『スーホの白い馬みたいに。』《京都ver.》 公演情報 『スーホの白い馬みたいに。』《京都ver.》」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    音楽を生かした新しい感覚のお芝居♪
    ギター演奏の生歌をバックに女が洗濯機の回転を見ながら過去を回想していく様を
    役者さんの動きで表現しながら演じていく魅せ方などは面白い♪
    吉見拓哉さんの歌も心地いいまったり感をだしてました♪

    最近良く見かける断片的な色々な話が同時に進んで繋がっていく展開!
    頭使い過ぎるので私はちょっと苦手なんですが…(^^;;


    それぞれの話が興味深い内容でテンポ良く進む会話劇を
    若い役者さんが中心ですが落ち着いた演技に自然と引き込まれます!

    歌手ケラリーノ役の穴迫信一さん(劇団ブルーエゴナク)の登場が
    流れの空気を変えて面白かった♪
    服装のダサさ感にマッチした雰囲気を醸したした演技がいいですね(^^)

    ラストはなんとなくもやっ~とした終わり方でしたが
    ギター演奏の生歌の影響もあるのか⁈
    普段あまり見かけない独特な雰囲気の新しい感覚のお芝居でした♪

  • 満足度★★★

    『スーホの白い馬みたいに。』《京都ver.》
    京都カイカ、北九州アイアンシター、そして京都元立誠小学校、すべて観ました。
    立誠版では、カイカ・北九州版で観客の想像に任せていた間接的な表現に、すべて解説、解答が与えられました。すなわち、言葉や描写で暗示することで実在を表現していた事柄が、具体的、直接的に舞台上に登場しました。一番大きいのは、語られることだけで実在していた「コラピスおじさん」が死体である奥さんを伴って登場したことです。このことにより挿話が増え、作品に停滞をもたらせました。また目の前で行われていることだけの作品となってしまいました。
    本作品は、洗濯機をモチーフに、リフレインしつつ、行ったり来たり渦巻き回転する疾走感が作品の骨幹だと思います。
    カイカ・北九州版は疾走感に満ち、本当に素晴らしい作品となりました。小生の2012年度のベスト5に入る作品です。
    しかし、最終形となった立誠版では洗濯機が壊れ、渦巻くことができず、水が淀んでしまいました。その結果、それまでは沈んでいて気が付かなかった粗がことごとく目立ち、鈍い作品となってしまいました。

  • 満足度★★★★

    今しかない若さを感じる
    始めのプロローグ的なところが全然わからず
    ちょっと音も大きくて台詞が聞き取りにくいわーとか
    思ってたけど
    ここはわからなくて良かったと後でわかった。

    座付き音楽家という方がいる劇団って初めて。

    前半は話がわかりにくいまんま進んで行ったのだけど
    どんどんと色んなエピソードが符合して行きハッとする。

    そこで時間軸が戻り
    同じシーンがリフレインされる。

    最近こういうパターンのお芝居が多い気がするがまぁ良いか。

    ところどころ
    ドタバタ劇になりがちでそこは気になったけど
    曲とかダンスとかええ感じでした。
    ユニゾンの台詞が聞き取りにくかったのももったいない気がする。
    二人ずつくらいにしても良かったのかも。

    ケラリーノさんがツボでした。

    お話は切なくて
    自分の体験にはないけど
    そういう気持ちになるのはなんとなくわかる。
    コラピスおじさん、藤田くん、工藤さんは前に進めたけど・・・

    ゆきこはどうなったのかな。
    みくが洗濯機を覗いてみたものは・・・






  • 満足度★★★★

    いやぁ、面白かった!
    劇団本公演初見。青さは感じたものの、それも含めて面白かった~!私の観た回の観客は若者が大半でした。終演後、その彼らの拍手の熱さはハンパなく熱くって、最近の若者って淡泊ねっという印象を一掃。観客を巻き込んだ劇団の今後を期待させる好舞台でした。次公演ぜひ観たいです。

  • 満足度★★★★★

    なかなか切ないエピソードが・・・
    なかなか切ないエピソードが詰まったお芝居でした。
    そのそれぞれに感情移入し易く、、はまりました。エピソードの混ざり具合も良い感じで、良いお芝居だったと思います。

    そういえば、カイロとブランケットを一人ずつ用意されています。
    これがとてもありがたい。実際、この2つの装備があっても、尚ちょっと寒いです。来られる方は、暖かめの服装でどうぞ。

    上演時間:約90分

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