満足度★★★★
感動の作品になってました
いやー,これは面白かった。いくつものストーリーが絡み合って,最初の幹へとつながっていき,最後は感動をもたらしていきます。けっこう,ツボにはまる笑いの個所もあり,2時間強も気になりません。それにしても,一人で何役もこなし大変だったろうな。ご苦労様です。また,今回は綺麗な女優さんもたくさんいて,とっても楽しく観れました。それにしても,よくこんな物語を想いつくよな~,感心してしまいます。
満足度★★★★
これは,とてもおもしろい。で,感動的ないい作品だった。
『未確認の詩』ウタを,王子劇場で観た。これは,とてもおもしろい。で,感動的ないい作品だった。
まず,出だしでびっくりする。そこは,野球場であって,名投手と名バッターの対決があるのだ。観客は,応援して来たバッターの引退試合で,最後の活躍を期待していた。緊迫する三球めで,ホームランが出るのだ。これは,さほど意味があるシーンとも思われないが,じつは,たいへんな意味があったのだ。
『未確認の詩』は,全編SFファンタジーが展開される物語である。というわけで,地球上で起きている出来事も,宇宙で,すべて確認されているわけだ。地球で起きていることについても,ときどき,宇宙の事情と交錯しながら,話が展開していくので,飛躍しすぎて理解できないことも多々ある。でも,なんとなく,この手の演劇は,テンポよく楽しんでいくとすっきりするものだ。
何かにこだわる。ひとりの刑事が短パンをいつもはいているのだ。この点について,ボスが,全員に疑問を投げる。すると,短パンを自分もはいてみたいと思う者もいる。一方,刑事が短パンでは,しまらないという者も出て来る。その後,短パンは事件に巻き込まれているので,仕方なく短パンだった!のだ。ここで,なぜか,宇宙警察も捜査に協力し始める。
村の解体を招く契約書に,サイン捺印はできない。その場所に,もし,今でも狼が住んでいたら,その絶滅を救うべきだ。いや,そこに,狼などいるはずもない。月が出て,吠えていたのは,村人が隠して育てて来た人狼,人であって,狼である娘だった。
人一倍,聴覚が発達した宇宙人の存在。この女性が,何でもかんでも盗聴してしまうので,地球の人たちには,驚くばかりだ。その世界では,かえって,うわさ話がなくなり,結構平和で,しあわせだったとも言う。どこか,わかるような真理だと思う。
最後は,感動のシーンで終了する。こずえは,弟が,ホームランボールをキャッチしたと,精神科の先生に何度も言うので,過去のビデオを調査した。でも,ホームランボールは,隣で缶ビールを飲んでいたおじさんが拾っていた。とても,良く出来ていた。わかり易かった。論理的にまとまることばかりが,演劇でもない,のかもしれない。
満足度★★★★
癖になる味わい(笑)
「肩肘はらずに気楽に観て」という雰囲気を感じる舞台。
いつもながら不思議な魅力のある芝居だ。
なんだかんだで楽しい気持ちになるんだよなあ(笑)。
上演時間約2時間。
満足度★★★★
バカバカしさ(?)が・・
何とも言えず面白かったです。この心地良いふんわりした面白さって不思議だなぁと思いました。色々なキャラが面白すぎて、本来のストーリーが何だったのか?と思ったりもしましたが、最後はしっかりとまとまっていました。何度も笑い、気持ちの良い2時間でした!
満足度★★★
どの世代にも
この所、重い作品ばかり観ていたので息抜きになるような作品であった。というのも、明るいホームドラマ風のテイストに詰め込まれた、一般人が夢見るレベルの本質的な事と生きて行く為に必要な希望が、殆ど屈折なしで描かれていたからである。
今回が20回目の公演であり、それなりのロジックとフィジカルなレベルでの加工は、充分にこなされたシナリオで、役者陣の演技もそつの無いものであったが、尚、高いレベルを目指すのであれば、夢見るレベルではなく、夢を夢見るレベルで作品を書くという所迄、作家は、自らの哲学と存在のレベルを掘り返して欲しい。それができれば、一皮どころか、二皮も三皮も剥けた作品世界を成立させることが可能であろう。
満足度★★★★★
B級のA級
あいかわらずの肩肘のはらないライオンパーマ。
観客席も「おもしろいもの見せてくれるんだよね」
的な感じはなくて、全体的にふんわりお祭りの日に
屋台のまわりに集まってきた雰囲気。
なんか美味しいものでもあるのかな。
ライオンパーマは演劇界の富士宮やきそばです。
B級のA級。
なんだかややこしい表現だけどそんな感じ。
満足度★★★★
大満足!!
痛快、痛快!! 一見ばかばかしさの中に メッセージも詰まっていたりして 本当に楽しめました☆
こういう楽しい作品を観ると、帰り道も ウキウキ気分で帰れます ^^
満足度★★★★
ギャハハハッ!面白かった!(*´▽`*)
今回も次々におもしろキャラが登場で、あぁぁ~楽しかったぁっ!♪ヾ(*´∀`*)ノ会社でのストレスがぶっ飛びました!ありがとうございました☆彡(*^_^*) (詳しくはブログで)
満足度★★★★★
現実も捨てたもんではない
特に短パン刑事や銀河警察?の宝塚系の
方が印象に残っています。
最後に現実の限界云々・・という台詞がありましたが、
あれをみて、未確認飛行通販なるものを引合いにだし、
現実も捨てたもんじゃないということを
思わせてくれた劇のような気がしました。
満足度★★★★★
20回の集大成! 2回目の観劇はさらに感動に包まれた。
懐かしいライオンパーマと進化したライオンパーマが入り交じり、10周年20回記念公演に相応しい内容だった。
この劇団のいいところは人間力。それが作品に出ている。だからどんな作品をやっても下品にならないし、どんなテーマを取り扱っても温かい。
今回、大きく変わったと思ったのはフライヤー。そしてそのフライヤーに象徴される女性陣の大活躍。今までライオンパーマは硬派な男性劇団と思っていたが、今作は魅力的な女性陣が活躍していたのもうれしかった。
※千秋楽にもう一度観劇した。一回目ではわからなかったシーンとシーンの繋がりがとても良く練られていることに感動。そして全体を通して語られる物語が壮大な感動巨編であることに気づく。
お見事。
草野智之の笑顔が最高。
満足度★★★★★
なんかもううまくいえないけど。
あの・・・
なんてゆーか、じつは今日は人生の中でも一番か二番か三番か四番かくらいに悪いことが起こった日だったせいで、なんだったらもう死んじゃってもいいんじゃない?ってくらいにひどい状態になっていて、そういえばな感じで夜には観劇の予約をしてて、けれど、それがどこのなにでどんなのでなんてことはまったく頭から消えていて、なんとなく劇場に足を運んでいて、開始前のアナウンスで二時間オーバーの作品と聞いて辟易して、あーあ、なんだかなぁと思いつつ、ぼんやりと始まりを待ったあとしばらくしたら、あれ?笑ってるよ俺・・・となって、そして笑って、さらに笑って、笑って笑って笑って・・・
最後は少し泣いていました。
もう少し生きてもいいかなって思いました。