キル 公演情報 キル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-20件 / 24件中
  • 満足度★★★★★

    リピート。三度目。
    リピート。三度目。

    なんでこんなに好きなんだろう。

    WOWOWでの放送が楽しみ。

  • 満足度★★★★★

    面白かったです。
    野田秀樹さんの作品を、今回初めて観ました。
    さすが3回も再演されるだけの作品ですね。
    すごく濃い内容でとても面白かったです。

  • 満足度★★★★★

    リピート。二度目。
    リピート。二度目。

    野田さんが落書きした壁のチョークみたいのを触ってみました。
    あれはなんだろう、黒板で使うチョークではなくて、少し粘質がありました。

  • 満足度★★★★★

    一度目
    この頃の野田作品が好き。
    広末涼子の芝居が好きな身としては、なおさら嬉しい作品。

    私的好みのシンガー、MISIA も、1月にこのキルを観たんだそうで、シルク(広末)の登場で、美しさに鳥肌がたった、と。

  • 満足度★★★★★

    妻夫木くんがんばってた
    初演や再演を見た方からは評価がよろしくないが、
    自分は感動した。
    野田秀樹氏の舞台、初めてだったので、
    布の使い方や、言葉遊びなどにとても驚かされた。

    妻夫木くんも、舞台初めてなのに頑張ってるなあと感じたし、
    広末さんは、途中まで全然気づかなかったけど。



  • 満足度★★★★★

    キルはイキル
    待望のキル再演!舞台初主演の妻夫木テムジンは心配していたのですが、なかなかの好演でした。普段は情けない男役ばかりなのでテムジンには合わないかと思っていたのですが、堂々とした演技も良かったです。
    こんな下品な妻夫木は他では見られない(笑)

    野田秀樹のテンポよい言葉遊びの絶妙さに笑い、感動した評判どうりの傑作でした!

  • 満足度★★★★

    ブッキーは良かった
    あちこちから賛否が聞こえる作品ですが、
    僕が見たクリスマスの夜の公演は、
    オープニングの独白から、しっかりと台詞も劇場奥まで響き通り
    堂々とした姿で登場した妻夫木ブッキー。
    いやいや彼は凄い、線の細い体型ながら、スケールの大きさを感じさせる
    芝居をし、甘さと弱さ、軽さと強さをしっかりと体言している、
    俺には伝わりました。

    確かに、前2作を見ているので、最初から話がわかっている、という
    メリットがあるので、役者の演技具合に集中できる。
    舞台装置も変わっていないから、芝居だけ見てればいい。
    それを差っぴいても、彼は上出来です。
    初舞台とは思えない。
    僕が見た回だけかもしれませんが・・・。
    なんていうか、舞台に現れるだけでキラキラっとした
    オーラが光り、目をひくのです。
    だからアンサンブルに紛れるようなことは、ない。
    これぞ平凡そうに見える中でのスターの資質、舞台の真ん中に立つ
    資格の有る者が持つ力です。
    先月、同じコクーンの舞台で主演を張っていた、小栗旬には、これが薄い。
    ブッキーとの器の違い、格の違いでしょう。

    ブッキー位の人気者なら、大手ホリプロの看板役者でもあるし、
    彼の為のアテ書き作品で舞台デビューすることも
    簡単でしょう。
    それをあえて堤テムジンのイメージがついている作品に挑戦する姿勢には
    脱帽。
    ヒロスエもいいねぇ、彼女の個性がしっかり生きている。
    声も言い回しもヒロスエ節だけど、それが彼女の味だから
    いいスパイス。
    何より終盤の強さを兼ね備えた女性像を演じるあたりは
    大女優の貫禄さえある。
    やたらうるさいのが、勝村と野田。
    キャンキャンどうでもいいことをワーワー喚く、この2人はいらない。
    あとは普通。

    いやいやブッキーには、これからもどんどん舞台に立ってほしい。

    ネタバレBOX

    ラスト、涙にまみれたブッキーの姿で幕を閉じます。
    彼は本当に真面目に舞台に取り組んでいるんだなぁと
    2時間22分、感じられました。
    堤版は、3時間15分だったのに、約1時間も短くなったのは
    ブッキーの体力の問題かなぁ
  • 満足度★★★★

    舞台セットとライティング
    妻夫木・広末の若手も期待以上だったけどそれ以上に、高橋惠子と高田聖子の二人が、良かった
    また、可動式の板間の舞台セットが、床下からのライティングと共に、よく工夫されていて、劇中の喜びや悲しみ、憎しみ・・・など色々なシーンに、色を添えてるように感じた
    来年、また、観たいと思う

