今日は、これくらい 公演情報 今日は、これくらい」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-9件 / 9件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    色んな人間模様を垣間見れて良かったのですが結末があまり、面白くなかったです。つまり、言いたいことが伝わって来なかったかな。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    舞台セット奥の壁に
    モニター風に作られた穴が色々と
    ユニークに用いてたなぁと感心しきり
    ただ今ひとつ緊迫感というか
    焦燥感というか必死に5000人を
    集めてみせるぞー
    という感じは伝わってこなかったなぁ
    と思えた90分の作品

    ネタバレBOX

    自分的には
    甘城ブリリアントパークみたいな
    感じを想像してたからかなぁ

    試合相手側のサポーター人数とかも
    加味するんだろうが
    そーゆー情報は出てこなかったし

    運営側も5000人集客という割に
    主要メンバー以外もいないと
    マンパワー足りんなーとか思うし
    情報が薄めに感じました
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鶫野FCの試合に、5000人の集客を目指すストーリーで、肩肘張らず楽しめる内容でした。
    楽しい雰囲気の中に、頑張っても思い通りにいかない哀愁やもどかしさを感じ、リアル感がありました。
    落ち着いた年齢層の大人の舞台、面白かったです。


  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    派手さはないですが堅実な物語の運びと創りは、さすがのサンハロンシアターさん。地元を盛り上げようと一丸と!皆が皆、同じ方向で同じ熱量で動けばいいけど、そうもいかないほろ苦さを醸し出すのは演者さんたちの燻し銀の演技。登場人物それぞれの掘り下げもあって、途中、少々、悠長な感じがあった気もしますが「大人の為の舞台」として、落ち着きのある作品でした。
    高齢化に寄り添う劇団(^^♪として、これからもしみじみしっとりとした舞台を見せてくれることを楽しみいしています。
    あと、うるさい子供は他の方もおっしゃっていますが、最前列で寝ている男性もいました。たぶん寝てる?な男性もいました。静かで落ち着いた作品だったのでそうなってしまったのかもしれませんが、役者さんへの最低限の敬意は払うべきかと。
    こういう客たちがいて、役者さんやりづらかったろうな…。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    中高年役者のがんばりに萌えました^^ あと、パティシエ見習い役の女優さん、演技めっちゃいいですね。上白石萌音に似ていて今後の成長が楽しみです。それと、私の書き込みの直前の方が書かれていたように、お子さんが演劇中もしゃべっていてあれはちょっと…でした。私は前から2列目に座っていましたが「親御さん、注意しなきゃ…」でした。

  • 実演鑑賞

    満足度

    最初は楽しんで観てたけど、同じ列に座った横の親子のお子さんがお茶の間感覚で横の母親に話しかけるのがうるさくてまともに観劇出来なかった。残念。開演前の注意をお子さんにもわかるようにきつくしてほしかった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    市の活性化の中心にしたい サッカーチーム:ジャンドゥーヤ鶫野、その試合をメインにした市民フェスタへ観客5,000人を集めるという一大イベント。その関係者や市民個々人の思いと行動を描いた庶民劇。

    街興しはしたいが、その中心がJ3でもないサッカーチーム(現在JFL)。その関心度や思い入れが違い、なかなか一枚岩にならないところがリアル。夢中になるものって人それぞれ、それをどう纏めるか至難の業だ。その それぞれ夢中になるものを登場しない人物を通じて垣間見せる巧さ。
    (上演時間1時間30分 休憩なし) 

    ネタバレBOX

    舞台美術…中央が窓抜き枠のようで、場面に応じて枠内を入れ替える。また演台のようなものを搬入し、市にある洋菓子店などを現す。物語は鶫野市を活性化させるため、地元サッカーチームの交流試合に5,000人を集客するイベントを企画。サンハロンシアターは、キャストの高年齢といったことが書かれていたが、その実態を物語に重ね、若者が都会へ行き 鶫野市の高齢化が進んでいくようだ。

    イベントに携わる人々の思い入れ(熱量)が微妙に違うため、今一盛り上がりに欠けている。しかし地元ということもあり、幼馴染や高校の同窓生を巻き込んで…。
    チームの広報・営業担当の桐田俊也は、高校の先輩でありスポンサーである㈱ヘーゼレート営業部長 羽場健一にイベントの必要性を説いている。市民フェス実行委員の青島真沙美、高梨祥平は2人の様子を静観している。また羽場と高校時代 同級生だった槇村結子は、商工会議所職員として地元だがサッカーには詳しくない。亡くなった夫が野球 阪神ファンだったこともあり、どちらかといえば野球に興味があるようだ。そして娘が結婚しようとしている相手が巨人ファン、夫が生きていたら何て言うだろう(夫、娘とその彼氏は登場しない)。

