『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月! 公演情報 『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
21-40件 / 60件中
  • 満足度★★★★★

    一度観ているのに「熱狂」
    それでも鳥肌が立ちました。まさに熱狂,圧倒的です。再演,観れたことに昂ぶりは抑えきれません。個人としての主義主張は置いておいて,芝居としては,引き込まれます,熱いです,完璧です。劇団チョコレートケーキ,何年も観ていますが,磨きがかかって,今後もますます飛躍することでしょう。次回公演は9月とのこと,初演は観ているけれど,やっぱり観たい。いまから期待です。

  • 満足度★★★★

    噂通り
    実力と構成力のある劇団さんで、派手な動きは無くても、じんわりと迫ってくる。登場人物の振り払えない苦しみが流れ込んでくるような・・・観ているこちらがその重さに耐えられなくなってきた。能天気な私には重すぎる内容だったかもしれない。

  • 満足度★★★★★

    熱狂
    初見の劇団さん。劇団名とは打って変わって社会派ずしんと心に重くのしかかる舞台でした。今までなんで観なかったんだろうと後悔。ここでの評価を観て期待大での観劇でしたがそれに違わぬ内容でした。ただただ素敵な時間。

  • 満足度★★★★

    『あの記憶の記録』『熱狂』通し
    この劇団の劇団力に凄さを感じました。最近プロデュース公演が増える中での劇団重視の公演。作・演出・制作・主要出演者、全て劇団員だ。その中で「熱狂」させているのは主宰なのかな?とか、演劇での表現の可能性とか…、そんなこと考えながら観てしまった。初演も先日の「親愛なる我が総統」も観ているので色々な角度からみせておきながら「人間」ってみんな同じ、と突き付けられた感も。そんなこんなを突き刺してくる作品でした。

  • 満足度★★★★★

    「熱狂」観劇
    手に汗握る、ただただ興奮の2時間!!もう本当に目の前で演技が見れて、まばたきするのも勿体無いくらい、まさしく熱狂して観劇しました。歴史は詳しくないのですが、十二分にワクワクして心鷲掴みにされる公演でした。ナチスの持つドラマティックで緊張感がある史実を並べて見せることで、圧倒的な強度のある物語に仕上がっていました。それを演じきる役者さん達も本当にうまい。関連資料が配られたのも嬉しい。何より、演説。不謹慎を承知で、あの演説ならば騙される。だって、かっこよかったもの。これは、観れて良かった。

  • 満足度★★★★

    鬼気迫る
    雰囲気に圧倒されました。。 一流の政治劇です。 そして、頭のいい人達がいかに狂気に巻き込まれていくかということを垣間見たような気がします。。 非常に世界史の勉強にもなりました。笑。 あと、役者の方々が役に取り憑かれてしまうのではないかとちょっと心配になりました。。ハハ。。


  • 満足度★★★★

    熱演に圧倒されっぱなし
    「熱狂」を観ました。本当にパワフルな熱演に圧倒されっぱなしでした。実際に組み合うシーンは無いのですが、言葉と眼力によるお互いの主張の激突はまさに格闘技のようでした。正面奥に置かれたソファのすぐ後ろの席でしたので、ソファーのシーンでは目の前50cmのど迫力で目撃できました。
    役者さんは極めて高いテンションで演じられていたので、終えたら相当消耗するだろうな、と余計な心配をしてしまいました。

  • 満足度★★★★★

    「熱狂」
    もう、次回再演は大観衆の中、日本武道館で観たい。

    ネタバレBOX

    歴史の成行きを知っていてでさえ、彼らの言葉は熱く心に響く。
    戦争と言っても、歴史の中でしか知らない自分達は、その歴史から学べるのだろうか?今、置かれている立場は、争いを避ける為一歩引けば、相手は2歩3歩と出てくるだろう。何処まで引けば相手は納得するのか?
    侵略し、併合し、大虐殺し、従軍慰安婦をつくれば、やっと相手は「おあいこだね」と。 そんな時、勇ましい力強い言葉に心靡くのは・・・
  • 満足度★★★★★

    魂がこもったものでした
    あの記憶の記録を観てきました。
    父親役の戦争を生き抜いた人間の心の葛藤を全身で表現していたところに引き込まれました。
    とかく現代は楽観的で夢を持つことにより、現実の直視を避けようとするところがありますが、こういう人間の歴史において繰り返される愚かなことを今一度厳しい目で見つめなおすことも必要だと感じる作品でした。

