デキルカギリ 公演情報 デキルカギリ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-10件 / 10件中
  • 思っていたより重い話でした
    思っていたより重い話でした。そして凄い設定でした…。
    ぎりぎりついていけた…と思います。

  • 満足度★★★★

    重いモチーフと笑い、俳優陣を堪能。
    学者である父親が突然ぼけたため”遺言”が公開されることになり、
    それには、三兄妹が揃う必要があった。
    しかし、長男はある事件から姿を消していたのだった。

    G2が最後に「他がやらないことを!」と選んだテーマは「原発」!
    セリフの端々に知らなかった(おそらく徹底した取材の上での)原発データが
    ちりばめられていて、いちいち驚いたり、あらためて思い出して、
    怖くなったりの連続。
    それでも笑いは忘れず、舞台上のコメディシーンは続く。

    さすがG2プロデュースは手を抜かない。
    最後まで徹底挑戦の姿勢が素晴らしい。

    山内圭哉さんの弱気の演技(と髪型)、
    大和田美帆さんの安定感!
    片桐仁さんが珍しく中心で正道の役をきっちり演技し、
    あの、岩井秀人さんが役者としてがっつり演じ、
    大満足でした。

  • 満足度★★★★

    満足しました。
    久ヶ沢さん、山内さん、片桐さん、岩井さんの何ともいえない間の取り方、笑わせていただきました。

    ネタバレBOX

    ダム建設、原爆(広島・長崎)、脱原発、原発推進、おとなりの国のスパイなどを背景に、G2さんならではの笑いを入れた内容でした。
  • 満足度

    *
    期待を下回ったお芝居。
    台詞間違え、台詞のタイミングとちり、言葉を噛む、これが多すぎた。
    タイミングとちって他の人の台詞とカブって何言ったのかわからない部分もあった。
    笑わせるポイントなのに噛んでその場の空気を流したりな場面も…。

  • 満足度★★★★

    残念だなぁ。
    G2さんのプロデュースの最後の公演。

    思わずパンフレット買いました。

    実は思ったほど観てなかった。(;´Д`A ```

    でも、私G2さんの作るもの好きだーって改めて思った作品でした。

  • 満足度★★★★

    水の女神
    面白い。

    ネタバレBOX

    笑えてさっぱりな作品。情報の出し方がうまくて、ツボの押し方がうまい。

    長男…18年前と2年前の原発関連事件に関与。原発をなんとかしようとしたが、捕まり獄中死する。
    次男(片桐仁)…科学者。長男への想いをぶつける。
    長女(大和田美帆)…警官を通して長男を家に呼ぶが。
    父(久保酎吉)…表向き原発肯定派だが、裏で原発反対弁護士らとつながっていた。ボケつつある。
    議員(久ヶ沢徹)…警官らの作戦にのる。次男らのいとこ。原発推進派。
    弁護士(岩井秀人)…父と裏で繋がってる原発反対派。プルトニウムとリモコンを池からすくい上げ、話を収束に向かわせた。笑い方が変。
    警官(菅原永二)…長女に好意を寄せる。
    刑事(中川智明)…長男を追い、プルトニウムの在処を探る。
    長男に似てる男(山内圭哉)…長男になりすますが、父と酒を交わし白状する。
    お隣さん(吉本奈穂子)…葬儀屋。実は原発事故の遺族で、プルトニウムによる復讐を狙う。どっかの国のスパイらしい。

    良くできた話で、キャラもたってて、起伏があって、笑えるところをビシビシ突っ込んでくる良舞台。「核廃棄物」問題とか「原発」問題を小難しくすることなく、自然に提示する手腕がいい。
    自分の故郷が水に沈み、そこに核廃棄物を沈ませなくてはならない。原発の必要性を肯定してはいても、ボケる前の父がそこまで考えていたろうと思うと、ラストのつぶやきにやりきれなさがこみ上げる。
  • 満足度★★★

    シビアなテーマ?
    ネタばれ

    ネタバレBOX

    G2プロデュース【デキルカギリ】を観劇。

    G2の作品は過去に何本か観たのだが、適度な商業性があって、可もなく不可もなくという作品が多いようだ。程ほどに面白いのだが、あまり刺激は与えてくれない。今作は解散公演という事だが、期待をしないのは勿論である。

    詳しい内容に関しては割愛するが、原発問題を一家族の視点から描いた作品。
    常に国家の味方と表向きでは唱えていた父親(学者)が、実は裏で原発廃止を長い期間に渡り取り組んでいた。その事を知らない子供達は、父親の国家の飼い犬、日和見主義的な生き方を憎み、家族が断絶してしまうほどだ。だがその父親が認知症にかかってしまい、原発廃止で行っていた秘密の内容が遺言書によって明かされるのである。そしてその内容を知った子供達は、そのとんでもない遺言書の中身の対応に迫られるのである。

    平和なホームドラマ調で、笑いと上手い役者使い描いているのだが、テーマに関してはかなりシビアである。原発廃止は一個人のテロしかないという結論に達しているという事だ。国家の側で働いている人間が、その様な行動を起こしてしまうという事は、もう対策を打つ手がないのではないか?とも言える。3.11の直後、トラッシュマスターズが【背水の孤島】で描いた原発廃止問題も同じように個人のテロでしか解決作がないと訴えていたが、今作も全く同じだ。いち国民として正しい行動を起こす為に国家に近づいたけど、実は遠のいてしまっている?という事に気がつかされてしまうという事だろう。以前にも書いたが、映画【チャイナシンドローム】で原発職員がとった行動と全く同じだ。
    今作はシビアなテーマを身近な視点で描くという事に関しては上手く出来ていて、観客が身にしみてテーマを身近に感じるだろう。だだ毎度の事ながら、クリエイティブ的な作品ではなく、観客の想像力を掻き立てられないので、観終わった瞬間に忘れてしまいそうなのだが・・・。

    演劇をただ楽しみたい!という方にはお勧め。

    いつどこで観ても吉本菜穂子は良い役者だ。
  • 最終公演
    面白い役者さんが揃ってました。
    でもG2さんの作なので、優しいだけの話しかと思いきや
    社会問題が入り込んでいて、う~ん。
    最終公演ですので、とりあえずお疲れ様でした。

  • 満足度★★★

    ちょっと真面目なホームコメディ
    G2プロデュース最終作は、過去の歴史から伝えられた事例と、今日的な内容でマジメでデリケートな話だったけど、笑える箇所もあり。
    最後のお父さん/久保さんのセリフがいろんな事を想像し、深い余韻を残す。
    公演は始まったばかりなので、これから更に舞台に勢いがつきそうな印象。
    久保さん重鎮芸、テキパキ岩井さんとキビキビ動く中川さんがよかった。約2時間。

    ネタバレBOX

    わかり易い話だし、ラストの父親の台詞には切実な願いを感じられて良い舞台だったけど、最終作とあって、笑って劇場を出たかったかな。
  • 満足度★★★★★

    ちと緩んだトコもあった気がするが・・・
    最後までの展開とオチ!
    &各役者さんの存在感や演技は秀逸と感じました、
    舞台セットも綺麗であり出来がよかったなー。
    現在の日本の国民感情の代弁も出来ていたような、
    脚本の素晴らしさも重ねて感じました。

    <2時間>

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