ワンアクト・ミュージカル・フェスティバル 公演情報 ワンアクト・ミュージカル・フェスティバル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-13件 / 13件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/10/17 (金) 15:00

    歴史の脚本もしっかりしていて、見応えがありました。

  • 実演鑑賞

    『檸檬SOUR』面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    Group B 『檸檬SOUR』を観劇。びっくりするくらい良かった!歌もストーリーも!良い時間が過ごせました。ありがとうございました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/10/13 (月) 12:00

    ワンアクトミュージカルフェスティバル3本観劇しました。どれも面白かった!
    障がい者割引もあり観やすいフェスです。

    『ロミジュリドーン』
    盛況で満席!振付が変幻自在で最高 バルコニーシーンもグッときた。
    ファストフード店の歌で松尾さんの明るさに惹かれ、続く曲で少し切なく…でもオノマさんがしんどくさせないところがすごい。
    ジュリエットの「子ども扱いしないで、頭は回るんだ」という台詞も印象的。
    “インスタに映りたかった”という一言が今っぽくて好き。
    乳母がウーバー配達員として生き方を選ぶ設定も秀逸。
    10月19日15:30/19:00回が狙い目だそう
    #ロミジュリドーン

    『檸檬SOUR』
    科学者×デキる居酒屋店員のギャップ最高。
    爆弾を作る歌の韻が気持ちよくて、コピーの意味が物語とともに深まっていく感じがした。
    演奏者の演技も見どころ。#檸檬SOUR 飲みたくなった…終演後に売ってたら絶対買ってた(笑)

    『モイミリー』
    正直、話には少しついていけなかったけど、音楽がカッコよすぎて胸を打たれた。
    青年がユリウスの原稿を投げるシーン、あれは希望だった。
    便器のリアリティ、そして一人称を「ぼく」とする演出も良い。
    「ペンの力」と聞いてもどこまで通じるのかと思ったが、観て気付いた。
    ――それしかやりようがなかった。言葉を書き残す、それが今できるジャーナリズムなんだと。
    細かいことだけど、ユリウスが「判決は死刑でした」と言うより、「判決は想像の通りです」としたところに、想像に委ねるセンスを感じた。
    作品を書き残したワカヌさんに拍手!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    「ロミオ アンド ジュリエット アット ドーン」を観劇しました。
    現代版、新解釈のロミジュリで、何とも新鮮でした。
    どんな展開になるのか、どんどん惹き込まれ、歌やダンスに目が釘付けでした。
    役者さん達の熱演、生演奏、とても良かったです。
    個人的には、ジュリエット、爽やかで可愛くて歌声も素敵で印象的でした。
    面白かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ミュージカル畑の人、ではない人たちが一堂に会して(?)ミュージカル上演という独自の企画だが、いずれにしても作品の質。コンペ的な作品持ち寄り企画ではないので・・という事で特に興味のあったDAWNの「ロミ・ジュリ」を拝見。作曲が後藤浩明氏との事で楽曲面の信頼はあったが、「ロミジュリ」の翻案作品としても秀作であった。ロミオとジュリエットは別々の家柄に属する設定ではなく、ある国の王室内部の対立関係にある者同士とし、従って二人は親戚として既知の間柄でもあるのだが、これが次第に、というか思わぬ展開により「ロミジュリ」の構造に近似して行く所は見事である。そして「ロミジュリ」のドラマの行方もさる事ながらこの翻案作品のドラマの行方が既に気になっている(本家の物語との差異は気になりもするがそれ以上にミュージカルらしい人物の行動の強い動機付けが発動して、乗っけられてしまう)。
    オノマリコ女史らしい翻案ではあるが、まずこの形は誰も思いつかないのではないか。楽曲も言う事なし。一見の価値あり、と思う。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    私の観たのは、DAWN PROJECT『ロミオ アンド ジュリエット アット ドーン!』。時は現代。恋愛や結婚に対する価値観が多様化する現在、誰もが知っている物語ですが、かなり解釈が異なります。日本のミュージカル、まだまだ発展途上。ただ歌い上げれば良いというような舞台、単純なダンス、生演奏で無い舞台等、ガッカリさせることが多いものです。今日の舞台、演技、歌唱、ダンス、そして生演奏、高いレベル。小劇場ミュージカルとは言え、こうでなくっちゃ。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ロミオ アンド ジュリエット アット ドーン観劇
    ロミジュリは数多くの演劇、ミュージカル、オペラ、映画を観てきたが、使ったのはロミオとジュリエットの名前と両家の争いという事実だけで、ふたりとも王家の同性愛者になってたり、ウーバーイーツ配達パートナーが舞台回しをしたり、SNSが大きなカギになってたり、シェイクスピアもビックリ(笑)
    ま、ここシアター風姿花伝では以前スマホで参加型「リア王」も観たけど・・・
    夢想だにしなかった展開に度肝抜かれて、これはやっぱり台本買って帰るよ
    音楽も全てオリジナルの現代版ラブストーリー
    ま、こういうのもありかな
    「ウーバーさん」の舞台回し、社会風刺も良かった
    キャストの演技、歌唱、ピアノ演奏、すべて期待をはるかに上回り素晴らしかった
    特に主役ふたりは👏👏👏
    今年のこりっちで見つけたチケプレの最大の恩恵のひとつだな
    しかし、久しぶりに風姿花伝に来たけど、このわずか100席の劇場で、しかも同じセットで3つもの舞台をやるとは😲
    小劇場ミュージカルの醍醐味だな
    その意気込みに👏👏👏👏👏

