通る夜・樽水家の場合 公演情報 通る夜・樽水家の場合」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-13件 / 13件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    初めての芝居屋でしたが、とても良かったです。
    人と人との繋がり、本音でぶつかり合う迫力。女性達がカッコいい舞台でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    いかにも芝居屋らしい話の展開なのだけど、今回はああ言えばこう言う合戦が盛り上がりましたね。これも修羅場と言っていいのかな?ラストは大団円でホッと。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    お寺の一室を再現した舞台セットで
    左の格子引き戸が外で右の格子引き戸が本堂へと繋がってる設定で
    部屋の中央に円筒形のレトロな石油ストーブ
    座テーブル二つに座布団と和室を再現してて
    四十九日に集まった近縁者らが繰り広げる人間模様を見せる芝居でした
    あーありそうだなぁ こんな人間関係って
    説得力の高かった1時間25分の作品

    ネタバレBOX

    北国の小都市にある 大乗寺という寺で
    檀家である樽水(たるみ)家の当主
    樽水勝利が逝去して四十九日
    本日は十一時から近親者のみで納骨式が
    行われるので寺の待合室=舞台=に
    喪服を着た方々集まるのでした
    喪主の妻と その娘 故人の仕事を引き継ぎ
    テキ屋を仕切ってるのだが
    (テキ屋(的屋)とは、祭りや縁日などの人出の多い場所で露店を出し、食べ物や雑貨を売ったり、見世物を興行したりする商人(香具師・やし)のことで、独特の口上(こうじょう)で客を引きつけ、「当たれば儲かる」という語源から「的屋」と呼ばれるようになりました と Google AIさん引用)
    分家筋の喪主の姉さんの妹分が
    何と故人と駆け落ちして子を成して
    折り合い悪くなっていたのが
    この納骨式の場にて和解するのが
    メインの話であります

    外から聞こえる音とか
    周囲の気の使い方とか出来が良かったデス
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白かったです。
    登場人物達の会話から、登場しない故人が思い浮かぶようでした。
    役者さん達の臨場感ある演技は流石でした!
    笑いあり、涙ありの心温まる舞台でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    寒い日でしたが、こころが温まりました

    ネタバレBOX

    決して特別ではなく、実際にありそうな市井の人々の話、身に沁みました。会話の端々から、登場してこない故人の人柄が鮮明に感じられました。
  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    すばらしかったです。まず、劇場に入って「いつものあくとれと違って舞台がしっかりつくりこまれているな…」と思いました。で、舞台ですが、ほんと最高でした。ブラボーです。同劇団のものは「七曲り異聞・隠れ処京香」を以前拝見させていただいておりますが、やっぱりわかりやすく、それでいて奥が深いですね。正直、わかりにくく浅い舞台が少なからずあるなか、劇団芝居屋のような劇団は貴重ですね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    12月27日19時00分の回を観劇。

    ネタバレBOX

    登場人物の会話や立居振舞から、それぞれの関係や空気がわかって、その変化もわかって凄く面白かったです。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    自然で迫力のある演技、味わい深い劇、とてもよかったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い。
    説明にある通り、樽水家当主の故 勝利の四十九日 納骨式を行うまでの約85分をリアルタイムで描いた物語。この話には 大きな山場が2つあって、まず当事者同士の憎悪・確執による口喧、次に 自分自身の存在に苦悩する人物の激白によって、その場にいない人物の思いが立ち上がるよう。少しネタバレするが といってもキャスト6名は記されている。登場しない7番目の人物として故 樽水勝利の人柄なりが浮き彫りになってくる。始めの山場は伏線であり、激白した人物と人知れず寄り添った人物の思い、それが北国の しかも厳冬にも関わらず、心温まる話へ。

    始めの山場の後、一息ついたところで露天商組合長 瀬村五郎(作・演出 増田再起サン)が現れると、口喧していた者同士が「男なんて しょうもない」と共闘しだす。このコメディーリリーフ的な役回りを通して 次の山場に繋げる上手さ。人の機微を巧く表す役者陣、劇団芝居屋の真骨頂を覗くようだ。
    (上演時間1時間25分) 

    ネタバレBOX

    舞台美術は、上手/下手に引き戸、中央奥にストーブ、その前(客席寄り)に大きな座卓と座布団の2セット。全体はシンメトリーで外では吹雪(または寒風)いているような音が寒々と聞こえる。また各人の年齢を明らかにし、関係した歳月の長さと 年齢相応の喜怒哀楽を表現しているよう。

    舞台は、大乗寺の本堂に通じる控えの間。11時から四十九日 納骨式が始まる迄の物語。故人 樽水勝利(行年79歳)の妻である辰子が早々にやってくる。その後 故人の長女 (水原)弘子が来て、母に父との馴れ初めを聞き始める。辰子は この街の売れっ子芸者で、父が通いつめ求婚してきた とまんざらでもない様子。そこへ亡き父と駆け落ちした愛人 森田裕子(還暦)がやってくる。驚いた辰子は裕子を詰り罵るが、逆に裕子は辰子の知らないことを言い出す。勝利は更年期障害で悩んでおり、裕子が気遣っていたと打ち明ける。そして男女の仲へ…。諍いの張本人が亡くなり 今更揉めても しょうがないと諦める2人。そこに辰子の気っ風のよい芸者ぶりが表れている。表層の丁々発止だけ観れば、この場面だけが山場のようだが…。

    そこへ村瀬五郎(80歳)がやってくる。女2人の口喧が収まり 一息ついたタイミングでの登場。故勝利の女癖 女遊びは村瀬が教えたことと 辰子と裕子が一緒になって責め立てる。それが「男なんて しょうもない」という呆れ文句。先の修羅場を和ませ 次に登場する人物の激白をお膳立てするかのような場面。

    最後に裕子の息子 森田幸助(24歳 市役所勤務)が仕事の合間を縫ってやってくる。納骨式が終わり次第 仕事に戻るため作業着に喪章をしている。彼は勝利と裕子の間に生まれた子、弘子(46歳)の腹違いの弟になる。辰子と裕子の間だけの問題で簡単に解決出来ればよかったが、自分が生まれたことで浮気事情が複雑になった。自分のせいではないが、それでも自身の存在に悩み苦しんできた と泣きながら激白する。故勝利は生前 弘子に腹違いの弟がいることを話し、彼女はそれとなく年の離れた弟の様子を覗っていた。故勝利の最期は誰にも看取られず孤独死。

    故人は、幼い息子(幸助)のことを心配し 腹違いの弘子に話してしまう。結婚する時の忠実(まめ)さ、女癖の悪さ その割に優しく謝り上手で ついつい許してしまう等、悪口とも惚気ともつかない会話で故人を偲んでいるような。登場しない人物の人柄が四十九日にしみじみと語られる人情劇。それを役者陣が実に上手く表現しており見事。ちなみに、ストーブや音響(吹雪or寒風)から冬を連想するが、死因が熱中症で 四十九日の季節感に合致するのかな?
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    最高の人生舞台でした!!人生のひとコマが上手に切り取られてズームされていましたね。技量と幅のある演技に感服。次の公演が待ち遠しいです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    この寒い時期にぴったり 笑いあり涙あり心があたたくなり考えさせられる素晴らしいお話しです

  • 実演鑑賞

    演技はとても良かったんです。とても。

    ネタバレBOX

    一番の盛り上がり、クライマックスである長年いがみあってきた二人の和解が中盤よりも前に。
    ストーリーとしてはここで終わりが一番良かったとは思います。

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