満足度★★★
時間が経つにつれて…
思出横丁さんの公演を観たのは、これが初めてでした。
作品自体はとても面白いのですが、役者さんたちの台詞や表情が棒読み、そして強張っているように思いました。でもそれは、本番が始まってからだんだんと良くなり、途中から舞台の流れがスムーズに流れていった気がします。なので、それを最初から出していただけたら嬉しかったです。
千秋楽だからでしょうか。最後は舞台上が大変なことになってましたねwww水が使える小屋で良かったですねwwあの思いっきりでハチャメチャなテンション、好きです♪
満足度★★★
不条理
竹内 銃一郎の不条理劇だが、作品の読み込みが浅いと感じた。なぜ竹内は、このような作品を書き、自分達は、なぜ今この作品を此処で上演するのか、といった自問が浅いと感じたのである。内容的には、「ゴドーを待ちながら」やカフカの「城」を想起させるのだが、ゴドーでは中心人物は2人、この作品では3人、一方、城では基本的に1人である。この差の意味や、その差によって本質的に変わる部分があるのか無いのか、といったようなことも考えた上で演じて欲しかった。熱演は評価するが、不条理な状態に置かれた人間は、おそらく必死に考える。そのことに意味があるか無いか、無いとすれば人間としての意味さえもないのでは無いか? との痛烈な問いこそが、不条理性の正体ではないのか? 年齢が若いとはいえ、このような作品に挑むのであれば、もう少し必死に考えて欲しいのだ。
さらに、細部の演技にも拘って欲しい。荒く感じた。
満足度★★★
橋本ゆりか
確かに会話や言葉遊びは面白かった。
ただ、舞台はきれいに使って欲しいし、あの臭いが充満すると厳しいなぁ。
初日でしたので、緊張感は伝わってきました。
まだまだ良くなると思います。