インスタントガール 公演情報 インスタントガール」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★★

    無題549(12-292)
    19:30の回(晴)。19:11会場着(徒歩にて)、受付、今日ものんびりしていたので遅め、入って右の席、舞台には何もなく整理されています。とはいうものの壁際のテーブルにはグラス、椅子もあり。お芝居の概要がわかりませんでしたが近いのでみにきました。「I , Robot」+「アンドリューNDR114」みたいな印象。19:30前説、19:32たぶん開演~20:52終演。女の子がひとり中央に、なにかつまんでいると思ったらダンゴムシだそうな。

    ネタバレBOX

    人型ロボット、旧式と新式。T800とT1000との差以上の違い。まず見た目が違う…旧式:黄色のつなぎ、手袋、白い靴は学校の上履きか、左胸に九官鳥っぽい絵柄が縫い付けてあり、頭部はゆうパックあたりのダンボールで顔は白、その他は黄。丸くて黒い目、鼻はいくつもの小さな穴(?呼吸用か)、口は横一文字、櫛のようにカットされ、耳はキッチンのスポンジ、印刷機能付き。このチープなロボットが主役…なのに最後までダンボールをつけたままでどのような方だったかは永遠の謎。新式は可愛い女の子。

    イベント制作会社の社長、社員、出入りのバイト(後に議員)他とロボット2体…。データ転送、3Dによるメモリー再現などのアイデアが面白い。ラスト、家政婦ロボット(旧式のほう)と社長、リセットされた新式は空を飛ぶアトムに手を振る…はどういう意味なのかよくわからず。
  • 満足度★★★★

    可愛いロボット
    面白いというか好み。80分。

    ネタバレBOX

    ロボットが一般化し、むしろ「人間雇用30%」を法制化しなくちゃならないような世界の、とあるイベント会社。社長(用松亮)を筆頭に、旧式ロボ(徳元直子)や仕事できるけど女好きなシマ(浅井浩介)、シマに惹かれるちょっと冷めたアオキ(青木五百厘)が、アトム生誕10周年記念イベントのプレゼンに向けて頑張っている。そこに、社長の姪でかわいい新入社員のオジョウサン(佐治静)が働き始める…。

    ユルめなユーモアでくすっと笑える。キャラがいいというか、セリフのセンスがいいというのか。爆笑はないけど面白い。

    ロボの可愛らしい動きと声い愛着が湧く。んで、そのロボが故障し、修復不可能になる。アトムの暴行事件でイベントの存続(=会社の存続)が危機に陥り、ロボが最期の時間で方向性を示す。そして、疲れた社長を優しく慰める…。
    社長の成長にあわせて、教育係や会社の従業員、秘書のプログラムを経てついにその役目を終えるロボ。母親のように、社長の頭なでなでするラストシーンがあたたかい。マザコンといえばそれまでだけど、柔らかい愛情をみせてくれてこっちも暖かくなる。ベタといえばベタなんだけどね。

    時に甘えん坊で弱気な社長を演じた用松がマッチしてた。そして、顔を見せずに声と動きで魅力的なロボを演じた徳元に拍手したい。

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