  • 満足度★★★★★

    あの記憶の記録
    初演時より、ちょっとだけ脚本が変わったようですが、やっぱり見事な脚本・演出・役者陣で、大満足でした。

    ドキュメンタリー番組より、感慨深いと思った素晴らしい作品でした。


    日澤さんが、若手演出家コンクールで最優秀賞受賞された『親愛なる我が総統』も、予約済で、とても楽しみです。

    ネタバレBOX

    客席の造り方は、『熱狂』と同じでした。
    初演時と違う角度から観たいと思い、会場入った突き当たりにて、観劇しました。

    全役者さん、素晴らしく、マバタキにさえも、想いが募っていると思いました。

    初演とは違う角度から観たので、妻達の愛と優しさが、より深く感じました。

    重いテーマを扱いながらも、やっぱり、ラストが素敵です。

    照明も、とても効果的だと思いました。


    初演とは、サラ先生との会話が、若干変わってるとのことです。
  • 満足度★★★★★

    熱狂
    初演以上に、凄味を増して、いっそう素晴らしくなっていました。ストーリーを知っていても、引き込まれっぱなしでした。
    役者さんの佇まい、視線、息づかいも、全てが、時代の空気を生み出し、すっかり飲み込まれてしまう空間でした。

    ネタバレBOX

    会場の右一面以外の、三面が客席になっている。会場入って正面の壁に三片と、右側に一片の、ナチスの旗印の幕が飾られ、ほぼ満席だったので、まさに、ヒットラーの演説を聴きに来た、民衆が集まっているようでした。

    残席3席しかない状況を、場内スタッフは把握しており、すぐに、席につけて、感謝です。
    前説で、日澤さんから場内温度等の説明もあったが、スタッフ自ら、観客席を回り、温度確認までされていたおかげで、快適に過ごせて、感謝です。

    照明も、とても印象的でした。
  • 満足度★★★★

    「熱狂」「あの記憶の記録」

    本公演の「熱狂」に胸をうたれて再演をとても楽しみにしておりました。
    感想は一言で言い表せない程、今回も様々な事を考えさせてくれました。役者陣の中では劇団チョコレートケーキ組がやはり全体をリードしているような気が(あたり前かもしれませんが)しました。本当に劇団チョコレートケーキの演出・脚本はとても素晴らしいと思います。
    今回は竹内健史さんと田村元さんに注目していたのですが、竹内さんの眼力と男らしい力強い演技、田村さんの品のある落ち着いた雰囲気はとても良かったです。
    脚本、構成、演技すべてに満足しました。やはり「熱狂」あってこその再演だと感じました。


    「あの記憶の記録」
    本公演に比べて、全体的に煮えた?ように思われました。再演の方が役者の演技が冴えていたような気がします。
    しかし、熱狂に比べて終演後のお客さんの反応があまりにないように感じました。
    役者では亀田梨紗さんの観客に訴えるような表情と重みのある演技が素晴らしかったです。役者をチェンジしただけあり、本公演の役者よりずっと上手いと感じた。今まで亀田さんの名前を知りませんでしたが、今後彼女に期待したいと思いました。
    一方で申し訳ないですが、中田暁良さんは期待外れでした。本公演の西村誠太さんの自然な演技が素晴らしいかっただけに、中田さんの大げさといいますかオーバーな演技はややうるさく感じました。なぜ彼にしたのでしょうか?再演は西村さんにしていただきかった…。

    今後の劇団チョコレートケーキが楽しみです。
    最後に、日澤さんコンクールで最優秀賞受賞おめでとうございます!

  • 満足度★★★★

    【あの記憶の記録】観劇
    正直に言いますと、主人公イツハクの独白は、「悲惨な話でいろいろ考えさせられる」ものの「体育館に集めらて戦争体験者の話を聞く授業」を彷彿とさせて、芝居として感動するには至っておりませんでした。

    しかし、最後の「あれ」で、グッときました。良かったです。

    戦争は、どうしたら無くなるんでしょうね。
    帰り、花園通りを歩きながら頭の中をジョン・レノンの「イマジン」がグルグル流れていました。(サビだけ)

    ネタバレBOX

    ナチスの亡霊としてあらわれていたビルクナーが、実は加害者ではなくイツハクの被害者だったというどんでん返し。
    イツハクの中にもあった狂気。(あの時の岡本さんの表情を正面から見られたので、座った席がワタシ的には正解だったと思います。)
    これがあってこそ、「作品」になったと感じました。
    そう考えると、ビルクナーの不自然な動き(ひとが抱いている赤ちゃん撃つのにそのポーズはないよね的な)も、納得です。
    もう一回最初から観たいと思いました。

