Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ 劇王X~天下統一大会 公演情報 Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ 劇王X~天下統一大会」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★★

    「Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ 劇王X~天下統一大会」決勝プログラム観ました
     約二週間強…やっと、決勝プログラムに辿り着きました。。。もう興味ないかもしれませんが、全プログラム観劇のけじめを!(汗)
    (並びは上演順です。詳細は各プログラムの感想をご覧ください)


    〈 柴幸男(第4代劇王) 『つくりばなし』 〉
     Bプログラムよりも、演劇演劇した主張の強い空気に(私はあまり気づかなかったけど…)。結果、客席の笑いが少なくなってしまった…

    〈 平塚直隆(第9代劇王 『イオン』 〉
     Aプログラムから、ラストを大幅に変更。わちゃわちゃとぶれてしまったかも…元の終わり方のほうが切なくて好き。

    〈 鹿目由紀(劇帝) 『上中下』 〉
     Dプログラムに、細部を追加。身体表現がさらに鹿目ワールド離れ…なお、手島仁美さんは、「ここまでがユートピア」「大トラックメロウ」に引き続き、「あおきり一高い所が似合う女優」の地位を固めるw

    〈 福田修志(九州地区代表) 『ノイジー』 〉
     Cプログラムと、変更なし。全くぶれる事のない安定した芝居に好感。
     なお、福田さんは投票の結果、観客投票1位となりました!


     投票では、私は一番不可解さの多かった平塚さんに一票、そして結果は…



     柴幸男さんが優勝、「劇天」となりました!
     
     これで、平塚さんが劇王、鹿目さんが劇帝、柴さんが劇天という、劇王体制が完成しました!

     各日程終演後の交流も劇王の楽しみ、今年もいろんな方にお会いできました。まさにお祭り(笑)
     今後も、劇王に期待します!

  • 満足度★★★★★

    「Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ 劇王X~天下統一大会」Dプログラム観ました
     劇王Ⅹからすでに二週間以上…やっとDプログラムの感想です。。。
     (並びは上演順です)


    〈 櫻井智也(東京地区代表A)  『鬼籍の人』 〉
     残念な人たちのホラーラブコメディか(しかもヒロインがいちばん残念w)
     演技・演出ともテンポよく笑える、完成度の高い作品だけど、それ以上ではないような…
     以前の上演を観ている審査員評にも違和感。そこまで深読みして観る作品とは思えなかった…総じて関東圏からの参加作品は、純粋にエンタメとして気軽に観る作品が多かったようで、劇王の傾向ではどうしても苦戦しそうな感じでした。

    〈 佐藤茂紀(東北地区代表B) 『奥羽行進曲!-song of bagabonds-』 〉
     福島のドキュメンタリーが、某・犬漫画の世界とオーバーラップw
     バカバカしさと切実さのせめぎ合う作風が、割と好き(福島びいきかw)
     整理されてない感はあったけど、訴えたいものとの距離感を考えた姿勢に好感。

    〈 鹿目由紀(劇帝) 『上中下』 〉
     美術、照明、演技…寺山修司・天井桟敷かw
     構成的な演出で強調される、ループする構造は、鹿目さん特有の作風ではあるけれど、講評では内省的に過ぎるとの弱点を突かれてしまった…しかし、多くの(ダメ人間系)観客が共感できる作品である事は疑いなし。

    〈 武田宜裕(中国地区代表) 『住めば都の宿、カリ、カリ』 〉
     二人芝居なのに、嵐の如き地口の羅列…天野天街・少年王者舘かw
     分かりにくかった感は否めない…しかし意欲作。


     私は佐藤さんに投票、結果、鹿目さんが勝ち抜き決勝へコマを進めました!

    次はいよいよ決勝プログラム!平塚・柴・福田・鹿目、栄冠【劇天】は果して、いったい誰の手に!!乞うご期待!!!(もうみんな知ってる)

  • 満足度★★★★★

    「Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ 劇王X~天下統一大会」Cプログラム観ました
     劇王Ⅹ感想、二日目のCプログラムです。一日目8本の観劇で、すでにヘトヘトでした(汗)
    (並びは上演順です)


    〈 品川浩幸(第2・3代劇王) 『卒アル』 〉
     OPから序盤がステキ(AAF『虫』のように、手で押されて揺れる美術が味わい深い)。ただ、その後が単調か…
     高校生の役者はナチュラルに初々しく、芝居にピッタリ。

    〈 中山明文(神奈川地区代表) 『sixx』 〉
     直球ハードボイルドのサスペンス。演出も、小説を舞台に乗せたかのよう。
     緊迫感があまり感じられかった…神奈川で上演した中華料理店の空間なら、もっと切実に見えたのかも(舞台に代わって立てた美術はよかったけど)
     できれば、荒木比呂彦のごとく二転三転するひねりも。

    〈 納屋真」大(北海道地区代表) 『失うモノを手に入れろ』 〉
     とにかく、限界まで激しく入れ替わる状況や役が、ひとつのテーマへと収斂していく…。名古屋の芝居では、演劇組織KIMYOを彷彿とさせる作風か。とにかくパワフルでテクニカル!
     ただ、そのテーマに、「その作家だからこそ」という切実さは見えにくかったかも。使いやすく作られた美術にも難が…
     なお、主演の小島達子さんは、佃典彦さんとはせひろいちさんが選ぶ役者賞「彦いち賞」を受賞されました!(ケダモノ男優二人の手綱を見事に取ったとしてw)

    〈 福田修志(九州地区代表) 『ノイジー』 〉
     方言の台詞はもとより、題材も設定も、妙に土着性を感じさせる独特の味わい。ストーリー自体ははシンプルに分かりやすい。
     落ち着いて鑑賞できて、しかも個性的というのは、思ったほど簡単にはできないだろうなあ…。
     講評でも言っていたけど、個人的にも、もっと分からない所があってもいいと思いました(あの子供の正体とか 笑)


     投票では、私は納屋さんへ一票。結果は、福田さんが決勝へ進出しました!

