狂人なおもて往生をとぐ 公演情報 狂人なおもて往生をとぐ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-4件 / 4件中
  • 実演鑑賞

    鑑賞日2025/10/18 (土) 13:00

    1番若い男性の役者の方の演劇が迫力があった

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    注目する舞台の一つではあったが、観劇に至った理由というのが不純。その時間枠に当てていた別公演が観られず(チケット購入に至っておらずしかも満席で当日券も出ず)、ポッカリ空いた枠にハマったのがこの公演というわけ(折角だから何か観たいぢゃありませんか)。
    未見のIMM THEATERを拝みたくもあり、水道橋へ足を運んだ。

    清水邦夫の題名のみ知っていた作品は、不条理劇に近く、不思議な感覚を残す。演出に稲葉賀恵。ある場所(室内らしい)でどうやら幾人かが同居しているのか、出入りしているのか、家族なのか非家族なのか、父母がいて子どもが三人いて・・という事を演じているだけなのかどうなのか定かでない人間同士のある種実験的な共存。関係性の探求が、社会に出る予行演習のように為されているのか、現実を象徴的に写したものか・・。
    終盤ある種の高揚が訪れ、(作者が生きた)無秩序が現前したかの時代の空気が吹きすぎる。若者は死と引き換えにしてでも、従来との決裂=新たな未来を切り拓く事に価値を見出すものであり、一笑に付されるものなのかどうか、結論は出ていない、という事が重要であった。
    個人的な感覚ではあるが、戦後これほど「自由」の尊さが軽視されている時代は無かったのではないか、と思える現代に、自由の対極の理念=秩序を解体する人間の姿を提示することには、意味があると思われる。

    ネタバレBOX

    大人計画の伊勢志摩、朝ドラの常連堀部圭亮、小劇場の小動物系(この称号は栄誉らしい)橘花梨、映像舞台いずれでも貫禄の岡本玲の名に少なからず惹かれたが、舞台は戯曲が勝ち、「役者」が漏れる瞬間(観客にほくそ笑みが起きる瞬間?)は僅かに伊勢志摩のある台詞を言う一瞬にあり、そこにねじ込んで来るかと、こういう所に俳優の大きさを感ずる所でもある哉。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    正常のようでどこかがズレてる、もしくは奇怪のようで現実的な……みたいな感覚のなか。
    浮き上がってくるのは家族の話。
    美術好きだったな。
    斜めの傾斜が組み合わされた不安定な美術。
    その外は、見える舞台袖って言える空間でそこも有効で。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/10/13 (月) 13:00

    狂気がどこに向かうのか気になりながら観劇しました。
    台詞のやり取りが面白かったです。

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