師匠の部屋(上演終了しました。ご来場、誠にありがとうございました。) 公演情報 師匠の部屋(上演終了しました。ご来場、誠にありがとうございました。)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
21-31件 / 31件中
  • 満足度★★★★

    Mrs.fictions
    お題に対してストレートに応えた内容だった。
    70分の尺の割にまったりしてたと思わないではない。
    やっぱ北川未来見ちゃうなぁ。
    小劇場界屈指のルックスだと思うね。
    パンクコンビのハマりっぷりたるや(笑)

  • 満足度★★★★

    おもしろかったです
    が、落語関係ないやんという思いを払拭できるほどではなかったです。

  • 満足度★★★★

    水素74%
    落語である必然性はないとはいえ、
    落語というお題がついているからこそ、
    導かれ笑える部分があって。

    知らず知らずのうちに、作品に惹きこまれ見入ってしまいました。

    ネタバレBOX

    登場人物の関係が、奇を衒ったものでないにもかかわらず、
    じわじわと三すくみになっていくなかでの空気の変化が
    絶妙によくて。

    枠の部分とそれぞれのロールの引力が
    少しずつ互いと重なりながら、
    浮かび上がってくる。
    役者たちが、半歩ずつ踏み出しながら
    その空気をエスカレートさせていく。

    3人の役者たちそれぞれの味わいが見事に抽出されていて
    見ごたえがありました。
    アフタートークにもあったように、折原アキラの身体が
    ずるいくらいに舞台を滑稽にしていく。
    はみ出すわけではなく、その場の密度を高めて滑稽なのです。
    また、浅野千鶴の、どこかあざとくて悪~い微笑み(超褒め言葉)も絶品。
    それが、靴の鮮やかな色や衣装とと妙に重なって
    キャラクターの世界を暴き出していく。
    近藤強の、表層のタフさとふっと垣間見せる脆弱さも絶品。

    派手さもないし、
    落語自体なんぞおくびにも出さないのですが、
    その世界を何気に連想させつつ
    だんだんに惹きこんで抜けなくしてしまうような
    作品の力に掴まれてしまいました。
  • 満足度★★★★★

    Mrs.ficitions
    落語というお題を、取り込むどころか、そこをゲートウェイにして、とんでもないウィットを持った世界が展開していく・・・。

    やられました!

    ネタバレBOX

    物語のベースの発想がものすごくて、しかも、そのものすごさがそのまま貫かれてしまう展開がさらにすごい。悶絶しました。
    「地獄八景亡者戯」のフォーマットが出てきたときにはにやにやしているくらいだったのですが、そこから出てくるわ、出てくるわ、落語の七変化。
    「らくだ」や「死神」の切り取り方も鮮やかだし、
    落語で語られるアニメも絶品。
    パンクロックのコンサートに語られ始める「芝浜」にはもう大爆笑。

    でも、そのアイデアにとどまらない、
    会話や物語のくみ上げが
    実にしっかりとしていて。
    衣装にしても、容姿の作りこみにしても
    メダルを落語家の階級にたとえたり、
    パンク姿で料理や生け花を習わせてみたりと
    舞台上にあることがいちいち面白く、
    そこに織り込まれた落語だからこその奥行きも生まれていて。

    役者たちも本当にしなやかに切れていて、
    要所要所の噺では、
    上下もしっかりと作られ、語り口もよく
    劇中劇ならぬ劇中噺として
    十二分な見ごたえがあって。

    観終わって、その総合力に圧倒されてしばし呆然。

    これ、かなりすごい。傑作だと思います。



  • 満足度★★★★

    人間バラ屋敷
    面白かった。秀作。

    作演の田川啓介も面白い。人間性が。中井美穂の引き出し方が上手いのか。
    パンフの作品紹介(挨拶文?)もいい。

    ネタバレBOX

    師匠(近藤強)と弟子(折原アキラ)の歪な主従関係と、師匠が離縁した娘(浅野千鶴)と父であろうとする師匠の関係と、師匠との関係を壊されたくない弟子とそれを壊そうとする娘の関係。そんな関係が、行ったり来たりして舞台上で暴れだす…。

    100万を無心しにきた娘も、師匠の気を引こうとお尻を突き出す弟子も、自分は間違っていないと自分に言い聞かせる師匠も、別個の傷を抱えていて、それを重いどころか笑いに昇華した手腕が素敵すぎる。

