満足度★★★★
面白かった
重い題材であるが、重くならず、またごまかして希望を持たせたり、嘘の病名でごまかしたりと、癌をうやむやにせず描き(取材もきっちりしてる感じ)、それでありながら前向きに、そして未来を感じられる作品になってました。
うたい文句の【人が死んで感動する話なんか、もうたくさんだ。】は、どう見せるのかでしたが、なる程、そう言うそしてそういう見せ方ですかでした。予想以上に面白かったです。
満足度★★★★★
重いテーマですが(笑)
癌という、重いテーマを題材にしていますが喜劇要素満載で良かったです。どうしても、病気をテーマとすると重い悲劇になりがちですが『QOL』は違った。最後には、観劇した皆んなが納得できるハッピーエンドでした。元劇団“三年物語”の『二ノ宮さん』が客演するから観劇しましたが・・・観劇して良かったと納得の内容でした(*≧□≦)ノ。
満足度★★★★
重いテーマをさらりと
クオリティ.オブ.ライフとはどういうことなのかということを考えさせられるお芝居でした。早期といえどもガンと告げられた主人公である小説家がガンにかかった人の心境を小説に書く。なかなか面白い構成でした。舞台も二つのベットで二分され主人公の入院生活と小説上の人物の闘病生活や心の葛藤がが演じられるというスタイルは見ごたえもあり、また解りやすくもありました。全体にサラリと、あまり深刻にならず、それでいて、医療ということを演じていました。泰子の母親役のキャラが少し強すぎて全体から浮いているように思いました。もう少し抑えた方が全体になじむのではないでしょうか。
台風の中足を運ばせていただきましたが観せていただいてよかったと思う1時間50分でした。
満足度★★
大言が過ぎた
人が死んで感動する話なんてという、作者の言い分はわかるが
客の立場から言わせてもらえば、誰も死なずに感動しない話よりも価値はある
パンフにまで豪語するからには、人が死なずに感動する話をもっときっちり書き上げるべきだった
ていうか、深刻な病状じゃないガン患者が主人公がガンで死ぬ小説書いたら、売れるどころか非難轟々だろうと思うのだが
満足度★★★★★
感動しました
スムースなストーリー展開とキャラ設定の面白さで、最後まで楽しめました。劇中劇の表現もうまく考えられてました。全体として、落ち着きのあるお芝居でしたが、丹念に人間が描かれていました。私は医療に関連する仕事をしていますが、病院や医療技術など、よく調べられていて、全然違和感なく楽しめました。
満足度★★★★
最後まで諦めるな!
どんな状況になろうと「生きたい」という気持ちがある限り諦めずに向き合う。
解り易く舞台演出されてました。劇中ではガンの治療としては、抗がん剤と放射線の話に留まったが、日本ではまだ実用されてないようだが、ヘルペスウィルスががん細胞を破壊するいうウイルス治療が標準化されつつある、そうすればさらに人間の寿命はのびるだろう。
アフタートークでこにたんこと小西博之さんの20cmもの腫瘍が発見され、医者から即死状態といわれながら、9時間以上の大手術の末、成功。現在は俳優業の傍ら講演も多いらしい50針縫った傷痕まで披露してくれた。その語る言葉はリアルそのものでした。
そして、ラストシーンを飾る手術台の上で患者が生きたいという気持ちを言葉にし、医者、看護師などのスタッフを励ましたのは、小西さんがモデルでした。医者、看護師スタッフ感動して涙し、心の状態を調えるため、手術開始を1時間後にずらしたそうです。
満足度★★★★
生きるということ
小説(空想)と現実がリンクして病気に負けを認めることを『まだ早い』というメッセージが伝わって来ました。
そして命の尊さをあらためて実感しました。