満足度★★★★★
面白かったです
面白いってどういうことなのか。
具体的にこれと言えるものもないし、物によっては面白いともそうじゃないとも言えないものもあるし、はっきりとした答えなんて自分の中には見つからなかった。
けれど見終わった後に思ったことは「面白かった!」です。
思うこと、考えてること、悩むこと。
それぞれ違うと思うけど、それを言葉にしてコミュニケーションをとれば、嫌なことも含めて面白いことになるのかなと思いました。
チラシや説明文から受け取る印象と違い、くすっとしたものから声を出すものまで楽しく笑ってきました。
面白かったです!
満足度★★★★★
ここまで楽しめるものなのか!?
とにかく初っ端から会話芝居が楽しい楽しい。
各登場人物がキラキラして見え、
もう芝居が終わらないでくれという
久しぶりな感覚を味あわせてくれました。
ただ一つだけ、よくある作家の言いたいこと
お説教コーナーみたいなところがあって
あっても良いのだがそれを無駄に感じてしまいました。
そこでちょっとだけ中だるみ感で残念でしたが、
この年に観た芝居の中でトップクラスに面白かったです◎
満足度★★★★★
2012年 No. 1 かもしれない
下北沢で素晴らしい舞台を観た後ジムへ行ったのだがどうも気分が乗らず、ジャクジーに入ってサウナを2ターン堪能して帰ってきた。
で、その舞台。「いつも誰かのせいにする」以来の箱庭円舞曲。あれ?第十八回公演って観逃したっけ・・・?
素晴らしい!!!2012年 No. 1 かもしれない。毎作品、違う分野・業界の内情を、粗の無いセリフ回しで観せてくれる。例えその業界について知らなくても、また興味が無くても、舞台に釘付けになってしまうのだ。古川貴義さんの知識量、リサーチ力には恐れ入る。
脚本・演出がソリッドである事は毎作品変わらないのだが、この劇団は何といっても役者さん達だ。劇団員の方々、客演の方々全て素晴らしかったのだが、今回は爺隠才蔵さんかな。表舞台に立つのを諦めて裏に回り、表で活躍する自分よりも才能のある人間を叱咤激励する。若干の劣等感や敗北感、羨望感を含みながらも、客観的な第三者としての編集者を好演していた。
昨今のナイロン100℃の役者さんの中で、かなり好きになりつつある白石廿日さん。相変わらずのすっとぼけ感が良かったです。もう一人の気になるナイロン女優、菊池明明さんと共に、積極的に客演をしているところが好きだ。
満足度★★★★★
面白かった
台詞が自然に交わされる会話になってるし、また知らない業界の話なのに知ってると錯覚させられる仕上がりになっていた。
面白かった。やはり業界物の描き方は上手いと感心せられる。
満足度★★★★★
満足
間口の広い物語は演劇初心者の方にもお奨めしやすく、かつ、切れ味も奥行きも十分にあるのが嬉しい。
演出も細部まで丁寧に考えられていて、それに応える俳優陣の好演も魅力的。
演劇初心者の方から通な芝居好きのマニアの方まで、多くの方にちゃんとすすめられる舞台だと思う。
ポジティブな意味で安心のクオリティ。
まぁ、そうは言っても演劇である以上賛否はあるかもしれないが、なによりも私は、いち観客として今自分の欲しているものをガツンともらった。救われた。
とっても、幸せな観劇時間でした。
ありがとうございました。
満足度★★★★
YESでもNOでもなく
タイトルとフライヤーから想像していたよりもずっとわかりやすく面白いお話でした。
「あるあるある」とうなづいたり、笑ったり、そんな中で心のノートに書き留めたくなる言葉が、ときたまあったり。
観終わった後に、不思議と幸せな気持ちになりました。
「これでいいのだ」と言いたくなるような。
個人的にはなんでも白黒はっきりつけたい性格なのですが、世の中には答えの出せない、あえて出さないことも正解のような問題もいっぱいありますね。
満足度★★★★
居たな
表現する者としての漫画家とそれを商品化する者としての編集者の関係を軸に展開している点が、作品を自然なものにしている。我らが生きる資本主義の世の中で、各々が各々なりに真実を求め、自己を主張し、一所懸命に考える。然し、いざ、これらの過程を抱えた労作を提示する段になると、商品化された彼らの作品は、世間の騒音と旺盛な消費行動に、恰も作品そのものが、騒音源の一つにでもなったかの用な様相を呈し始める。創造の過程にあった制作者間の対話すら置き去りにして孤独を析出してしまうのである。表現する者と、それを商品化する者との異相を対峙させることで、メインストリ―ムを構成し、そこに流れ込むように結婚や男女関係が絡んでくる。いつか自分の周りにも居た人々の物語。
満足度★★★★
箱庭さん2回目
よくできてるな~と思います。取材とか勉強とかもしてんだろうな~と思います。
前回みた「いつも誰かのせいにする」よりは笑いも多かったのも良い。
満足度★★★★
選択肢
抱えている事情、問題など察しているのに、あるいは察してほしいのにどこかズルズルと引きずってしまう感覚。相手が答えらしい答えを言い出すのを待っている狡さみたいなところなど思わず苦笑しながら観劇。
満足度★★★★
分かりやすい
以前より気になっていた劇団を初めて観劇。
想像していたよりも分かりやすく、人間臭い内容だと感じました。
ハッとさせられる台詞がちりばめられていて、あっという間の2時間。
ラストの演出が好きでした。
満足度★★★★
人物がそれぞれ魅力的
いつもながらの会話の巧さに加えて、今回は登場人物がタイプは違えどそれぞれに魅力的で共感したり尊敬(?)したり。
また、終始微妙にぎくしゃく、もやもやしているあれこれが良い方向に動き始める終盤と最終場の見せ方がとても素敵♪
なお、一部の人物がある人物に「叱られる」場面なぞ、古傷に触れられると言うか、今の自分にも通ずるイタさがあると言うかで、身につまされる(爆)。
満足度★★★★
とてもいい感じの会話劇
人と人との距離感を感じる。
その距離感をうまくつかめない人々が舞台の上に。
近くても遠すぎてもあまり良くない。
それを程良い距離にしようと懸命に生きる人々だ。
久保貫太郎さん、もの凄くいい。
満足度★★★★
否定されたくてする質問とは?
まず、それは何かを考えてから観させてもらいました。質問の形は否定であっても自分の中ではすでに答えがあり、それを確認したくてする作業なのかな!?と!で、本編は、中盤で着地点が見えなくなったりもしましたが、無難なところに落ち着いたのではないでしょうか。役者陣もみな安定感のある演技で、中でも白石廿日さんが役のキャラも含めて良かったです。最後に面白かったのですが、「面白い」ってなんなのでしょうね!?