    まあ、100万振り込んだら師匠は孤独になると思うけど。
  • 満足度★★★★

    逮捕(仮)
    面白かった。
    中井美穂のチェック柄BL洞察はウケた。

    ネタバレBOX

    弟子雄(堀越涼)の師匠が、師匠の義理の妹・弓(梅舟惟永)への暴行容疑で逮捕され、動揺する弟子雄と師匠の妻・網(徳橋みのり)。兄弟子らが抜けた穴を警察官・フルタ(尾倉ケント)の意外な才能と元ストリッパーの網のおっぱいで埋めて、一門会を無事成功させるが…。

    網の弓への嫉妬、弟子雄の弓への嫉妬、弓の網への嫉妬と劣等感、師匠と弟子雄の想いなどが絡みだしてからが断然面白い。
    弟子雄との二人きりの生活をつくるため、無実の罪を認める師匠…姿を現すことはないが、3人の話からぼんやりと人物像が浮かんでくるよう。

    官能な世界と人の心を描くバランスが良かった。
  • 満足度★★★★★

    花柄八景
    師匠 の 笑顔が すてきでした。

    ネタバレBOX

    最後には とても 笑ってしまって 泣けました。
  • 満足度★★★

    水素74%
    同じテーマで3団体が競演。どれを観るのが当たりなのか、という賭けだ。水素を見たが、特に「落語」というテーマとは関係のない話し、といえる内容になっていたので、そういう意味では期待はずれ、かな。

  • 満足度★★★★

    面白かったです
    Mrs.fictionsの『花柄八景』を観ました。
    師匠を演じた久我真希人さんの落語が本物ぽくて、かなり練習されたんだろうなと感じました。
    登場人物や、そのやり取りがおかしくて、クスクス笑っている間に終わった75分でした。もっと見たかった。
    落語が好きだという温かい感じが伝わってきました。

    ネタバレBOX

    パンクの苗さんが密かに可愛らしいところを時たま見せるのがよかったです。
    個人的に、攻殻機動隊ネタは大受けでした。
    「プリキュア」も「シド&ナンシー」も落語になるんだと感動しました。

    余談ですが、開演30分前に着いてまっすくビルに入ろうとしたら、「もう少し待ってください。すみません」と呼びとめられたその相手が中井美穂さん本人で驚きました。
    「暑い中お待たせしてすみません」と言いながら、自分も同じように暑い中立っていて、知り合いらしい人に「こんなところにいないで中にいれば良いのに」と言われると「でも、することないし。演者じゃないから。案内くらいしようかと」と応えていました。
    好感度、前から良かったけれどますますアップv
    時間がなくって、アフタートークを聞けなかったのが残念です。
  • 満足度★★★

    花柄八景
    雰囲気は良い。
    北川未来の演技がふにゃとしたかわいさがあって○。

    ネタバレBOX

    花柄一門の花壇師匠(久我真希人)がホログラム初音ミクとの闘いに敗れ、一門は解散。「地獄八景亡者戯」のようにサバの刺身を食べて死のうとする師匠だが、パンクなカップル・鉢(今村圭介)、苗(小見美幸)と橋の下のホームレス少女・燐(北川未来)が門弟になるし、一門を去って反物のセールス業についたプラン太(岡野康弘)もちょくちょく顔を出す。そんな中、パンクな二人が欧州へ渡るのを契機に燐が花柄一門を継ぐことになり、師匠は安心して地獄へ落ちる…。

    ほっこりする感じだけど、流れがややぎこちないかな。燐が一門を継ぐことでこの世への未練をたった師匠の想いが伝わりにくい。燐もアホの子のようで師匠の想いを受けたって感じでもないし。パンクな二人の話は笑えるし、結局門弟に戻ったプラン太の心も、ちょっと見えにくい。
    ラストの師匠が死ぬことと、燐とプラン太の稽古の空気への全体的な結びつきが弱い気がした。一体感が少ないというか。
    決してつまらなくないけど期待してたので。

    落語を演じる箇所が2、3あったけど、久我はなかなか染まってて○。使い方も○。小見の落語は内容知らないのでとっつきにくい。
    燐の頭の痛そうな表情が普通以上にかわいい。
  • 満足度★★★

    Mrs.fictions
    落語を題材に3団体が演じるという企画。
    和が基調な落語家ににパンクの弟子が加わり、そのミスマッチが面白おかしく構成されていた。まずまずの出来、ほかの2作品も見たたくなった。

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