満足度★★★★
追うに値する劇団、のような。
冒頭のダンスシーン・・・快感!
ベタな振りだし、ダンステクニックも中堅なんだけど、音楽&照明とバッチリ合っててカッコイイし、これから起きるワクワクするような展開を想像させるに充分なダンスに仕上がってるんだよなあ。
ダンスにしても脚本にしても、なんとなく大学演劇っぽいテイストなんだわ。
でも、間違いなくその1ランク上のステージにいる劇団だな、と。紙一重の差のようにみせるんだけど、持ってるポテンシャルの差は相当大きいような気がする(← 入れ替えのある大学演劇と比較すること自体が間違っているんだろーけどさ)。ホスピタリティの意識の高さも充分。これからさらに高みにのぼっていくんじゃないかなあ。
『サラバ』に話を戻すと・・・
アンドロイド。
ベラボーにクオリティ高いんだよ。「おー!アンドロイドー!」なんだわ。
演じる女優さん、かわいいんだ、スゴク。
でも、かわいい「お人形さん」が、メイクと衣裳とで見事にアンドロイドに。
ヴァニラ画廊で催された『オリエント工業展』を思い出しちゃったよ(←ま、『サラバ』に出てくるのは、あくまでもアンドロイドなんだけどさ 笑)。
それにしても、主役(←アンドロイドではない)のカネコサチエさんが凄くイイ!演技力がトップクラスだからってのじゃなくて、ものすごく引力のある女優さんだな、と。彼女から目が離れないんだもの。
ま、見た目や声が好みというのもあるけどさ(笑)
そんなこんなで、ダンスに熱狂して、ギャグ(苦笑一歩手前のモノを含む)を一々拾っちまってケラケラ笑ってたのに・・・アンドロイドが○○に行くシーンで、目が潤んじまったんだわ。
ボクも、いろいろ弱くなっちまったよ。
あっそうそう。
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