お寺でポンポン‼︎ 公演情報 お寺でポンポン‼︎」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-16件 / 16件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/11/23 (日)

    脚本が面白かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    笑いの中にも、実は色々な含みを持たせたストーリー、面白かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とにかく、めちゃくちゃ面白かったです!それぞれのキャラも抜群でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    舞台セットは田舎の大きな家の居間です
    奥の開き戸からは遠くに山並みが見えて
    田舎感がよく出た作り込まれたセットでした
    のんびりとスローライフする主人公に
    いろいろと絡んでくる人々の織りなす
    ドタバタコメディだったディス
    全席指定であります
    そんで高低差の無い座席は
    もーちょい千鳥配置強めでと思ったッス

    ネタバレBOX

    説明とはチョイズレてますねー
    娘3人都会に置いて定年退職後に1人
    田舎で一軒家を購入しスローライフする
    主人公さん妻の七回忌も ここで行おうと
    知名度のある寺に頼んだり
    昔チョット仏教の修行もした事があり
    写経をしつつ将来は妻の墓も移して
    ゆくゆくはココを寺にしようと
    ゆるい希望を抱いていたが
    修行先の寺の御坊らが泊まり込み
    次女が特殊効果マンの彼氏と共に
    二階に住み込んだり
    長女が女性救済の駆け込み寺の事務に
    使い始めたり
    なんや怪しい中国人観光業者が
    出入り始めてツーリスト集めたり
    豪放磊落な宗教家市会議員候補が来たりと
    賑やかになり収集つかなくなりー
    爆発オチでピリオドが付くのです

    いやぁ舞台でのバクハツ落ちは
    何とも珍しくて楽しかったデス♫

    オープニングでの坊主の踊る
    ヘビーローテーションとか
    インパクトも強くて掴みはバッチリでした

    昭和な感じのチラシにある
    金眼像みたいのは出てこなかったけど
    ドタバタ感の強い田舎暮らしコメディは
    十二分に堪能できた作品でした

    結局焼けた家から出て
    都会に戻るという主人公さん
    ホントは田舎暮らしはキツかったと
    本音をもらしての終演です
    何か定年退職後の
    蕎麦屋とか居酒屋経営で失敗する
    典型的なパターンみたいで
    オチは妙に納得できましたわ

    似非中国人観光業氏の連れて来る
    二人組のベタな中国娘さんが
    明るく楽しく気に入ったデス♫
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い!
    劇団の特長である舞台美術、その見事な造作の中で紡ぐ家族と衆人のスラップスティック・コメディ。劇中の言葉(台詞)を借りれば 「我欲」が爆発したようで収拾がつかない。その壊れた家族をいかに再生させるかが見所の1つ。勿論 舞台美術がその比喩になっている。

    少しネタバレするが、主人公の澤瀉長一郎が定年退職し、縁もゆかりもない田舎に家を買って一人住まい。悠々自適な暮らしを満喫しているが、亡き妻の七回忌法要の件で子供達(娘3人)と相談することに…。娘たちもそれぞれの生活と思惑があり、早い段階で一筋縄ではいかないことが透けて見える。法要に絡み お寺との関りが物語をとんでもない方向へ。

    衆人の我欲が、時事問題に絡むような描き方ー例えば SNSを使った選挙運動、宗教と政治の関係・影響、ジェンダー問題、投資の自己責任などーで、社会性が垣間見えてくる。家族という「人間」とは 切っても切れない「社会」を さり気なく繋げる巧さ。
    (上演時間2時間20分 休憩なし)

    ネタバレBOX

    舞台美術は、ほんとうに住めるような造り。正面奥には障子戸、それを開けると山並みが見える。天井には太い梁。上手は仏壇と床の間 上部は欄間、下手は階段があり2階へ。畳の居間に和箪笥が置かれている。最初と最後は 色違いだが お揃いの法被を着た群舞。

    長一郎は写経をするなど スローライフを楽しんでいたが、妻の七回忌の相談のため娘たちを呼び寄せた。そんな時、昔 寺で修行していた時に世話になった住職とその妻が巡礼の途中で立ち寄ったと。そして2人は 法要を依頼した尼寺の悪い噂を言い出し…。御仏に仕える僧侶が金儲け(投資)や政治家(選挙活動)、さらにはインバウンドを当て込んだ観光施設の誘致など<仏>ならぬ<物>欲にまみれ、それに澤瀉家の相続問題が絡んでトラブルが勃発。再演であるから、”令和の不謹慎エンターテインメント”といったところ。

