「そんな奇跡は起きなかった」たくさんのご来場ありがとうございました!! 公演情報 The Stone Age ブライアント「「そんな奇跡は起きなかった」たくさんのご来場ありがとうございました!!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    説明とは異なる話のようでしたが・・・
    まぁ楽しめたかな
    でも、かなり説明不足なとこもあり。
    もっと世界観などの突っ込んだ説明をして、
    ぐいぐいと観客引っ張っていって欲しく感じました。

    (90分)

    ネタバレBOX

    賽の河原で石と魂を分けていく作業を繰り返す(数え間違えとか鬼の邪魔とかで妨害など入るとまた最初から数えなおすハメになるので)壁の向こう側は現世であり、時々神頼みの願いが監視役の鬼に聞こえてくる。ここは数え地獄・・・。生き返る為の石数えであるが、諦めたら死にきるために河原で石を砕き続けることになる。(数える行為が重要とのコトらしく、マクロとミクロの数詞が台詞に印象的に混入されてました。(1不可思議とか懐かしいなぁ(^^)日常会話では絶対に使いませんものね)=というか、当時の西洋にも無かった数詞を持ってる東洋文化は凄いなぁと思ったものです))でー話は監視役の角の無い鬼が夏になると水位の上がった三途の川の開いた水門越えて現世に魂を取りに行く(川越える最中はなぜか数字を数えていなければならない湯です(1不可思議で往復できるようです))亡者の中で、鬼に取られた魂を束子と取り替えて無事飲み込んだコクウが、生き返って描けなかった漫画のラストを今度はしっかりと描ききりたいと石を数える事に意欲を燃やします=魂が身体に入ってて妙にハイテンション!で周りの亡者も巻き込むのですが、結局魂飲んだのバレて吐き出して鬼に返して生き返りを諦める・・が、鬼は魂食べたいので、再び希望をエサに石の数えさせを再びする。・・他の亡者は死にきることを選んで河原へ行く・・・。(壁に穴を開ける・・という希望に満ちた行為をさせていた鬼の黒幕もいたのですが、それも無駄と悟る・・・。)実は以前壁に穴を開けようとした鬼=元亡者2人が、この亡者の監視役の角の無い鬼でしたと・・・。その穴は赤鬼に大きな岩で塞がれてしまったのであった。また飢えて鬼が死んでも別の地獄に行くだけと二人の鬼は話をする。結局絶望して死を選び、この地獄に来たものには希望なんてものは無く。現世でしっかりと行き抜けよ!と強くメッセージを提示して物語は終演します。

    いろいろ引き出しを設けてはいたのですが、まぁ使い切れ、見せきれができなかった感じがしましたが。まぁちょこちょこと笑わせてくれるシーンもあり。そこそこ楽しめたかな。特に受けたのが、死にきる前にコハクと一発やって死にたいと、洞窟に連れ込むシーンが受けました(^^)。魂の扱い方の説明や事例などをもっと盛り込んで観客に説明すべきとも思ったし、賽の河原ですから地獄ではないと思うし、もっちっと「鬼灯の冷徹」みたいな地獄ライフを説明して欲しかったなー。 石化した魂から死因を判別するのも楽しかったです。

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    2013/04/13 07:56

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