  • 満足度★★★★

    あれこれまとめて存分に楽しむ
    妻夫木聡は、事前に聞いた通り声は傷めていたものの予想以上の好演。
    実は初演・再演を観ていないのにもかかわらず、堤テムジンを想像しながら観ていたのだが、それとは異なるいわば妻夫木テムジンを体現していて感心。

    広末涼子も「あんな発声で大丈夫なのか?」と思ったものの、後から聞いたハナシによれば、かつての羽野晶紀に近かったそうで、演出意図だとは…

    内容についても、予備知識がないとワカランなんてことはもちろんなく、帰宅後、チンギス・ハーンについてちょっと調べた結果、予備知識があればもっとわかるなんてこともなく、いかにも野田流な言葉遊び、いろいろと工夫された装置・衣装、そして個性がそれぞれに発揮された演技を存分に楽しむ。

  • 満足度★★★★

    クリスマスの夜に。
    舞台を観に行くという至福の時。
    何となくカップル客が多かった気がしたがそんなことはないんだぜ。

    念願の野田地図。コクーンに行くのも初めてだったからどんな芝居なのか何も想像がつかなかった。
    両方の意味で裏切られたね。

    妻夫木はあれが初舞台だとパンフ見て知った。納得。
    広末の声の出し方が面白かったな。

    とにかく壮大。

  • 満足度★★★★

    13年ぶりの再見で・・・
    初演の時にはもっと混沌としたなかで熱がどんどんとましていくようなイメージだったのですが、今回はずいぶんと風通しがよくわかりやすくなっていました。功罪はあるとおもうのですが、野田演出の進化といえないこともないような・・・。

    妻夫木、広末とも大健闘だと思います。荒さは確かに感じるのですが、なんというか演じる「志」を感じる舞台でした。あと、驚かされたのが山田マリアさん。こんなに切れのある芝居が出来る方だったのですね・・・。

    野田戯曲、ブランド名が多少時代からずれていても、そのスピリットは色あせることなく、大満足の本年一発目(観劇)でした。

  • 満足度★★★★

    みました
    前は、よく見てたので、久しぶりに、見に行きました。
    昔はよかったよねーー
    やっぱり思っちゃいます

  • 満足度★★★★

    過不足なしの初見。
    初演・再演と評判の良かった作品だけに、初見なのに身構えてしまう。
    それでも、高まった期待をスッと超える言葉があるあたり、名作たる所以かと。
    初見の者としては過不足のない『キル』体験だった。

    妻夫木聡は、惜しくも手が届かなかったという印象。
    例えば、5年後にまた『キル』をやるようなことがあれば、ぜひ妻夫木で観たい。
    もちろんその時は勝村政信も一緒で。正直、彼で芝居が回っていたように思う。

    やはり終盤戦ということもあり、妻夫木を始め声が心配な役者がちらほら。
    まあ、それも味と言えば味なんだけれども……ちょっと残念。
    ガラガラしてたらモンゴルの青い空に霞がかかっちゃうじゃんか。

  • 満足度★★★★

    戯曲と役者とスタッフと…
    どのチカラが欠けても足りなくても、舞台の完成形にはならないと思います。
    「キル」には、それらがチャンと揃ってて、魅力的で刺激的でした。
    切ないんだけど“希望”が感じられた終幕に、心震え涙しました!

  • 満足度★★★

    脚本の巧さと遊び心を再認識。
    三演でも新鮮で風化していないストーリーと端々に見られる言葉遊びの妙はさすが野田さんというところか。少し長めの2幕142分。

    ネタバレBOX

    役者陣は中心にいる妻夫木聡・広末涼子・小林勝也の三人に打ち出しの弱さを感じ、脇を固める役者陣とのパワーバランスが悪かった印象。勝村・高田・山田、村岡等が過去の作品にとらわれず好演してただけに、台詞を喋っている感の強い妻夫木、声から作って自分らしさが見られなかった広末、感情がみられず血筋の業を感じられなかった小林の三人が残念で仕方がない。
  • 満足度★★★


    不足

  • 満足度★★

    「キル」を観てきました
    初演を観て、「キル」は自分の中でとても好きな作品の一つになりました。
    総合演出のすばらしさと、役者のすばらしさと。

    今回観て。
    妻夫木さんが第一声から声が出ていなかったことで、自分のイメージがガラガラと崩れていきました。とくに堤さんのテムジンが力強くみえたこともあって、か弱くみえてしまいました。
    初舞台でこの役は難しかったのでは。
    広末さんは無難にまとまっていたような気もします。可もなく不可もなくといったところ。
    勝村さんや高田さんががんばっていても限界があるような。

