公演情報
「パーク」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
あった事にしても良いし無かった事にしてもいいし
実体験か想像かなんかどうでもいい
全ては自分が幸せならばの酔生夢死した男の話でした
公園からどんな景色を見てたのか気になりました
公園を見せるのにありそうでなかった緑の芝生セット良かったです
実演鑑賞
満足度★★★★
とある町の公園が舞台。何か凶悪事件が起きると思って臨みましたが、スーパーのパートや学生さん、公園のベンチに異常に愛着あるおじさん、公園を管理する市役所の職員などがベンチを通して徐々につながり、できあがっていくコミュニティに面白みがありました。市役所側は、危ないから公園のジャングルジムや鉄棒の撤去、ベンチも長期滞在できないように快適でないものに変えようとして、公園の利用者との間に次第に軋轢が生じます。何か現在の不寛容で窮屈な世の中を表しているな、と思いました。主人公のおじさんの半生もミステリアスでした。なぜ嘘をついていたのか?どこまで本当なのか?人間には誰しもどこか闇の部分があるということを改めて思いました。
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
公園に集う人々の、何気ない日常のストーリーでしたが、恐怖とは違う何とも言い難い感覚の舞台でした。
自分含め、誰しもが何らかの闇を持ち、葛藤しているんだろうと感じました。
実演鑑賞
満足度★★★★
表面上は穏やかな感じだが、闇を抱えている人達が出てきたがいつもの甲斐ファクトリーよりはダーク少な目かな。
ベンチ一つであのようなストーリーになるのは凄いです。
実演鑑賞
満足度★★★★
公園に集う人々の人間模様を描く休憩無し約1時間45分、遊具やベンチを巡る主題は本劇団の過去作と比べるとやや穏当な内容で、その背後に潜む闇もいつもより明るめ。市役所の高橋さんがいい味出してました。
実演鑑賞
満足度★★★★
公園のベンチに集う人たちの群像劇。何となく普通にありそうな話で、今までの舞台とはちょっとテイストが違いましたね。かえって感情移入しやすかったですけど。
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い。
2つのコトが緩く繋がって、人間と社会の或る共通の言葉「不寛容」が浮かび上がる。登場するのは普通の人々、そして街中にある公園のベンチを舞台に、得体の知れない心の桎梏のようなものを炙り出す。
人それぞれに正義や真実があり、そのぶつかり合いを通して蟠りを解消していくのだが…。それを日常の出来事に落とし込んで分かり易く描いている。少しネタバレするが、登場するのは 公園のベンチを大切にするオジサン 佐藤を中心に、近所にあるスーパーのパート職員、公園を管理する市役所職員という設定が妙。パートのシフト調整の場面や市民の声という建前で強権を振るう行政、そこに それぞれの思惑が透けて見える。
一方、佐藤と公園の近所に住んでいる若い女性 リンコ、この2人は心に闇のようなものを抱え その心中は複雑。2人にもウソと真実があり だんだんと露呈、それが許容できるか否か、理屈では言い表せない心の内 感情を見事に描き出す。
この2つの話が絶妙に交差し 普通に潜む<闇>のようなものが怖い。
(上演時間1時間50分 休憩なし)
実演鑑賞
満足度★★★★★
おもしろかったです。知っている俳優さんばかりで私的には同窓会的な舞台でした^^ タイトルが「ベンチ」や「公園」じゃなく「パーク」なのがいいですね。ベンチ1つであそこまで話というかイメージをふくらませることができるのも脚本がすばらしいからですね。そして、その脚本のよさを最大限引き出せるキャストの能力のたまものですが、いつものことながら、伊藤順さんの演技が光ってました。伊藤順さん出演の作品にはずれなしですね。舞台の内容的にはノイジーマイノリティの「なんだかなー」さや誘導尋問の恍惚さもスパイスとして効いていたかなと思いました。
実演鑑賞
満足度★★★★
何気ない日常の風景に潜む違和感が、少しずつ闇へと広がっていくような舞台でした。
公園という限られた空間の中で、狭いコミュニティならではの問題が重なり合い、淡々と人々の心情の揺れが描かれていきます。
そして終盤、一気に加速する展開に引き込まれ、観劇後にはさまざまな考察を巡らせたくなる奥深い作品でした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
甲斐ファクトリーさんの舞台を全部観ているわけではないですが、今までとは違うテイストでした。普通の街中の普通の公園に集う人達の緩い繋がり。あらすじから想像していた何か悪意めいたものがその普通の光景に影を落として・・・という訳ではなく、みんな色々事情は抱えながら懸命に、でも普通に日々を過ごして・・・
実演鑑賞
満足度★★★★
杮落とし観劇
あり得そうなシチュエーションで
何の変哲もない普通の公園のベンチを
中心に日常? が描かれておりましたわ
全席自由の1時間45分の作品
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日を観劇。やられました!今までとは違うテーストで劇は展開し、これはこれで面白い!甲斐氏の守備範囲の広さに脱帽です。
以前のドロドロとした闇は、日常の中に忍び寄り、かえって恐ろしさがリアルに感じられました。
今年の12月に、この劇に出会って、今年の「私のベストテン」を組み換えしなくてはならなくなりました。罪なことをしますね。
毎回思うのだけど、トラ丸さんは素晴らしかった。市役所の二人は面白かった。
リピート割引があるそうなので、もう一度行きます!!
実演鑑賞
満足度★★★★★
主に近所の住民が利用している公園の一角
噂話の場や自己没入の場、いろんな意味で人間観察する絶好の場として舞台は展開
この人達に何か邪悪な事件が・・・というイメージがあったのだけれど、こぼれ出る人間性とちょっとずつ出来上がっていくコミュニティの面白味がコミカルでもあり、どうやらイメージしていた方向性とは違っているよう
でもこっちの方が好みかも
誰もがそれぞれに持っている心の闇、毒の部分がじんわり効いてきて、いい感じに痺れる
哀しみが恐怖に接触するピーク
この人物がまた違ったタイプであったなら来たるエンディングはもっと苦々しいものであったかもしれないけれど、しんみり受け入れられる感じ