満足度★★★
悪くは無いのだが
設定は悪くないのだが、物語は設定を半分ぐらいしか生かしきれてない感じを受けた。
暴走してからは面白かったが、前半がちょっと内向き過ぎたか(もっと暴走に至る表現があった方がよかったか?)。
結局、人々に刻まれた傷は消えない的でいいのかな。
満足度★★★
ちょっと苦手…
う~ん…
話自体はうまくできていたと思います。
でも宗教、放射性物質、障がい…
ちょっと詰め込み過ぎな感があるかなと…
あと宗教に関してはオウムをリアルタイムで
見てきたか否かでも感じ方が違う気がするし。
あと、今まで原発を扱った舞台は面白かったと
思えるものにまだ出会えていません。
満足度★★★★★
素敵でした。
「忘れる」ということ。観劇してから数日経ってやっと少しだけ整理できました。私は、忘れることを悪いこととは思いません。忘れるという字は「心を亡くす」と書きますが、「亡くす」は人に対して使う言葉でもあります。人が亡くなるということは、決して無になってしまうということではなく、なくなったことがその人の過去になり、忘れて、形を変えて心に残ることだと思うのです。
カゼマチで生きていた登場人物は、それぞれに複雑な想いを持っていたと思います。それぞれの忘れたいこと、覚えていないといけないこと、忘れてしまったこと、あったと思います。忘れていいです。それを「カテ」にして生きて、忘れたという気持ちだけ持って「やり直す権利」を存分に使ってやりましょう。私もその権利を使おうと思います。
満足度★★★★
明日香の透明感
明日香役・川田智美さんの純粋な透明感がとてもよかった。
生々しい事件を中和して観劇の後味が悪くならず絶妙なバランスだったかと◎
宮崎雄真さんの陰のある男、朝香賢毅さんの自己中な男、
佐河ゆいさんの惚れっぽいカワイイ女性もとてもよかった。
鈴木役の根本沙織さん、親しみやすくて良い人なのに
事件に巻き込まれてしまう、、、何かホントにありそうだと思わされました。
満足度★★★★
良い作品でした
現実でも起きている事件を彷彿とさせる内容で、信憑性のある脚本だと思いました。宗教団体が放射能を撒き、汚染された地域で人々が障害を負う設定など、アイデアが素晴らしいです。
満足度★★★★
手堅く着実なツクリでワカり易く好感
「罪とその償い」「消えないばかりか暴走るす被害者意識」などが心に迫り、犯した罪は赦されないのか、被害者の心はどうしたら癒されるのか、などについて考えさせられる。
また、各人物や物語の背景をじっくり語ってからクライマックスを迎えるツクリはオーソドックスながら着実で、当日パンフレットに掲載された登場人物紹介と相俟ってワカり易い。(以下ネタバレBOXへ)