    僧侶と言えど人間、生きていくためには我欲もあろう。それが罪深きことなのか自然なのか、僧侶という立場が物語を面白く味わい深くしている。長一郎の暮らしは、変な者たちに翻弄され 当たり前の生活が崩壊していく。しかし ご立派で窒息しそうな日々が、騒動によって何故か生き生きとしてきたように思える。暮らしは消費され田舎と都会という境界線を越えた。物理的には、煙草の引火爆発によって家が崩壊/焼失したが、一方 家族(娘たち)との蟠りは霧消したようだ。まさに家族の崩壊/炎上であり再生/出発が描かれる。この家屋(舞台装置)の崩壊シーンが 歌舞伎で言うところの屋台崩しのようで 迫力がある。

    この劇団の強みは、役者陣のチームワーク。ベテラン団員だけというマンネリ化ではなく、ワークショップ生を順次登用する新鮮さ、そのバランスある構成が好い。例えば、澤瀉家の父親役の鷲巣知行さんは2003年から客演し団友といった存在。長女 高子の沢井エリカさんは2011年、次女 咲子の梨本りえ さんは2012年、三女 友子の寺岡遥さんは2024年、そして居候を決め込む住職 音羽澄珍の小倉昌之さん(座長) とその妻 菊代の高畑加寿子さんは創団間もない頃からのメンバー。チャイナ服を着た<小美人>2人はまだワークショップ生。まさに家族ぐるみの安定感ある公演。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    いやはや実に盛沢山のコメディ。一体どうやって着地するのかと集中観劇。これも大団円なのかな?大いに楽しめました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     今年拝見した作品中、最高傑作の1つ、観るべし。文句なしの華5つ☆

    ネタバレBOX

     先ずは舞台美術が凄い。演者達が全員で舞台美術を作っている。障子を開けたホリゾントに見える山々は無論のこと、上手に見える仏像は木彫で手作り。オープニングでのダンスも上手いし何より全員の息が見事に合って音楽も良く実に楽しい。物語の設定も都会に住む人々が憧れる豊かな自然に恵まれた地方での悠々自適、晴耕雨読の理想的生活と屋敷を退職金と持ち家等を売った金で購入、屋敷の障子を開ければ眼前に聳える山々が、二階に上がれば山々の向こうに海が広がる。村の人々のサポートを受けながら広々とした邸宅で騒音の無い日々を過ごしている男。男には三人の娘があり、長女はライター。ジャーナリスティックな記事も書く。次女はイベント等の特殊効果の専門家と結ばれ、三女は良く気の付く淑やかな女性である。娘たちが登場するのは、母の七回忌が近々あることと、父が足を骨折してそのケアをする為だが、長女はジェンダー関連の取材がメインである。というのも山一つ越えた処に親に虐待されたり、DV被害に遭ったり、様々な形で傷つけられた女性達をケアし駆け込み寺として有名な尼寺が在ったから、この寺の庵主を取材するのが主目的であった。父とは意見の対立が絶えない。
     その他にかつて父が一時家を空け仏門の修行をしていた時に教えを受けた僧侶夫妻が遍路の如き旅の道すがら立ち寄った。この夫妻の旅が長旅であり、舞台となる屋敷に辿り着く迄の行程の長さを象徴する劇場の脇から登場し客席間の通路を上って一旦捌け上手袖を通って屋敷を訪れる演出は見事。ところでこの和尚夫妻、かつて父が師と仰いで仏の道を学んだ縁もあり好意からお泊りになってお寛ぎ下さいと言われたのを契機にいつまで経っても立ち去らない。その訳は自己破産の果ての逃亡行脚であった。而も彼らは評判の駆け込み寺は、大和天法という住職の居る寺の末寺に当たり庵主は兎も角天法は金に汚く、女癖が悪いと言い出し、尼寺では駆け込んだ女性達に接待業をやらせているということを吹き込んだ。更にイタコの口寄せの如く妻に降りてきた予言は七に係る破滅。この予言を巡って様々な解釈が為されるが母の七回忌との関りが疑われ尼寺の庵主にお願いしていた法要はキャンセルしようという流れになった。
     さてそうこうしているうちに次女とその連れ合いが父の面倒を見る為と称して家財道具もろとも引っ越してきて二階の部屋を占拠するわ、時折特殊効果に用いる機材の不具合で大きな音を出すわと様々なメッキが剥げてくる。更にこの屋敷の手洗いの便壺の一部が破損しておりキチンと直しておかなければガスが発生して大変なことになると隣家のいつも父に野菜その他をくれるおばさんが何度も忠告してくれていた。然し、この屋敷を観光スポットの1つにしようと中国人が訪ねてくる。大和天法は市会議員に立候補するとやってくる。尼寺は実際は避難女性達をウェイトレスとしてカフェを経営し資金難を凌いでいたが、大和の地域ファースト戦略に父購入の屋敷も尼寺もインバウンド目当ての地域活性策として公約に取り上げられ、あれよあれよという間に屋敷のオーナーたちの静かだった生活は変容させられてゆく。而も尼寺の庵主を盲目的に尊敬している長女は父の承諾も得ずに勝手に屋敷を尼寺が観光スポットとして機能させ記事を書いてSNSでバズるきっかけを作り遂にTV取材迄入るようになって事務局として使う。大変な騒ぎである。このしっちゃかめっちゃかは、当然笑えるシーンがたくさん出てくるが幾ら芝居だからといっても他人の不幸を嘲笑う気にはなれないという気持ちも湧くから笑い自体が複雑な笑いになって作品の深みとして観客に受け取られこれが作品の深さに繋がっている点も見事だ。ここから先、更に思わぬ人間関係が明らかになり、大ドンデン返しがあるが、それは観てのお愉しみ。文句なしの傑作。脚本の深さ、役者各々が台詞を生きていることの妙。本当に様々な要素が恰もごった煮の如く詰め込まれているが、その一つ一つが独立しつつ全体と調和し、分かり難さや不自然は全く無い。全員が協同して一種のハーモニーを奏でるような自然で無駄のない役作りが出来ている。大団円では、親というものの本当に深い愛の姿を感じた。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    多種多様な坊主が出没し、坊主同士が対決したりのドタバタコメディー的お芝居で面白く観劇させていただきました。
    映画がテレビのお芝居を生で観ているようでとても良かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    フライヤーが魅力的。とは言え、この作品、最初と最後が見所かも知れません。2時間を超す芝居。前説で「長い!」と言うだけで無く、具体的に時間を言って欲しかった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    圧巻!です。もうオープニングからぶったまげました。脚本も演出も演技も満点ですね。舞台にありがちなわかりにくさは一切なく、かといって安易なつくりになってなくて、ほんと、演劇のお手本のような舞台でした。2時間20分という長尺の舞台でしたがまったく長さを感じませんでした。まだ今年1ヶ月ありますが、おそらく今年ベスト5に入るハイクオリティの舞台でした。最高の時間をありがとうございました。劇団さんには感謝しかありません。ありがとうございましたm(_ _)m

