「そんな奇跡は起きなかった」たくさんのご来場ありがとうございました!! 公演情報 「そんな奇跡は起きなかった」たくさんのご来場ありがとうございました!!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    不思議な世界...
    どこかにこんな世界あるんでは?というような感じ。重い?不思議?作家の独特の世界を堪能。

  • う~ん・・・?
    可笑しい部分もあったし、
    つまらなかったり退屈だったりしたわけではないけれど、
    結局なんだったのか、よくわからなかった。。。

  • 満足度★★★★

    淡々と進んでいくが
    タイトル通りでもあると言えるし、それにプラスした内容でもあると言えるかな。割と淡々に物語が進んでいくが、世界観には引き込まれ、面白かったです。

  • 満足度★★★★

    ノリが面白くて♪
    怖い地獄に面白い鬼。
    この設定に笑いの神様の様な火野さんがおもしろかったです♪
    お話しは地獄の設定で、変幻自在に変わるので予想もしないことが盛り込まれてて楽しめました♪

  • 満足度★★★

    考えさせられました
    想像していたのとはかなり違った話でしたね。永遠に終わることのない苦しみ。ゆるめの無間地獄なのかな。ちょっとは救いが欲しいなー。この手の話にありがちな矛盾も多いけど、考えさせられました。

  • 満足度★★★

    選曲
    最後の曲でよく分からなくなってしまいました。
    諦めるなというメッセージを受け取っていたつもりが、あの曲だと諦めてしまった人達の曲で違和感が残りました。
    違う意味で使っていたなら本当に申し訳ないです。

    抜け殻や鬼達の深刻さを笑いでごまかされた気もするけど、それは諦めてしまった人達だからこれでいいのかもと思ってみたり、どこかで収まりの悪さを感じてしまいました。

    アドリブなどちょこちょこ笑えて楽しかったです。

  • 満足度★★★

    説明とは異なる話のようでしたが・・・
    まぁ楽しめたかな
    でも、かなり説明不足なとこもあり。
    もっと世界観などの突っ込んだ説明をして、
    ぐいぐいと観客引っ張っていって欲しく感じました。

    (90分)

    ネタバレBOX

    賽の河原で石と魂を分けていく作業を繰り返す(数え間違えとか鬼の邪魔とかで妨害など入るとまた最初から数えなおすハメになるので)壁の向こう側は現世であり、時々神頼みの願いが監視役の鬼に聞こえてくる。ここは数え地獄・・・。生き返る為の石数えであるが、諦めたら死にきるために河原で石を砕き続けることになる。(数える行為が重要とのコトらしく、マクロとミクロの数詞が台詞に印象的に混入されてました。(1不可思議とか懐かしいなぁ(^^)日常会話では絶対に使いませんものね)=というか、当時の西洋にも無かった数詞を持ってる東洋文化は凄いなぁと思ったものです))でー話は監視役の角の無い鬼が夏になると水位の上がった三途の川の開いた水門越えて現世に魂を取りに行く(川越える最中はなぜか数字を数えていなければならない湯です(1不可思議で往復できるようです))亡者の中で、鬼に取られた魂を束子と取り替えて無事飲み込んだコクウが、生き返って描けなかった漫画のラストを今度はしっかりと描ききりたいと石を数える事に意欲を燃やします=魂が身体に入ってて妙にハイテンション!で周りの亡者も巻き込むのですが、結局魂飲んだのバレて吐き出して鬼に返して生き返りを諦める・・が、鬼は魂食べたいので、再び希望をエサに石の数えさせを再びする。・・他の亡者は死にきることを選んで河原へ行く・・・。(壁に穴を開ける・・という希望に満ちた行為をさせていた鬼の黒幕もいたのですが、それも無駄と悟る・・・。)実は以前壁に穴を開けようとした鬼=元亡者2人が、この亡者の監視役の角の無い鬼でしたと・・・。その穴は赤鬼に大きな岩で塞がれてしまったのであった。また飢えて鬼が死んでも別の地獄に行くだけと二人の鬼は話をする。結局絶望して死を選び、この地獄に来たものには希望なんてものは無く。現世でしっかりと行き抜けよ!と強くメッセージを提示して物語は終演します。

