センスセンスセンス・オブ・ワンダー 公演情報 センスセンスセンス・オブ・ワンダー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    窓のない、しかしそれそのものが窓である劇場でこの旅に立ち会えたことが嬉しかった。若くなくても、子どもを育てていても、私たちは遠くに行ける。冒険ができる。私もそう信じています。

    (上演前に公式HPに稽古場日記をお寄せしました。後ほど劇評もお寄せします)

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    小さな舞台が、一人暮らしのワンルーム、電車の中、海辺の図書室、田舎のコンビニとくるくる変化していった。

    夢と現実の境目があいまいで、普通ならそこにいるはずのない人が急に現れたりするのが、ライトの変化や窓の開閉で表現されてて面白かった。
    一人三役やってる人もいたのに全然別人に見えた。役者さんってすごい。

    主人公が、電話、ボイスレコーダー、拡声器、古いラジオと、色んな機械を通して話す演出が好きだった。

    セリフの内容が難しいことが結構あって、センスオブワンダーを読むともう少し理解ができるのかもと思った。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/06/21 (土) 13:30

    不思議な雰囲気のあるファンタジックなお話でした。
    虚構と現実の交わり方が面白かった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    初日に観劇。
    木村美月さんは、自分、2年前の『幽霊塔と私と乱歩の話 』がすこぶるお気に入りでして。
    今作は、そのラインの作品。
    幽霊塔が追憶のファンタジーなら、今作は癒しのファンタジーかな。
    ちゃんと幻想味を感じられる芝居って意外と無い。

    演者も、美術も、小道具も、作り手の興味、趣味、好感が詰まった世界に迷い込む感じ。
    旅する二人の抱える現代性。旅の目的は、完売してる新作のカードを手に入れるためってのも現代的。
    目的地は田舎のコンビニ。

    レイチェル・カーソンがタイトルでピックアップされてるし、引用も実際されますが。
    他の各種色んな作品も時には間接的に、はっきりとわかりやすくもあり、で。
    それにべったりってわけじゃないです。むしろ、自分は宮沢賢治オマージュを強く感じたり。
    作中のとある登場人物が夢中になっていた一冊(レクイエム)は、今度読んでみようと思った。

    色んな場面転換があって、そこは観てて楽しかった。
    小道具の使い方も可愛かった。お前、それ出来るんだね、みたいな。

    ミステリー要素もあった幽霊塔に比べると、もっとまっすぐにこの作り手の世界観に浸る感じで。
    起伏という点だと単調さも感じはしたけど。
    この居心地の良さは、悪くない、尊いなって思いました。

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