    絵柄の美しさや布の扱いはとてもきれいでしたが…。


    好きな作品だけに辛口になってしまいます(苦笑)

  • 満足度

    名作がグダグダに
    ここ数年、僕がほぼ欠かさずに見ているのは野田地図の芝居とキャラメルボックスの芝居。しかし、キャラメルボックスはここ2年ほど、当たりハズレの波が大きく(というか、ほとんどハズレ寄り)、お金を払って見るケースがあまりない。ほとんど全てタダで見に行っているし、先日はタダで、時間もあったのに見なかった。野田地図はというと「ロープ」とか「THE BEE」とかはなかなかで、「なんだかんだ言っても、日本の演劇を引っ張って行っているのは野田秀樹なんだなぁ」と思っている。今日はその第13回公演「キル」を見てきた。

    ネタバレBOX

    「キル」は、野田秀樹が夢の遊眠社を解散して、第一回の公演で新作として上演したもの。最初の舞台が94年で、このときのキャストは堤真一、羽野晶紀、渡辺いっけい。このブログで散々野田秀樹の舞台の作り方については言及しているけれど、野田秀樹は三谷幸喜と並んで日本を代表する「あてがき」作家。なので、キルはこの3人でなければベストにはならない。97年の第二回公演では主役の堤真一はそのままに、深津絵里、古田新太を配しての舞台となったが、深津絵里が能力不足という感じで、舞台をやや壊してしまった。しかし、深津絵里は農業少女で素晴らしい演技を見せているので、やはり羽野の役をこなすことができなかったというか、羽野のための役にはどうしてもフィットしなかったということだと思う。今回は10年振りの再々演ということで配役を一新しての上演だった。ちなみに僕は初演、再演ともに生で2回ずつ見ている。

    この「配役を一新しての上演」というのは上にも書いた「あてがき」という部分からして大きな冒険になる。野田秀樹の作・演出の最大の特徴は、「役者の良さ、魅力を最大限に引き出す」という部分で、その才能は初演だろうが再演だろうが当然発揮されるのだけれど、どうしても再演の場合は制約が大きくなる。夢の遊眠社という枠組みの中での再演ではそれでもある程度の質が確保できていたのだけれど、野田地図になってからは「再演はまず間違いなく劣化バージョン」という印象が強い。そういう事情があって、今回の舞台は正直あまり期待していなかった。

    さて、見た結果であるが、もう、舞台の第一声から「あぁ、やっぱり駄目だった」というのが正直な感想。何といってもまず妻夫木聡が全然駄目である。テレビや映画では通用するかもしれないが、決して小さくはないシアターコクーンという場は、彼には明らかに大きすぎる。彼のポテンシャルが高いか低いかはわからないから、もちろん数年後にはここでバリバリやっていける役者に成長しているかもしれない。しかし、今は無理。そして、その相手役の広末涼子も駄目。妻夫木と同じく、彼女にとってもシアターコクーンは大きすぎる。この箱は、決して誰でもがうまく使える箱ではない。紀伊国屋ホールとは明らかに違うのである。「キル」自体はシアターコクーンの設備を前提として書かれているから、当然ここで上演すべき本ではあるが、このキャストでやるべき芝居ではない。それは、開演5分後ですでにわかってしまった。広末は以前毬谷友子が「贋作 桜の森の満開の下」でやったような声の使い分けにもチャレンジしていたが、ベースの声さえ通らないのに裏声が通用するわけがない。その使い分けという演出は野田の指示かもしれないが、完全に失敗していたと思う。何しろ、テムジンは世界を征服しようとする野心家であり、シルクはそのテムジンを一目ぼれさせるだけの美貌と高貴さを兼ね備えていなくてはならない。両者とも舞台の中でそのカリスマ性をほとばしらせる必要があるというのに、立ち居振る舞いも、声も、全てにおいて脇役であるはずの結髪に圧倒されている。例えばテムジンの「ミシンを踏めっ」という台詞に全く迫力がないのだから、話にならない。

    今、ちょうど映画館でやっている「椿三十郎」。この映画のネットでの評価は、「やはり映画は脚本。役者がタコでも脚本がしっかりしていればちゃんと楽しめる。織田は駄目だが、この作品は脚本を旧作と全く変えていない。おかげでエンターテイメントとして成立している」というもの。多くの観客が、旧作とは別物だが、それはそれで楽しめる、と書いているようだ。