    ネタバレBOX

    帰りがけに訊いたら、台詞などは松岡和子訳を結構生かしてるっていうんだけど、途中スマホでInstagramやLINEやらの話が出て来て、「キモ」とか「ダサッ」とか言うけどね(笑)
    ともかくハッピーエンドで良かった
    凍結されたアカウントが復活して現れた #dontstopROMIO #dontstopjuliet(ハッシュタグ)のおかげで
  • 実演鑑賞

    nooを観劇。

    ネタバレBOX

    一種のファンタジー。

    二人とも歌が上手い。
    特にもう一人の囚人役が。
    彼の彼の歌唱、所作、存在感が印象深い。

    PA通した声が、かなり自然だった。
    音響さんグッド・ジョブです。

    電子ピアノの生伴奏は贅沢。
    だけど、薄さを感じました。
  • 実演鑑賞

    満足度

    10/13(月祝)19:00【noo】を観劇。

    ネタバレBOX

    小さい劇場なのに演者がマイクつけてるみたいでビックリした。
    前の座席のお客さんが帽子をかぶっていてツバで舞台が観づらかった。
    受付の方が最悪だった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    この公演は 「1幕物の、3つのミュージカルが火花を散らす。国産ミュージカルの地平を広げるインディーズ発のミュージカル・フェス!」という謳い文句で、同じセットで異なる演出と物語を上演するもの。ミュージカルとして観(魅)せるため、ヘッドセットマイクを(調整)使用しているが 声量をコントロールし安定した音程とリズムで聴かせる。舞台上でピアノの劇伴(奏者は黒衣裳)が情景を豊かにしている。

    自分が観たのは「檸檬SOUR」。とても解り易く しかも心に響く内容だ。学生時代に読んだ小説「檸檬」(梶井基次郎/1925年発表)をオマージュしたような作品だが、それを現代風にアレンジしている。小説の冒頭の一文---劇中の台詞にもあるが「えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧(おさ)えつけていた。焦燥と云おうか、嫌悪と云おうか」が物語の核心。今から100年前の心情は、今も変わらず人の心に巣くう。天気で言えば どんよりと曇った空、色で言えば 灰色。その暗鬱な基調がだんだんと変化していく様子が見所。それを照明の色彩で見事に表している。珠玉作。
    (上演時間1時間20分)

    ネタバレBOX

    舞台美術は、冒頭 全体的に薄暗く、上手奥は階段、下手奥は白い布が三枚横並びに掛けられている。中央に可動式のカウンター2つと椅子。下手壁際に演奏スペース。場景に応じてカウンターを動かし店内を表す。天井には おしゃれ電球。このセットが 他の演目の時、どのように使われるのだろう。

    居酒屋チェーン店のアラフォー店長 山城は、客の容赦ない注文への対応、自分中心のバイト店員との関係、ノルマの上乗せなど、日々の仕事に追われ疲れていた。そんな感情は誰にでもあり、何もかもが嫌になってしまう。いつしか山城の脳内にイマジナリー基次郎が表れる。鬱屈した気持のはけ口が…。或る日、高校の友人 田所が娘 真希を連れて店に来る。そして同じく高校時代の友人 霞を交えて ある計画を…。登場人物は5人+α(演奏者がワンシーンだけ物語へ登場する)で、軽快に紡いでいく。

    小説では、鬱陶しいものの象徴である丸善を吹き飛ばしたら といった妄想。山城は 今の諸々の煩わしさに準えて この店をレモン爆弾で爆破させ何もかも無くしたら痛快だと思う。そんなことを考えていたら気持が楽になった。灰色の景色が色鮮やかな景色に変わり、人生の酸いも甘いも嚙み分けてきたような錯覚に捉われる。そうレモンの甘酸っぱさのよう。しかし現実は そう旨くいかない。

    気持が晴れた様子、それはカウンターや椅子に上がり、天井から多彩色の照明が浴びせられた姿に見るようだ。灰色が多色の光景に変わる。鬱憤を晴らすような---段ボールを投げる、レモンが散らばるなど心の解放。心の変遷を ミュージカルとして物語に則した自然な発声、正確なピッチとリズムで歌い、観客の心に響くような表現力が好かった。それは5人のキャスト全てに言える。そして劇伴との調和も。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    Group B『檸檬SOUR』を拝見。主人公は居酒屋チェーンで働くアラフォー店長。ノルマやクレーマー客に振り回される灰色の日々の中、脳内に梶井基次郎が現れるという展開。歌唱もよく、予想以上にと言っては失礼だが、ちゃんとしたミュージカルになっていて楽しめた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    「バディもの感のある『ロミオとジュリエット』」

     小劇場で日本語の新しいミュージカルを上演する「ワンアクト・ミュージカル・フェスティバル」の企画でDAWN PROJECT「ロミオ アンド ジュリエット アット ドーン!」を鑑賞した。翻案・脚本・作詞はオノマリコ、演出と振付は小林真梨恵、音楽は後藤浩明である。

    ネタバレBOX

     タイトルからわかる通りシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を下敷きにしているが、ロミオ(工藤広夢)をカミングアウトできないゲイ男性、ジュリエット(松尾音音)をレズビアンよりのクエスチョニング女性と設定し、二人の邂逅を恋愛ではなく友情に近しいものとして描いたことが本作の大きな特徴である。ここにバイセクシャルでロミオを誘惑し次第に陥れようとするマキューシオ(藤原章寛)や、娘のジュリエットを操り人形のように見ているキャピュレット王(植野葉子)という人間関係を織り込み、SNS社会で噂が噂を呼び次第に若い男女が追い詰められていく過程を歌と音楽で自在に紡いでいた。

     出演者は皆達者で見どころも多かったが、やはり主演二人のベランダの二重唱の場面が特に印象に残った。行場のない二人がお互いの一番の理解者を見つけたかのような前向きな感覚が、これまでの「ロミオとジュリエット」にはない新鮮さであった。

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