サラバ 公演情報 サラバ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    序盤の盛り上がり!
    序盤のダンスや昔の仲間を呼び出すシーン、アンドロイドの制作シーン、序盤の盛り上がり方はすごかったしワクワクさせられた。
    ただ上手くは書けないが、もう少しアンドロイドとみんなとの部分をもっと濃密に描いてほしかった。終盤かけ足気味になってしまったのが残念。

  • 満足度★★★★

    追うに値する劇団、のような。
    冒頭のダンスシーン・・・快感!

    ベタな振りだし、ダンステクニックも中堅なんだけど、音楽&照明とバッチリ合っててカッコイイし、これから起きるワクワクするような展開を想像させるに充分なダンスに仕上がってるんだよなあ。

    ダンスにしても脚本にしても、なんとなく大学演劇っぽいテイストなんだわ。
    でも、間違いなくその1ランク上のステージにいる劇団だな、と。紙一重の差のようにみせるんだけど、持ってるポテンシャルの差は相当大きいような気がする(← 入れ替えのある大学演劇と比較すること自体が間違っているんだろーけどさ)。ホスピタリティの意識の高さも充分。これからさらに高みにのぼっていくんじゃないかなあ。


    『サラバ』に話を戻すと・・・


    アンドロイド。

    ベラボーにクオリティ高いんだよ。「おー!アンドロイドー!」なんだわ。

    演じる女優さん、かわいいんだ、スゴク。
    でも、かわいい「お人形さん」が、メイクと衣裳とで見事にアンドロイドに。
    ヴァニラ画廊で催された『オリエント工業展』を思い出しちゃったよ(←ま、『サラバ』に出てくるのは、あくまでもアンドロイドなんだけどさ 笑)。

    それにしても、主役(←アンドロイドではない)のカネコサチエさんが凄くイイ!演技力がトップクラスだからってのじゃなくて、ものすごく引力のある女優さんだな、と。彼女から目が離れないんだもの。

    ま、見た目や声が好みというのもあるけどさ(笑)

    そんなこんなで、ダンスに熱狂して、ギャグ(苦笑一歩手前のモノを含む)を一々拾っちまってケラケラ笑ってたのに・・・アンドロイドが○○に行くシーンで、目が潤んじまったんだわ。

    ボクも、いろいろ弱くなっちまったよ。

    あっそうそう。

    メイキングDVDはオススメです!

    ネタバレBOX

    頭の良い大学の教授(笑)が、ボクの尊敬するY氏に風貌も性格も、そしてあたたかさ&器のデカさもクリソツで・・・ちょっとビックリした。あの手の顔の人間は、それだけで信用して良い気がしてきたよ(笑)

    あっそうそう。

    エリート層の悩みも描きたかったとのことだけど・・・微妙。

    「人のうらやむ職に就く人も、それなりに苦労し悩んでる」なのか「人のうらやむ職に就く人も、そうでない人も、しょせん同じ」なのか・・・。

    ま、基本コメディだから、そのあたりのことはどーでもいいんだけど、白柳さんがそのようなことを書いていらっしゃったのでとりあえず。

    でも、ホントそんなことはどーでも良いくらい、ステキな作品でした!!!
  • 満足度★★★

    大人になっても捨てられないもの
    自分が小さいときに持っていたり、学生のときに叶えられなかった「夢」。
    そんな夢をもう一度見たい、もう一度叶えたいと思う方は是非ご覧ください。
    社会人になってしまったからもう夢ばかり見ていられない、それでも、出来るならもう一度あのころのように夢が見たい!
    そんな登場人物に生きる力をもらえる舞台でした。
    あなたは、本当に自分の心に素直になれてますか?

  • 満足度★★★★

    楽しい!!
    まるで「ドリフの全員集合!」を観ているような雰囲気で、舞台に集中できたし、楽しめた。ストーリーも面白かったし、役者のキャラ設定もよくできていた。始まってすぐ、客席にお菓子が飛んできたりもおもしろい。主役の女性は、特に派手な動きも無い(むしろ地味)のに存在感が在ってよかった。
    劇中、スマホは出てくるが、とくにアンドロイドかⅰPhoneかは、関係なかった(笑)

  • 満足度★★★

    来ちゃった
    チケットプレゼントにて鑑賞。楽しめた。

    ネタバレBOX

    美里(カネコサチエ)の転居準備中、AIチップが見つかる。美里が大学時代に所属していたサークルで作ろうとしていたアンドロイドのチップだった。アンドロイド完成のため、集結する当時の仲間たち。転居前に完成させたい美里をよそに、今の生活を優先させがちな面々。そして、美里と付き合っていたサークルリーダーの長谷部(免出知之)は連絡がつかなかった…。

    卒業後、それぞれの道を歩み、社長秘書になったり専業主夫やってたりアメリカの頭いい大学の教授やってたりする昔の仲間がひとつになって、昔の輝きをひと時でも取り戻す、青春話。美里とその年下の彼・鉄郎(寺山武志)の恋愛話も程よくからんでた。

    白石(安田惣一)と赤堀真理子(佐々木いつか)のお弁当痴話喧嘩とかいいエピソード挟んでたのは良いけど、ほかの面々の卒業後の生活がもうちょい描いて良かったかなと思う。終盤の種子島行きの仮病電話シーンはいかにもだけど良かった。
    茶ノ水博士(吉田拓郎)と長谷部のライバルって設定と、長谷部が落ちぶれてたとこに、アメリカからやってくる博士のシーンは地味に好き。博士がさらっと帰ったほうがジーンときたが。また、美里と長谷部のからみが逆にさらっとしすぎな気もした。テンポ良かったからいいかなと思うけど。

    完成したアンドロイドの安藤ロイ子(渡辺ありさ)の思考は当時のメンバーの思考が集めたって設定も良かったが、ここのとこもっと厚く描いても良かった。メンバーの想いが大きく打ち上げられる爽快感みたいなね。

    笑えるとこもちょこちょこあって、気楽に楽しめたのはとてもいい。キャラ造型はもう一歩踏み込んでもいいかな。全体的にバランスのいい舞台だった。

このページのQRコードです。

拡大