満足度★★★★★
無題617(13-042)
15:00の回(晴天、穏やかな陽気)。14:30開場、今日は最前列にミニ椅子が出てます。15:02前説、15:07開演〜16:26終演。2回目、楽日です。今日はヴァイオリンではなく打楽器の方でした。日常を超えた展開もいつの間にか日常に戻ってしまうそのタイミングで楽団が空気を震わせているかのようでしたし、おたまでみそ汁をかき混ぜるようにすべての因果関係をバラし、カタツムリの世界へ引き戻すかのようにもみえました。どこまで行っても入口に戻ってきてしまう…
伊藤ゆきえさんのお芝居は初めて。お話にピッタリ。TVや邦画はほとんどみないのですが、きっといろんな演技をなさっているんだろうと思います。
普段、劇場の(左右の)扉から出入りがあると、時々、お話の濃密さが逃げてしまうように感じることがありますが、本作は(多分に思い入れあり)どんどん濃さを増し、お話を楽しむことができました。
満足度★★★
天廻物
初見でしたが、内容は想像してたより、面白かった。
ただ、劇場の構造なのか、とにかく足音がうるさかった。
一番後ろの席で観ましたが、おそらくトイレと楽屋につながる通路を誰かが通ると、すごく客席まで足音が響きます。
上手側の扉が舞台中で開くと、ちょうど非常ランプが目に入りまぶしい。
扉を閉めると「カチッ」という音がして、上演中に遅れてきた人を何人か入れていましたが、だいぶその音や光に気分がそれました。
見切れも激しく、上手で着替えている人が見えました。
満足度★★★★
無題610(13-035)
19:30の回(少し晴れてきたが寒い)。18:50会場着、ちらしの裏には30分前受付とあったので待っていると、あとから来た方がすすっと受付...確認すると受付してます...ということでした(コレデイイノダロウカ?)。19:00開場、ここは椅子がいいのでラクチン。舞台は何も置いてなく、正面に(園児が描いたような)赤い渦巻、左右にはこれも赤いイソギンチャクのようなものがびっしり貼りついています。こちらは初めてで、劇団名、演目が全部漢字…当たるか外れるか。19:30前説、19:34扉が閉じられ19:36開演(暗転)~20:55終演。
チラシをみたときアンモナイトかと思いましたが親戚みたいなものなのでしょうか。旅芸人一座の出し物をみているような雰囲気で私好み、間に楽隊の演奏を挟み、夢の中の夢をみているような物語。