    しかし、残念ながら芝居は違う。どんなに素晴らしい脚本であっても、それを演じる役者がタコだったらやっぱりだめだ。今回は、夢の遊眠社のライバルとして小劇場界を引っ張っていた第三舞台のOB、勝村政信と、同じ時期に活躍し、野田地図の芝居にも多くの役者を出している劇団☆新感線から、高田聖子が参加し、舞台を強力に支えている。この二人の活躍はもちろん期待通り素晴らしいと思うが、それが素晴らしければ素晴らしいほど、主役二人の弱さが際立ってしまう。実際のところ、勝村、高田は自分達が目立ちすぎないように、特に高田は気を遣って存在感を消すような努力をしていると思うのだけれど、そんな努力もどこへやら。恐らくはプロデューサーや演出者の想像以上に主役二人の力は不足していたんだと思う。

    一気にラストまで全速力で走りきる。難解でもやもやとした感覚の中にキラキラと輝く台詞が散りばめられ、イメージを拡散させるような言葉遊びを盛り込みつつ、ラストの決め台詞で観客にカタルシスを与える、それが野田演劇の魅力だと思う。「少年はいつも動かない。 世界ばかりが沈んでいくんだ。」「いやあ、まいった、まいった」「海の向こうには、妹の絶望が沈んでいます」「びしょびしょになったタマシイが、どうか姿をみせますように」といった名台詞に行き着くまでの2時間を、緊張しながら楽しむような。

    しかし、今日の芝居を見て、わかった。誰もがそのラストへ観客を導くことができるわけではないということを。同じレールの上を走り、同じ終着駅を目指していて、一見同じように走っているのに、到着したのは全然違う場所だったのだ。そこには感動はない。わきあがる感情は、「あれ?キルって、こんな作品だったっけ?」というもの。スピード感がなく、迫力もない。疾走感が全く失われてしまっているのだ。一緒に2時間を走り終えた充実感などは全くなく、自室で寝転んでみかんを食べながら漫画を読み、つけっぱなしのテレビで放送されているマラソン中継のゴールシーンを見ているような、そんな第三者感。その視点から初めて「キル」を見て、「なぁんだ」という思いも寄らぬ感想を持ってしまった。最後にゴールに到着した自分を客観的に見て、「あれ?こんなところで何をしているんだろう?」と戸惑うような。全体を通しての衣装や舞台芸術は素晴らしい。照明も見事だ。そしてそれらが作り上げていくラストシーンの「蒼」は本当に美しい。もちろん、「とびっきりのこの蒼空を着せてあげて下さいよ」という台詞も美しい。しかし、それが心に響いてこない。

    僕は夢の遊眠社のOB数人と知り合いで、頻度はそれほど多くはないけれど、飲みに行ったりすることもある。しらふのままでは聞きにくいのだけれど、お酒が入るとついつい昔の話を聞いたりもする。そして、彼らから感じるのは、「まだまだやりかたったな」という不完全燃焼感である。もちろん役者のみんながそういう気持ちを持っているわけではないと思う。上杉さんなどはさっさと劇団という枠から飛び出して自力でやっていきたかった部類なのかも知れない。しかし、そうではなかった人たちも少なからずいたんじゃないだろうか。でも、彼らは「大将がやりたいことは別のことだから仕方がない」という気持ちだったと想像している。野田秀樹という才能がもっともっと大きく開花することを楽しみにして、劇団の解散を受け止めたんじゃないかと。そして、それはファンも同じ気持ちだったと思う。「なんで解散しちゃうんだろう」「もっと遊眠社としてやってくれ」と思いつつ、野田秀樹が見せてくれるであろう新しい世界を楽しみにして、解散を受け止めた。少なくとも、僕はそうだった。

    実際、野田秀樹氏は、劇団という枠が取り払われて、その可能性を大きくひろげ、そして自分の潜在能力を顕在化することに成功したと思う。それが初演のキルであり、赤鬼であり、農業少女であり、研辰の討たれであり、ロープだったと思う。しかし、その一方で首を傾げたくなるような作品も増えたと思う。そして、そのほとんどは役者に足を引っ張られているケース(一部は箱に原因があると思う)だと思う。

    解散直後に演じた「キル」が傑作だったことが、劇団解散をファンに納得させることに一役買ったことは間違いない。しかし、初演から約15年経って、その作品がこんな形で再演されてしまったことは皮肉であるとしか言いようがない。

    野田さん、劇団を解散してまでやりたかったのは、本当にこれですか?
  • 満足度

    ウンコ
    ウンコ。
    勝村、高田は奮闘。

  • 満足度

    つまんねぇ
    S席 9500円の席でしたが
    3000円くらいの価値しかない舞台です。

    インパクト薄いなぁ。。

    野田秀樹の実力ってこんなものなのか?

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