    いろいろ引き出しを設けてはいたのですが、まぁ使い切れ、見せきれができなかった感じがしましたが。まぁちょこちょこと笑わせてくれるシーンもあり。そこそこ楽しめたかな。特に受けたのが、死にきる前にコハクと一発やって死にたいと、洞窟に連れ込むシーンが受けました(^^)。魂の扱い方の説明や事例などをもっと盛り込んで観客に説明すべきとも思ったし、賽の河原ですから地獄ではないと思うし、もっちっと「鬼灯の冷徹」みたいな地獄ライフを説明して欲しかったなー。 石化した魂から死因を判別するのも楽しかったです。
  • 満足度★★★★

    面白かったです!
    よく分らない点は数々あれど、何だか面白いテイストだなぁ、と思いながら見てました。鬼がいい味出してる。衣装やメイクがイメージ通りだ。この、死後の世界観のどうしようも無さ、救われなさは、よりよく死ぬためにはどうやって生きたらいいのか、と自然に考えさせられてしまう。鬼にもヒエラルヒーがあったり、死者にもグループがあったりと、現世の執着をそのまま引きずっているのが妙にリアルで、様々な矛盾点もなんとなく飲み込めてしまう。でも、ちょっと盛り上がりに欠けたかな?女性の鬼が出てきて、もうちょっと何か新しい展開が欲しかったところ。

  • 満足度★★★

    救いは無いよ
    角の無い鬼と魂を抜かれた抜け殻の物語。

    ネタバレBOX

     抜け殻は、生きている時に諦めた連中である。既に三途の川を渡っているのに、死に切れないほど好い加減な連中でもある。そんな彼らは完全に死ぬこともできなければ、生き返ることもできない。唯、鬼の言葉を信じて生き返る為には、魂の籠っている石を分別し、その数を鬼が「良し」と言う迄数え続けることができれば元の世界に戻して貰えると、永劫の時をその作業に費やしている。本当に死ぬ気になったら、三途の川の石を砕いて零になれば、死に切ることができると、こちらも不可能な言質を与えられている。
     一方、鬼達の食べ物は人の魂であり、毎夏、船頭が、人界へ出向いて魂狩りをし、自分達の食糧を集めてくるのであるが、角の無い鬼達のグループに船頭は一人しかおらず、而も、角のある鬼達のように人を釜茹でにして魂を抜いたりすることは控えられているので、角無し鬼の食糧はかなり乏しいのだ。それもそのはず、彼らは、川原の石の数を不可思議迄既に数えた元抜け殻のなれの果てだったのである。角ある鬼には、二流の扱いを受け、而も、元は同じ境遇でありながら、人を弄び、収奪することによってしか自ら食を得ることも叶わない。永劫に呪われた存在であることが明らかになる。
     シナリオ自体にやや無理な展開や矛盾が在りながら、出したかったのは、この点だろうと解釈した。
  • ぼんやりだけど面白い部分も…
    火野蜂三さん、ナカムラユーキさんのあの感じは面白かったよ☆ なんだかぼんやり終わった感じかな…? 第1回公演の作品ほど刺激がなかったかも…?次回楽しみにしています♪(*^_^*)☆

  • 満足度★★★★

    虚しい、虚しい、
    みんな成れの果てでした。

    ネタバレBOX

    一度死んだら絶対に生き返らない、奇跡は起きませんでした。

    賽の河原の近く、石の数を数え続ける無限地獄。何度数を数えようともいつかは不可思議にまで到達できるのではないか、あるいは何年かに一度布で岩を撫でて、それを繰り返しているうちに岩が無くなるというくらいの時間を掛ければいつかは壁に穴があくのではないかと、生き返る希望があるうちはいいのですが、そんなことは全くないことを知って希望がついえたときの絶望の大きさが身に沁みました。

    特に自殺者には。そして、彼らを管理している鬼も、まだ鬼にもなり切れていない抜け殻たちと同じ自殺者の成れの果ての哀れな存在でした。

    現世利益などあるはずもなく、夢が叶わなくとも死ぬでない、死んでから気づいてももう遅いぞよと言っているようでした。

    それにしても、左前の着物にはいつも特別な気持ちにさせられます。

このページのQRコードです。

拡大