    ビルクナーは二作品に共通して登場していますが、終演後に配役見るまで同じ役者さんだとは思いませんでした。あまりに違って見えました。すごいです。


  • 満足度★★★★★

    【熱狂】観劇
    狂気というのは、ある種、美しいものだなと感じました。
    「熱狂」というタイトルが、ここまでハマっているとは。お見事。
    熱い男達は、魅力的です。
    本来こめらているテーマとは多分かなりズレたところで感動しました。

    ネタバレBOX

    ぶっちゃけ私は、男というのは結局「戦ってナンボ、勝ち取ってナンボ」と思っているふしがあり、最近よく見る「出世興味ありません喧嘩嫌いですボク草食系男子なんで」とかいう奴には「ケッ」と(わざわざ口に出してまで)罵りたくなるんです。
    なので、この舞台に登場した男達の熱っぽさは、とても好みでした。
    私利私欲にまみれた男も、嘘つきの二枚舌男も、軍隊好き単細胞男も、みんなカッコよかったです。
    そんな中で、もっとも輝いていたヒトラー西尾さん。最初に登場したときから涙目で、椅子に座るとオカマ座り(もちろんヒトラーの人となりを表わす演出ですが、ちょうど向かい側の客席にいた女性が大股開きで座っていたのが気になってたので、あまりに対照的でした・笑)で、神経質な手の動きなど、全く男らしくはないのですが、いえむしろ女々しいのですが、そんな彼の持つ狂気はとても魅力的に見えました。

    いかんなー、その時代にいたら、私も進んでナチ党員だな。

    しかし、一見美しくも見えた狂気が、その後どんな爪痕を歴史に残すか、私たちは知っているわけです。
    そこまで含めて、切なく感動させていただきました。

    ありがとうございました。


  • 「あの記憶の記録」観劇
    「あの記憶の記録」観劇。よかった。

    対話だけでドラマを見せるオーソドックスな演劇のスタイルに
    こだわり、重いテーマに果敢にも取り組んでいることに拍手。

    長時間、緊張感を保ちながらもドラマに惹きつける力を維持し
    続けるのは素晴らしい。

    以下、つまらない苦言はネタバレへ

    ネタバレBOX

    *朴訥な雰囲気のある主演の男性が舌足らずで滑舌が悪く、
      早口になると台詞が不明瞭になるのが残念すぎる。
      対話劇でアレは致命的。改善してほしい。

    *場面転換が多いので、自分の場面が終わるとスタスタと意味もなく
      足早に退場するのが気になる。暗転を極力排してつなげるのは
      いいと思うが、前の場面と重ねるなどの工夫がほしい。
      演出と作劇の双方に難があり、もう少し整理できる気がする。

    *声を荒げるか、落ち着いているかの二種類の演技だけ?
      男性の兄弟二人が特に気になる。子どもがいる前で感情的に
      なりすぎている気がした。荒ぶる感情を抑えようとしたり、思わず出た
      感情を後悔したり…、何かもっと豊かな表現ができないものか。

    *脚本については、息子が国に身を捧げようとする理由と、先生が
      「戦争(憎しみ)はなくならない」と思っている理由についての描写が
      薄いと感じた。
  • 満足度★★★★

    素直にいいと思った。
    直球勝負。
    すごくよかった。

  • 満足度★★★★★

    第一大戦後のドイツ
    大衆は偉大なるのようなカリスマを望んでいたのでしょう。
    そのカリスマがトップになるまでのの課程を描いている。

    渋谷で見たときに受けた衝撃は強く心に響いてきた。再演もやはり圧倒された。サンモールスタジオが立錐の余地もなく人いきれで満ち溢れていた。

    まさに【熱狂】であった

    ネタバレBOX

    終演後、舞台から去る西尾さんの、やり遂げたという空気がダイレクトに伝わってきた。
  • 満足度★★★★★

    「あの記憶の記録」
    舞台は三方から客席に囲まれた、まさに3D演劇。正面も、背中も横顔もすべて演技している、すさまじい舞台でした。役者さんというのは姿勢の良いものだけれど、主人公は舞台上ではずっと左肩が上がり、結果として背骨がよじれたようになっている。主人公の深いトラウマと心の闇を象徴しているようで、見ていて苦しいほどでした。ああ、役者さんというのは、こうして全身全霊で演技するんだな、とお芝居の見方が変わりました。重い内容もこの演技があってこそ語れるものなのだと思います。

    ネタバレBOX

    それにしても、こんなに近くで全身の演技を見られて、役者さんというのは怖くないものなのだろうか。一般人には想像も出来ない。帰りにカフェに寄らないでは帰途につけませんでした。
  • 満足度★★★★★

    すごい
    もう一度みよう。

  • 満足度★★★★★

    『あの記憶の記録』を観劇。
    非常に見応えがありました。上演時間2時間超。最後まで舞台に釘付けになってしまった。

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