     以上、Cプログラムの感想でした。続いてDプロへ。

  • 満足度★★★★★

    「Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ 劇王X~天下統一大会」Bプログラム観ました
     たいへん間が空いてしまいましたが、劇王Ⅹの感想です。
     今回はBプログラム、まだ覚えてますよ(爆)
     (並びは上演順です)


    〈 遠藤雄史(東北地区代表A) 『絶望への道は善意で敷き詰められているそうだ』 〉
     限定された空間の極限状況で、さらに追いつめられる女性三人。
     コントきわきわの爆発力が気持ちいい 。キャラが定型的で展開が読めやすいのが、ちょっと難か(汗)

    〈 鈴木友隆(関西地区代表) 『クわれて幸せ』 〉
     特殊な性癖の男と、彼と夫が縁のある女の出会い。
     ミニシアター系映画を彷彿とさせるテーマ 。名古屋・シネマスコーレやシネマテークによく行く身としては、そちらの方の琴線に触れる作品。
     もう少し分かりやすく見せた方がよかったかも。

    〈 真臼ねづみ(東海地区代表・劇王子) 『ひとりぎめ』 〉
     彼女のひとり芝居、名古屋で三作続けて観ています。今回はその中でも扱っている、アイドル・まうちゅーシリーズ。コミカルと悲哀の折り重なり。
     空間が、ふだんの小屋に較べてあまりに広かったので苦戦した模様。
     作・演出も一人でやってるため、創作がそれ以上に広がりにくかった、というののも否めないか…(北村想さんが優しく指摘 汗)
     ただし、ひとりの人生の奥行き を見せる作品としては、この中で一番だったと、贔屓目抜きでも感じました。

    〈 柴幸男(第4代劇王) 『つくりばなし』 〉
     この前の週に、いわき演劇まつりで「ままごとのひふみ」内の初演を観ました。役者による後説や、創作者の苦しみをメタで過激に語る柴さんを思わせる件は、いわき版からカットw
     もう何度も書いてるけど、 クドい理屈と言いっ放しとメタ、柴さんの明るいダークサイド全開。。。そして、観た後は自分も闘いたくなるという、恐るべき後味の爽やかさ。。。


     投票では私は真臼さんに投票、結果は、柴さんが勝ち抜き決勝に進出しました!
     なお、Bプログラムでは、審査員の坂手洋二さんが過剰なまでに各作品を深読みしていたのが思い出深いです(笑)

     以上、Bプログラムの感想でした。続きはまた時間が取れたら(汗)
     

  • 満足度★★★★★

    「Jr.ライト級チャンピオンタイトルマッチ 劇王X~天下統一大会」Aプログラム観ました
     今年は全国大会となった、日本劇作家協会東海支部プロデュース「劇王」(長久手市文化の家)。地元の強みを活かし、3日間通して観ました!

     コマ数が多くていっぺんに書くのは辛いので(´Д`)、A・B・C・D・決勝プログラムに分けて書かせていただきます。

     今回はAプログラム。(並びは上演順です)

    〈 樋口ミユ(東京地区代表B) 『Hurray』 〉
     詩人は名乗ってなれるものではない。承認欲求と、そう生まれついたものとの違い。
     テーマは好きだけど、テーマの割にはわかりやすい説明が先行し過ぎたような気が。
     抽象を具象へ置き換える事の難しさ。

    〈 玉井江吏(四国地区代表) 『葉桜す。』 〉
     静かな夫婦の会話。岸田國士を思わせる風景。雰囲気はいい。
     ただ、あまりに単調で、普通に客をひきつけるには弱いような…。
     「京都・烏丸ストロークロックの柳沼さんが、松山の演劇状況をガラパゴスみたいと評していた」という玉井さんのチラシコメントが印象的。

    〈 杉本明朗(初代劇王) 『3匹で斬る!』 〉
     3人で100人斬り!殺陣師という、自分だけの武器で勝負。チャンバラ・舞台の約束・ギミックを最大限に生かした見せ方。
     「こんなの演劇じゃないよ」という人も周囲にいたけど、私には光り輝いて見えた(目からウロコ)。
     見せ方と直結した物語も切ない。(「兄ちゃーん…」という、今は亡き末弟の声が…涙)
     ギャグが終盤になっても多すぎたのが、せっかくの空気を損なったかも(汗)

     
    〈平塚直隆(第9代劇王) 『イオン』 〉
     昨年「鹿」からさらに踏み込んだような、作家の心象風景(だろうなあ。。。)。ことこつと掘り起こしたであろう、友情へのトラウマ、劣等感を丹念に調理。
     畳み掛ける言葉の意味・無意味の嵐が、観客の意識を気持ちよく大混乱させてくれる。
     ばかばかしいミュージカル仕立て(しかも一瞬だけというのがw)や、それも考えたセットというのか小道具もすばらしいw
     大笑いできて切なくなる、稀有な作品。

     観客投票では私は杉本さんに投票、結果は平塚さんが勝ち抜き決勝に進みました!

     以上、Aプログラムでした。続きはまた後ほど。

  • 満足度★★★★★

    劇王♪
    決勝戦観て来ました♪
    長久手まで行った甲斐がありました笑
    どれも面白かったですヽ(*・ω・)ノ

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