    このイベントで自慢の洋菓子--特製ティラミスを宣伝したいパティシエ・洋菓子店経営の川江瑠衣、こちらは商売が気になる。そしてこの店を手伝っている沢木田律の夢や生き方にも関わってくる。イベントの司会進行役として漫才師のヒクイドリタカイドリ(長谷吉彦、佐山敬太)が来るが、彼らは地元ではないことから、もっぱら自分たちの芸風等を気にしている。地元イベントといっても関心は人それぞれ違う。そこに「地元だから」といった変な強制・強要や同調圧力はなく、むしろ自然(体)な人間関係が築かれている。そこに何故か安堵感を感じてしまう。

    そして集客は4,899人という微妙な数字(不達成)、コメディという名の予定調和にしないところに好感が持てる。ラスト、負け惜しみのように聞こえる、桐田の「今日は、これくらいにしてやる」だが、むしろ この捨て台詞が 明日に向けて という力強い言葉に思える。
    次回公演も楽しみにしています。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    ジャンドゥーヤ(gianduja)とはペースト状にしたヘーゼルナッツを混ぜ合わせたイタリアのチョコレート菓子。「ジャンドゥーヤ鶫野(つぐみの)FC」は地元のサッカーチームで現在JFL、J3昇格を目指している。チームの広報を担当する田野良樹氏は地元活性化の為にも町を挙げての応援を望む。市民フェスに参加し「観客5000人プロジェクト」を企画、熱弁を振るう。市民フェス実行委員会の英枝(てるえ)さん。スポンサー企業の部長で高校の先輩でもある内藤トモヤ氏。サポーター代表の刀根直人氏。
    商工会議所職員の高山佳子さんは内藤トモヤ氏の高校時代の同級生。狭い町で皆顔馴染の人間関係。

    市民フェスで余興と司会を頼まれた漫才師・ヒクイドリタカイドリ。タカイドリ、重井貢治氏は喫茶店で働きながらのネタ作り。ヒクイドリ、垣内あきら氏は鶫野に忘れられない記憶があった。

    洋菓子店チェスターの店長、和泉輪さんは市民フェスで特製ティラミスの販売を頼まれる。それを後押しする手伝いの石井花奈さん。

    話の着眼点や流れは万能グローブガラパゴスダイナモスっぽく感じた。年齢層が皆高めの為、夢に向かって突き進むというよりもビターな哀愁が漂う。現実と自分を知ってしまった人間達だからだ。
    小津安二郎の『浮草』のような寂寞感を核として、日がな海を眺める三井弘次のような気分で今作を染め上げたい。
    若い石井花奈さんの一生懸命な姿が舞台を盛り上げる。和泉輪さんとのデュエットは見せ場。

    是非観に行って頂きたい。

    ネタバレBOX

    群像劇というかキャスト等分に話を割り当てている為、何の話だか散漫な印象も。巧く行けばマチルダアパルトマン『フィッシュボウル』の老年版になれたと思う。劇団運営とダブらせていく手法。好きという情熱だけでは他人の心を動かせない現実。だがそれだけを頼りに闇を進むしかない。運否天賦!

    英枝さんに話を集約させる手もあった。全くサッカーに興味のない、夫に先立たれた女性が市民フェスを通じて学生時代の恋人と再会し、サッカーを夢中になって応援する楽しさを知る。まだ世の中、こんなに楽しいことがあったんだ。

    早朝ランニングで出くわした内藤トモヤ氏が田野良樹氏をきつく叱責する。町興しにはサッカー球団だけでなく幾らでも選択肢はある。理詰めで追い込まれた田野良樹氏は独り悔しくて涙を零す。そしてラスト、やっぱり5000人には程遠い集客。これが現実だと立ち去る内藤トモヤ氏。自分なりにやり切った充実感、それとは裏腹の目標を達成出来なかった敗北感、もやもやする頭。池乃めだかの十八番を吐き捨てる。「よっしゃ、今日はこれぐらいにしといたるわ!」(このぐらい解り易くしてもいいのでは)。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    実行委員を取り巻く色々な立場の人の色々な熱量をリアルに演じていた。

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