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    オープニングで捕まれました。人の話を聞かない奴らばかりで一体どこへ着地するかと思ったら、思いかけずほっこり。クライマックスの仕掛けにもびっくり。

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    初めて拝見した劇団さんでしたが、開演早々に、人気と実力を兼ね備えた劇団だと実感しました。
    ひとつの家を舞台に、次々と巻き起こるトラブルと、そこに加わる個性豊かな登場人物たち。展開は思わず笑ってしまうコメディなのに、その裏にはそれぞれのわだかまりや心の葛藤も丁寧に描かれていて、気付けばぐっと引き込まれていました。
    いやあ、見応えがありました!

    ネタバレBOX

    そしてラストは、衝撃的な結末ながら、家族がもう一度ひとつにまとまっていく姿が印象的でした。
    本公演だけでも楽しめますが、『お寺でポン!』から8年後とあるので、こちらを観ているとより楽しめるかと思います。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    面白かったです!
    お父さん、せっかく定年後の田舎暮らしを満喫するはずだったのに、娘が来るのはいいとして一人じゃないし、訳ありな感じの昔の知り合いが来て居ついてしまいそうだし、怪しい勧誘者やらなんやらと大騒ぎ・・・
    ラストがあそこに行くとは思っていなかったので、心の準備が・・・(笑)

    ネタバレBOX

    怪しい訪問者たちとの大騒ぎだけかと思っていたら、お母さん亡き後(それ以前からか)の娘たちの間でのわだかまりが大きくなってついには爆発!しかもトイレまで(いやーあんなに近所のおばさんが気をつけるようにと言ってたので、これは爆発するな?とは思っていたんでした)次女の彼氏が花火とかも作っていたので火事になり、ついにお父さんは田舎暮らしを諦める方向になって残念かもですが、娘たちもお互い本音を言い合ってスッキリしたのかな。と言う家族の話にちょっとウルッとしつつ、それはずるいんじゃないかとかも思ったりして。
    この騒動で壊れるお家の美術(屋台くずしって言うんでしたっけ?)がすごかったです。みなさん千秋楽までお怪我のないように。
  • 実演鑑賞

    喜怒哀楽がぎゅっと詰まった傑作コメディー。お寺も大変なんですね。

    ネタバレBOX

    最後の家の爆発は迫力。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ファンキーな坊主と煩悩ファーストの衆生たちの悲哀を描くコメディは痛快でした。

    ネタバレBOX

    定年後の田舎のスローライフを楽しんでいた男の家で、次々と相続バトル、破壊坊主の登場、インバウンド・ビジネスを企む外国人、選挙活動を行う坊主、が出現し、ドタバタとした展開に感じましたが、最後は胸が熱くなりました。    

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