満足度★★★★
バランスがよい
ありそうな日常を描きながらだんだんと隠されてた秘密が明らかになる。
明らかになっていく見せ方や日常とのバランスがなかなかにお見事。面白かった。
満足度★★★★
レトロなサスペンス気味
間違った(?)肉親愛の絡んだサスペンスに昭和40年代の松竹映画(松本清張原作、野村芳太郎監督)のニオイを感じる。
また、TheWHOの「TOMMY」や天の岩戸などとも勝手に結び付けて観たら楽しいの何の!
また、最後に明かされる中学生の娘の不登校の理由も巧い。
満足度★★★★
久々
「正しい晩餐 山の幸バージョン」以来久々の劇26.25団。
うん。とても面白かった。時事ネタ(中国ネタ)をかなり強引に盛り込んだ箇所があって若干大味になってしまった場面もあったが、生の舞台だからこそ提示ができる「家族の焦点のズレ」を堪能させてくれる重厚な作品だった。力のある役者さんたちが演じる危うい不穏さを秘めた家族劇を、あの距離でビリビリ感じながら観られるというのは、演劇ならではの醍醐味だ。
叙述ミステリな趣を秘めて、不協和音漂う家族が過去と現在を繰り返し訪れ記憶の修正を図っていく。その脚本の構成がお見事。そうだと思い続ければ、時を経て、無かった出来事も真実になる。そういった不協和音が最後の合唱に繋がったのかなとも思うが、あの歌の部分はちょっと冗長だったか。そしてある意味クリフハンガーなラスト。この家族はまだまだ荒れる。荒んでいく様な余韻が残って終幕。良作。
長尾長幸さん演じる古賀が毎回玄関の靴を並べ直す演出に、なぜか目を魅かれた。
舞台美術の完成度がお見事。
満足度★★★★★
まじ面白かったっス
花登筺か山田太一かって言うくらい面白かったです。(古っ)
浅利さん、加藤(な)さん、須藤さん、星原さん今までみたことない役柄で新鮮味がありました。劇団員の方々もいい味だしてました。
今の流れでいくと私の今年のNo1です。
満足度★★★★
本当のところは当人しかわからない
昼ドラのようなサスペンスのようなはたまたコメディのような要素を織り混ぜつつ時おり見せる『秘密』、、、モヤモヤ気になってどっぷり浸かりました。面白い! 加藤なぎささん、浅利ねこさんのあの姿、可愛らしい◎
満足度★★★★
はたして
繭はそのままだったのか!?成虫になったのか!?糸になって紡がれたのか!?
タイトルが絶妙ですね!
すべてがクリアにならなかったのが逆に良かったです。重さと笑いのバランスもいい具合でした。
満足度★★★★★
お芝居を観たーって感じ!
ちゃんとセットがあって、終始一貫地に足がついていて、謎めいていて、謎の余韻が残るような家族物を観たのは久し振りのような気がします。
満足度★★★★
人の思いやりの温かさが伝わる舞台
あぁ、いるなぁ・あるなぁこういう関係や人物。
と納得のできる芝居であり、巧くコメディ的要素を取りたりしていても。
メッセージ性の強い納得のできる家族群像劇(でいいかな?)でありました
<約2時間弱>
満足度★★★★
繭は藪の中
複数の人間の記憶の中にあるひとつの出来事。
それぞれの思い、思い込み、誰かを守りたい気持ちが交錯して
真実はもうわからなくなってしまっている。
わかっているのは「着地点を探すのは自分自身」だということ。
キャラにはまった役者が生き生きとして魅力的な舞台だった。
満足度★★★★
訳あり家族
今回はどうにかぎりぎり取り繕ったものの、数年後に再度精神的危機が来そうな家族でした。見た後にも不安が残ります。続編も作って欲しいです。