獏、降る 公演情報 獏、降る」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.1
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★★

    面白くは観れた
    不幸と言う名の神、もくしは錯覚の幸せ(はちょっと違うか)の神を見つける事により自分の穴を塞ぐ話しかな。テンポよい流れもあり、また社長の台詞もいい台詞あり、ラストまで面白く観れました。(まあ、もう10分程度短くした方がよかったかな)
    ただ、物語の中心人物はノアと思われるのだが、二面客席だから致し方ない部分あるが、ノアの表情に目線がもっと行くような演出にしたら、より面白かったかも。

  • 満足度★★★★

    単に村上ファンです
    村上寿子がいい。今回は何と主役。トラウマ抱えながら鳴海と出会い、葛藤しつつ前に進んでいく姿が何とも魅力的。そして声が素晴らしい。方法論・技術論ではなく天性の魅力だけに説明しにくいが、観れば分かる。オンリーワンの素晴らしさ。はい。単にファンです。

    ネタバレBOX

    全体はちょっと人がごちゃついていて話が長い印象。もう少し収斂させるべきかな。削れる部分はあるのではないかと思う。具体的に何処というのではなく、何か勿体無い気がする。あの狭い空間にもっと凝縮していると緊張感が激増するのではないかと。

    志賀聖子と神谷亜美が、実質的にストーリーをドライブさせる役割で印象的。メインストーリーからはちょっと離れているが、升ノゾミの存在感が抜群だった。一度ハイバネカナタ以外でも観てみたいと思わせてくれる。
  • 満足度★★★

    高田馬場らしさは感じとれたが
    高田馬場の町金を中心とした人間模様。
    ネタがネタだけに先日の日本のラジオ「」に通ずる「今にも崩れそうな」危機感満載。
    が、あたかもその現場を覗き見しているように思われた日本のラジオと異なり強化ガラスなどで隔てられた「安全地帯」から眺めているように感じられたのは何故?
    (歌舞伎町でなく高田馬場、というのは伝わったけれども)

  • 満足度★★★

    パワーと時代性
    街金が舞台のストーリーだが、昔のように追いつめられて借金するのではなく、
    後ろめたい目的のため、他に頼めないからから街金から借りるという理由にイマドキ感あり。
    キャラの立った登場人物がなかなか面白く楽しめた。
    もう少し観客の理解を助けるような台詞と表現方法があれば激共感だったかもしれない。
    客入れの時から流れるアニソンの数々が懐かしく(年がばれる…)
    劇中の選曲もセンスが感じられて好き。

    ネタバレBOX

    高田馬場の街金ハイテンションファイナンスには様々な人がやって来る。
    一度会った風俗嬢が忘れられずにあちこちの風俗に通う男、
    政治家の母の元で自分探し中に、地域振興をテーマに映画を撮ることになった男、
    仕事がないのは顔のせいと整形手術をくり返す女優等々。

    社長の鳴海(服部紘二)は神様(客)に対する取り立ても厳しい。
    新入社員のノア(村上寿子)は施設育ちで、
    金を借りに来る人の不幸を見ては無意識に笑ってしまう所がある。
    “自分は不幸だ”という彼女の自意識を、社長は「そんなの普通だ」と嗤い飛ばす。

    金を借りに来る人々が次第に身動きとれなくなって借金を重ねる中、
    風俗に通う男が社長を刺して殺してしまう。
    ノアが忘れたいことをほじくり返すようにつきまとう施設の先生だった男の目的、
    そして社長を殺した犯人も実は同じ施設育ちだったことがわかる…。

    自分は不幸だという意識には他人の目が働いている。
    自分自身の価値基準ではなく、“人が見たらこんな人生悲惨で可哀そうだろう”
    という視点で自分を見るからいつまでたっても抜け出せない。
    社長が「お前の人生そんなの普通だ」「俺はお前が嫌いだ」と言ったのは
    狭い自意識の中で自分を憐れんで生きているノアを嗤ったのだと思う。
    他人の不幸を笑って自分の不幸の穴埋めをする生き方は、実はとても惨めだ。
    この社長、どんな人生を送ってきてこういう言動に至ったのか興味がわく。
    社長のバックグラウンドが語られたらもっと魅力的な人物になったと思う。
    彼の論理がもう少しわかりやすく語られたら
    あの嗤いに私ももっと共感できたような気がする。

    主役のノアは、最初世間に埋もれて自分の存在を消したいかのように地味だったが
    後半一気に爆発した時、そこで激しい心情説明にわかりやしさが欲しかった。
    下を向いての長台詞や怒鳴るような台詞は共感のチャンスを削ぐようでもったいない。

    地元の議員小泉キョウコを演じた中村まゆみさん、
    振り切れた演技に隙がなくて、強烈なキャラが素晴らしく面白かった。

    セットが家庭の居間みたいでオフィスらしくなかったのがちょっと違和感。
    風俗男の家とか小泉キョウコの家、路上など場面が変わることが多いので
    良く出来ているのだが、設定として中途半端な印象を受けた。
    また後半ファイルや雑誌が床に散らばる演出は必要だったのか疑問に感じた。
    出演者も、よけるか踏むか皆迷いながら歩いているように見えた。

    BGMに関しては、客入れの時から楽しかったし劇中の選曲も好み。
    シーンが重なるようなスピーディーな出ハケとか、全員によるダンス(?)など
    全体にパワーと勢いの感じられる舞台だった。
    終盤社長の骨壷から灰を掴んで振り撒くシーンにノアの開放が暗示されていて良かった。
    キャラの設定や他人の評価が自分を決定づけるというテーマに時代性を感じる。
    登場人物の言葉が観客にもっと伝わる工夫があればさらに面白くなったと思う。
  • 満足度★★

    ちょっときつかったかな!?
    楽園で二時間は少々キツイ!!あの狭さでテンションの高い芝居もちょっとばかりキツイ・・・まぁのあ役の村上さんのキャラは面白いかも!?

