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ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)
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公演情報
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ギブ・ミー・ライン(脚本:米内山陽子 × 演出:ハセガワアユム × プロデュース:森久憲生)
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★
恨みの手紙
面白い。
ネタバレBOX
松平(森久憲生)…編集長。空気読めない。
柳沢(玉崎詩麻)…営業。数字に拘る。田沼を足蹴にする。水野と付き合う。
水野(斉藤マッチュ)…編集と営業を兼任。朝陽を担当。彼の漫画で人生が変わった。
井伊(森口美香)…腐女子的な営業。眼鏡がでかい。むぎを担当。
保科(加藤なぎさ)…業界素人で漫画を碌に読んだ事もない新人。基本無礼。
田沼(斎藤隆宏)…太陽印刷の営業。柳沢に蹴られて喜ぶM。
朝陽ロット(平田耕太郎)…漫画家。ブレーク後落ち目に。プライドは高い。
稲葉むぎ…新人漫画家。引き伸ばしが嫌になり、バックレをかます。
此田卯兎(菊池美里)…同人漫画家。模写が抜群にうまい。
新稿社のコミック部署。出版雑誌のリニューアル期。むぎが逃亡し、印刷に回せない自体に陥いる一同だったが、朝陽と卯兎の協力でむぎの漫画の最終回を創り上げることに成功する…そんな漫画家と編集や営業の想いがぶつかる作品。
むぎ事件の前の朝陽事件もそうだけど、素人新人の保科が舞台をどんどん揺すってくれる。朝陽は現状を認識し、借金問題も整理し、新人の頃の心を取り戻す。雑誌にむぎの作品を載せるかどうかも、ここのままじゃ終わりだと皆知ってて何もしないって心を動かす。頭で分かってても動けない人間を前に、ガンガン突っ込む保科が眩しい。なんか胸がキューとなった。
むぎから手紙が届いた(&編集長に連絡できない)時の、井伊の現実逃避っぷりが面白い。ピンチに動けなくなる考えられなくなる小市民さが気に入った。あと、井伊の、保科にキモイと言われた笑顔がいい。森口は表情が上手かった。
朝陽ロットも、ベタなナルキャラっぽいとことか卯兎のイラストをみた際のリアクションとか、しっかり笑わせてくれた。
「仕事」をこなしてるときにたまにみるといいなって作品だった。いろいろあっても前向きじゃないとなと。
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2013/03/03 20:17
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