ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生) 公演情報 ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    面白かった
    新人が物怖じせずバシバシ言うのはわかるが、なんとなく能力高過ぎじゃねえ?とちょっと感じる部分はあったが、物語のキャラがちゃんと生きていており、物語の世界観をきっちり感じさせ伝えさせてきてた。面白かった~~~!!

  • 満足度★★★★★

    丁寧に丁寧に
    抜そうな新人がステレオタイプを打ち破って、職場の事件を乗り越えるという王道なお話だけど、設定やストーリーが突拍子にならないよう丁寧に丁寧に描かれていて、役者さんも丁寧に演じてリアリティーがあり、とても面白かった! 

    ラストシーンの“偽物を世に出した。でも私たち仕事したよね。”ってあの葛藤、、、モノをリリースしてる人達が一度は通る関門を描いていて、ハッピーエンドでなく現実的なところがまたいい。  自分の仕事と重ね合わせ何だか重苦しくはなってしまうけど笑

    個性派遠慮なしな新人を演じた加藤なぎささん、持ち味を120%出していてとても良かった◎

  • 満足度★★★★★

    今年最高(当社比)
    面白かったです。加藤さんのはじけっぷりがよかった。裏付けのあるストーリー展開に感心しました。

  • 満足度★★★

    恨みの手紙
    面白い。

    ネタバレBOX

    松平(森久憲生)…編集長。空気読めない。
    柳沢(玉崎詩麻)…営業。数字に拘る。田沼を足蹴にする。水野と付き合う。
    水野(斉藤マッチュ)…編集と営業を兼任。朝陽を担当。彼の漫画で人生が変わった。
    井伊(森口美香)…腐女子的な営業。眼鏡がでかい。むぎを担当。
    保科(加藤なぎさ)…業界素人で漫画を碌に読んだ事もない新人。基本無礼。
    田沼(斎藤隆宏)…太陽印刷の営業。柳沢に蹴られて喜ぶM。
    朝陽ロット(平田耕太郎)…漫画家。ブレーク後落ち目に。プライドは高い。
    稲葉むぎ…新人漫画家。引き伸ばしが嫌になり、バックレをかます。
    此田卯兎(菊池美里)…同人漫画家。模写が抜群にうまい。

    新稿社のコミック部署。出版雑誌のリニューアル期。むぎが逃亡し、印刷に回せない自体に陥いる一同だったが、朝陽と卯兎の協力でむぎの漫画の最終回を創り上げることに成功する…そんな漫画家と編集や営業の想いがぶつかる作品。

    むぎ事件の前の朝陽事件もそうだけど、素人新人の保科が舞台をどんどん揺すってくれる。朝陽は現状を認識し、借金問題も整理し、新人の頃の心を取り戻す。雑誌にむぎの作品を載せるかどうかも、ここのままじゃ終わりだと皆知ってて何もしないって心を動かす。頭で分かってても動けない人間を前に、ガンガン突っ込む保科が眩しい。なんか胸がキューとなった。

    むぎから手紙が届いた(&編集長に連絡できない)時の、井伊の現実逃避っぷりが面白い。ピンチに動けなくなる考えられなくなる小市民さが気に入った。あと、井伊の、保科にキモイと言われた笑顔がいい。森口は表情が上手かった。
    朝陽ロットも、ベタなナルキャラっぽいとことか卯兎のイラストをみた際のリアクションとか、しっかり笑わせてくれた。

    「仕事」をこなしてるときにたまにみるといいなって作品だった。いろいろあっても前向きじゃないとなと。
  • 満足度★★★★★

    上質な会話劇
    新人編集者が旧人編集者の思いもよらない方法で創刊号の危機を救う、ハラハラドキドキのストーリー展開でした。登場人物のキャラクターがそれぞれとても魅力的でした。惜しむらくは劇中のマンガの結末が無かったこと。結局結末は描かないのだろうという予想を裏切ってほしかったな。

  • ふむむ
    漫画を
    めぐって
    おもいが
    だんだんと


    展開って
    すきだなあ

    個々の人も
    おもしろいなあ

  • 満足度★★★★★

    くぅ~たまらん!
    劇中でも触れていたが、これは正しく編集部をメインにした「バクマン。」の世界である。マンガ作りに情熱を注ぐ人達の熱い話。もーたまりませんな。ぐぐーっとのめり込んでしまいました。やっぱり一所懸命仕事をする人は美しい。ちょっとオーバー気味だけど、菊池美里さんの存在感はいいなー。

  • 満足度★★★★★

    無題623(13-048)
    19:30の回(曇→雨)18:50会場着、受付、19:00開場。ドアがあくとみどり人の宮本さんがいらっしゃったのでご挨拶。MUは12月のCOREDO公演、米内山さんは11月の「朝にならない」以来。両公演ともリアルな空間を利用した公演で、今回、「舞台」をつかったお話でどうなるのかなと思いながらやってきました。ほんの数日のことを上手く切り出し、役柄を配し、個性的な役者さんたちでつくられた公演...ちょっとだけ先が読めてしまうのも味のひとつのように思えました。最前列に椅子席1列、少し間をおき、段差のある椅子席。19:24前説(1:40)、19:30開演~21:07終演。漫画を描きつつ、マンガそのものの展開で楽しかった。

    舞台は編集室、大きな机があり、仮眠可なソファ、冷蔵庫、コーヒーは必需品か、奥の扉には洗面室、パーテーション。部数...数字必達の営業、作家との協同が求められる編集。そこから生まれるはずのヒット作。

    ネタバレBOX

    加藤さんはmimimal、玉崎さんはみどり人(なので宮本さんがいらしたのかな)、森口さんはアンティークスといろいろみている方が多数、もちろん菊池さんは趣向ワカヌ他。

    もともと「やればできる」者たち、整然と流されていたところをかき回す「社長の姪、保科」。作品を創るには破壊と創造とやり抜く志が必要ということですね。

    終わり方のタイミングがオシャレ。

  • 満足度★★★★

    笑いました
    ぶっ飛んだ感じの新入編集社員、後からやってくる新人作家の行動が特に面白かったです。

    ネタバレBOX

    編集部での部屋が舞台。漫画家や編集員、編集長、印刷所らが絡みあい、実際の編集室を想定させる舞台でした。雑多な部屋を思わせる小物たち。透かしボードなどが効果的で愉快に拝見しました。
  • 満足度★★★★

    派手さはないけれど
    個性豊かな登場人物たちが、それぞれの仕事への熱い思いをぶつけ合う、リアルで面白い大人の会話劇でした。専門用語でわからない言葉も多少ありましたが、それでも1時間40分飽きることなく楽しめました。「好きな公演ファイル」に入れたいと思います。

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