  • 満足度★★★★

    ジグソーパズルに例えると
    それぞれのピース(登場人物)が形は色々でよいのですが大きさが均等で、出来上がった絵もいくつかの絵が描かれていて、焦点というか、メインの絵が埋もれてしまっている、というように感じました。

  • 満足度★★

    題材が
    闇金ですか。。笑。 ブラックだったり重かったりする内容をアバンギャルドに?描いてました。 ただ、何かをこじらせてしまってるような感じが。。笑。 露悪的というかスノビッシュというか。 セリフにもそういうところが散見されたり。 あと、登場人物が多くて始めはそれぞれの関係が分かりづらかったり、いくつかの話が錯綜したり、バックグラウンドが後半になってやっと明らかになってきたりと、ちょっとストーリーが分かり辛いように思いました。 いろんな意味で全体的にまとまりがないようにも感じました。。 スイマセン。。 照明の使い方とかセットとか演出?とかの細かいところのテクニックはよかったです!


  • 満足度★★

    ハイテンション
    出演している役者さんたちはハイテンションな演技でしたが、観る側に何を伝えたいのかが伝わって来なかったのが残念。

  • 満足度★★

    話の筋はわかったけど・・・・
    「たのしないなぁ・・・」というのが素直な感想です。
    ひたすらハイテンションで台詞がなられても疲れるし聞き取りにくい。

    で2時間ですしネェ・・・・

    ネタバレBOX

    壁際の本棚2つに台詞のボード貼り付けたりはユニークでしたが、
    床にファイルや雑誌などばら撒いたまま役者さんが雑誌踏みつけていくのも演出上でしょうが、ビブリオマニアの気がある自分には不愉快に感じました。
    しかし、なぜにファイナンスの社名みたくハイテンションな喋りを続けたのでしょうか?変な演出だなぁと思った。
    だが議員さんはキャラが面白かったし、
    その息子や風俗嬢探しする男やその妻&
    整形続ける売れない女優さんはキャラが立ってて面白く感じたデス。
  • 満足度★★★★

    柱の横に
    小劇場 楽園の存在感のある柱。

    ネタバレBOX

    柱の横にテーブルと椅子を置くことで楽園に行くといつも気になっていた「煮ても焼いても食えないスペース」が活用されていたように思います。肝心のステージの方のセットは、もうちょっと街金っぽさが出てると良かったと思います。
  • 満足度★★★

    どうなんだろう
     余り纏まりを感じない作りだ。一応、メインストリームは存在する。然し、それが、メインプロットとして、他と画然と隔たっているわけでは無い。領域の辺縁部分が意識されないままに、漫然と取り込まれているような感覚なのだ。
     その分、時折、科白にエキセントリックな感覚が紛れ込む。そのちょっとイカレタ感覚の妙に活き活きしている点が、興味深い。シナリオ自体が、泳いでいるような不思議なものなので、演出でこれを適確に配置し直すことは難しい。但し、こういったシナリオそのものが、今、この「国」で起こっている生の情況を映しだしている可能性はある。これから、もう少し観察してみる必要がありそうだ。

  • 満足度★★★★

    ばっちりです。
    そんなにギャグはなかったので、短い時間で対応されたのでしょう。

    特に後半からラストまで、迫真の演技!凄いデス。楽園にて。

    服部さんの演出によるものでしょう。すばらしい!

  • 満足度★★

    私には・・・・・・・?
    ごめんなさい!
    役者さんたちがハイテンションで台詞を発するのですが、このギャグがまったく受けない。最後はことばも聞きとりづらくなりました。
    主張したいことが、私にはまったく理解できませんでした。

  • 満足度★★★

    ハイテンションでした
    でも無理にハイテンションにしなくても。
    タイトルはどっから出て来たのかなあとしばし考える。

    ネタバレBOX

    舞台のうえがどんどん散らかっていく。片付けるのかとと思ったら、片付けないし。おお、徐々にカオス的な感じに。
  • 無題755(13-181)
    19:30の回(曇)。18:30受付、会場着は18:33で受付時に整理番号が付られます。19:00開場...いつものように右、左は遅れた方用に数席確保してあるようでした。舞台はごちゃごちゃ...2面の壁に棚...本、植物、ラジカセ、地球儀、雑誌、カバン、キーボード、CD、魚、金魚鉢(アヒル)、キンチョール、タンバリン、ファイル他にもいっぱい。入口側にテーブルと椅子、ノートPC。天井には足の踏み場がないくらい(?)照明が張りついています。19:26前説(120分)、19:33開演~21:33終演。

    ネタバレBOX

    すみません、あいませんでした。

    舞台セットと芝居の内容との関係がみえず、何もない方が良かったカモです。何がおきて、何が終わって、がさっぱりわからず終い。今、演じているものはいいとして、前後が繋がらないのでフラストレーションが累積しました。テンションの高さがこの劇団のカラーならそれでいいのですが、そうしてでも伝えようとするものがわかりませんでした。

    ソファーに土足で上がる、散らかったバインダーは放置され、棚から物は崩れ落ち、一本調子で進行、人数が多く散漫な印象。高田馬場は学生時代に通った所だけど街らしさはどこにあったのだろう。地域振興映画…?
  • 満足度★★★★

    嗤っている私は、
    キチガイなのだろうか?まったくバカばっかりだ。

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