満足度★★★★
前作と比べてしまうと
私は前作の方がしっくりきてしまったのですが
やはり楽曲や若者の活気が魅力な所もあり
キャストさんの良さも引き出されていて、今回も大号泣でした。
エイズはあまり身近な存在ではないけれど
ジョナサン・ラーソン氏に私は感謝したいです。
満足度★★★★★
大満足
私の1番か2番目に好きなミュージカルです。映画でしか見たことがなかったので、楽しみにしてました。日本語で観るのは不安だったのですけど、訳詞が意外とハマってて、良かったです!!
日本語話者で、黒人役等は難しいですよね。ちょっと雰囲気はでないですけど、でもそもそも日本人には地味の薄い問題ですから、日本語でやるのであれば、無理に作らない今の演出でよかったと思いました。
掛け合いで歌唱力の差がハッキリ出てしまっていたり、ってことはあったけどそれもなんかキャラクターの個性だと思ってしまう、説得力がありました。たまに高音が上がりきっていないこともありましたが。
客席がこんなに盛り上がるの舞台は少ないですから、もうとても楽しかったです。
あとミュージカルで学生シートがあるのはすごく嬉しいです。
おかげで、もう一度見に行けます。観たのがロウマエンジェルだったので、ヨウスケエンジェルも楽しみにしてます!
満足度★★★★
演出
以前来日公演でみたRENTよりも演出が個人的に好きでした。メインの方以外のダンスの表現も素敵!
ただ音楽に負けて歌、特に歌詞が聞き取れないことが前半部分多かったことが残念です。
満足度★★★
若いキャストたち
出演者みんな粒ぞろいで個性とかとびぬけたりがなくて…。悲壮感にひっ迫した若者たちには見えませんでした。後半の初めの歌にはゾクッといいものを感じましたよ。
満足度★★★
注目のキャストの歌唱力は・・・
前回の東宝版「RENT」ではかなり泣かせていただきました。マーク役の福士くんも驚くほどの歌唱力で感動! 今回のマーク役の賀来賢人くんの歌唱力は・・・おしい。そして全体的にキャストが若返り、それはいいのですがやや線の細さを感じてしまいました。ミュージカルの舞台を多く踏んできたキャスト(ソニン・ジェニファーあたり)は結構貫禄が出てきて、ジェニファーのミミの肉食女子っぷりが良かったです。
満足度★★★
現代版『ラ・ボエーム』
プッチーニのオペラの名作『ラ・ボエーム』を現代のニューヨークに置き換えて、セクシャル・マイノリティーやエイズ、ドラッグといった要素を絡めてノリの良い音楽に乗せて描いた、ただの恋愛悲劇に止まらない、社会的な問題についても考えさせられる作品でした。
家賃も払えない若いアーティスト達のコミュニティーでの出会い、恋、対立、別れの中で、アートとお金のどちらを取るのか悩んだり、ゲイやレズである為に社会から疎外されたりする様子にリアリティーがあり、『ラ・ボエーム』より共感できる内容でした。
キャストのほぼ全員が日本人の為、黒人やヒスパニックといったエスニック・マイノリティーの問題があまり見えてこないのが残念でした。
ローリー・アンダーソンさんやシャーロット・ムーアマンさんを連想させるパフォーマンス『Over the Moon』は上木彩矢さんの演技がキュートで素敵でしたが、笑いが少な目なこの作品の中で、まとまった時間のコミカルなシーンなので、敢えてもっと馬鹿馬鹿しい感じでも良いと思いました。
曲調がバラエティーに富んでいて、歌唱のレベルも危なっかしい人がいなくて聴き応えがあったのですが、ラップ調の部分は日本語だとしっくりと来ないのが歯痒かったです。
スチールで組まれ、いくつかに分かれて動かせる2階建てのセットは、あまり動かす効果が感じられず、もったいなく思いました。
恋愛や死別で感動させるという個人的にはあまり好みの作風ではなかったのですが、再演が続き、映画化されたのも納得出来る、良い作品だと思いました。