「Collapse Of Values」Re:Mix 公演情報 「Collapse Of Values」Re:Mix」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-5件 / 5件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    緊張感の張り詰めた舞台でした。

    ネタバレBOX

    地下で何が行われているのか、あまりにも衝撃な内容にえぐられるような苦しさを感じました。話が進行していくにつれて、緊迫感が徐々に高まりました。裏でそのようなつながりがあったとはショックな結末です。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い。
    ダークサスペンス--緊張・緊迫感が容赦なく観る者を圧倒する、そんな見応えある公演。
    物語は 説明にある通りだが、そのダークな雰囲気は想像を超え 嫌悪感を増幅させ痛みと悲しみを…。恐怖に支配された状況下で まともな精神状態を保てない。精神(感情)と肉体をぶつけ合いながら必死に生きようとする。
    物語の展開には緩みを入れないが、登場人物の性格等で緩和させる、そんなバランス感覚が好かった。
    (上演時間1時間55分 途中休憩なし)【裏チーム】

    ネタバレBOX

    舞台美術は、薄汚れた灰色の壁、中央に出捌け口があり 奥は玄関になっているらしい。室内の上手にソファ、下手にベンチがあるだけ。後々 分かるが、中央床にある仕掛けの出入口(地下へ通じる開閉戸と階段)。全体的に不気味な雰囲気が漂う。この空間は ある閉鎖された建屋の一角で、別部屋は客席通路を使用する。

    或る事件の捜査をしていた警視庁刑事部捜査一課の佐々倉刑事(高田 舟サン)は、別件で 突然姿を消したサラリーマン2人の行方も捜査することになる。この2つの事件が結び付いてくるが、元々の事件の概要が分からないことから、繋がりの詳細は分からない。ただ、行方不明になっているサラリーマンの1人が自分の弟であることから強引に捜査を開始し始めた。その理由 動機は、ハッキリしていることから説得力はある。ラスト、影の真犯人と佐々倉の自殺を連想させる銃声音が衝撃的!それに至るアクションシーンも力強かった。

    この(監禁)場所は、知らずに闇バイトへ応募してきた人々の人間性を奪い鬼畜へ追いやる。死体を解体し臓器を仕分けする。学費捻出や親の介護費用を稼ぐためにやってきた普通の人々、その心身を蝕んでいく。狂気じみた光景だが、目を瞑り顔を背けることなく見入ってしまう。物語は迫力・緊張感を持続させるといった集中力が凄い。怖いのは、慣れの感情ー始めこそ 死体を切り刻むことに抵抗・躊躇っていたが、そのうち 何とも思わなくなる。
    佐々倉刑事が潜入捜査を開始する前、相棒であり後輩の山崎鈴音(西脇彩華サン)とのお喋りが場を和ませる。その一服の清涼剤(コミカル)的なバランスが良かった。

    公演の緊迫感は、迫真の演技にある。表面的な悪役である佐伯龍(サン)は、そして監禁している女性の髪の毛を掴み 容赦なくビンタもする。拳銃の発砲も威力を感じさせる。舞台技術は薄暗い建屋(倉庫風)に低重音の響くような音楽、朱色の閃光だが 発砲時と血飛沫によって照明色彩を諧調させるなど細かい工夫が好い。ダークサスペンスという謳い文句で、真犯人へ辿り着くような伏線も死に際の譫言として回収していく。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

     「裏」を拝見。

    ネタバレBOX

     オープニングは可成りおちゃらけた始まり方をするが、内容はかなりダークで悍ましい。板上には奥に嵩上げされセンターに出捌けを設け出捌け左右に目隠しの板を設えた民家の1階が示され、上手奥は玄関という設定だ。下手・上手側壁にも各々1か所出捌けが設けられている。一風変わっているのが、この屋敷には板中央辺りに奈落があり奈落のスペースを此処での作業場としている点だ。従業員たちの休憩所、風呂場などは1階下手、作業は各グループを3つに分け3交代制で24時間作業が継続されている。無論、物語の展開するのは真ん中の空間でありこの空間は、警察署内にもなれば民家1階にも作業空間脇にもなる。この建物内で行われている作業の管理者専用ルームが上手にあり従業員はみだりに入ることができないよう施錠されている。場面によっては出演者が観客席通路を導線として用いる。かなりダイナナミックな劇場の使い方だ。尺は約120分弱。
     さて、物語は突如連絡の途絶えたサラリーマン2人の行方捜査開始で始まるが、行方不明となった2人のうちの1人は捜査を命じられた佐々倉優希刑事の弟、優太であった。捜査開始からの進展は捗々しくない。佐々倉刑事は潜る決断をする。条件は良さそうだ。報酬額が極めて大きいのだ。果たして応募した件は採用になった。佐々倉は鈴木と名乗って所期の目的通り潜入捜査を開始した。無論、署との連携は相棒の鈴音を通じ確保済である。その上で実際にここで行われている作業に関与してゆくことになるが、その内実は実に悍ましいものであった。作品では、この作業を管理する者の素性や行状も描かれるがその内容はグロテスクである。
     今作を観て今作の謳い文句通り観客はその価値観を崩壊させられてしまうだろうか?
  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    裏チームを観劇しました。
    サスペンス大好きなので、どんな展開になるのか興味津々でした。
    笑えるシーンを交えつつ、かなりダークな内容で、怒涛の展開に衝撃でした。
    役者さん達の熱演にも惹き込まれました。
    面白かったです。

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