyo、初めて行きました。
    事前の調べでは渋谷駅から徒歩10分だったのに、加齢のためか15分ちょっとかけてようやく辿り着き、喉乾いたからシアター内のホットドック屋でビール飲もうって一杯ひっかけたのが、良かった。ほろ酔いでみるとすっごい楽しかったです。
    ちなみに、そのホットドック屋は玉ねぎとピクルスが「ご自由におかけください」で、シャア少佐盛り(通常の3倍)むちゃ美味しく頂きました。

    お芝居は、きれいな女性たちの身体をはった演技、堪能させてただきました。
    矢吹さん、柿丸さん、高山さん、個人的にすごく好き。
    できたら本多劇場あたりで観たかった気もするけど。
    また観たいです。毛皮族。

    それにしても、みんなパンツ見せすぎ!!
    必然性のある人からない人までみんな見せていますパンツ。無理やり脱いでる脱がされてる(笑)
    最後にゃ、経理部の彼女、舞台でパンツ脱いでたたきつけて、「ノーパンだっ! 」って(爆)

    その潔さには、大笑いしたのですが、帰りの電車ではしみじみと、白木屋火事で腰巻の中を見せられなくて飛び降りられず逃げ遅れた女たちの無念に思いを馳せました。
    って最後の一文は嘘です。ごめんなさい。

    ネタバレBOX

    総務部と経理部の仁義なき戦い風のやり取りが、個人的にすごく好き。
    バブルの匂いがするからでしょうか。
    「OLがシュレッダー怖がるな!OLの指は詰めてナンボや」とか、「数えても数えてもお金が合わない!」ってのは、フツーにOLあるあるで、笑えました。
    性交を「にゃんにゃん」というあたりでは、江本さんと同年代だと察しました(笑)

    終わった後、私の隣の年若いカップル(未だ性交なさげ)が、しばしの沈黙の後、
    女「なんか……」
    男「なんか、すごい、コメディだったね」
    女「あ、うん。そうだね」
    と、無理やり笑いつつ挙動不審だったのが初々しくもあり見ていて楽しかったです。

    普段、下ネタは嫌いですが、これは許せる下ネタでした(笑)

  • 満足度★★★

    惜しい!
    2時間10分くらいでしょうか。少し長いと感じました。ラストはよいと思うんですが、途中、もっとカオティックにクレイジーにできたのではないでしょうか。
    露出的にはあれで充分だと思いますが、「はっちゃけ」感が弱いのかな。
    もっと突き抜ければ、観ているこちらも頭のネジを何本か外して「よく分からんけどイケイケ~」って気持ちよくなれたと思うのです。なんか惜しいですね。
    劇場はもっと狭い方が合っていると感じました。

    ネタバレBOX

    「ドブ、ギワギワ」ってどういう意味かよく分かりませんが、一部の登場人物を除けば、ドブを引き合いに出すほど「際」にいる女たちに見えないんですよね。意外と「普通」なんじゃないかなぁ。
  • 満足度★★★

    初見
    あまり感じなかった。
    内容があまり好きではなかった。

  • 満足度★★★★

    期待以上
    初日観劇。
    広い舞台を使いきったスピード感あふれる演出。
    ビジュアルが楽しめるエログロ。
    主宰江本氏の稀なる才能を感じた。
    300~400のハコで演れば、
    エログロがより強調されたかもしれな。

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