恋愛漫画~バンカラ編~ 公演情報 恋愛漫画~バンカラ編~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-20件 / 21件中
  • 満足度★★★★★

    今までで一番好きかも
    とにかく構成が素晴らしくて、
    次から次へと色々な世界に
    連れて行ってもらえる素敵な舞台でした◎
    お得感溢れるオムニバスなようでちゃんと
    一つの作品として完成されている感動超大作です(笑)
    柿杉満洲男の演技が特に良かったです。

  • 満足度★★★★

    くだらなさの中に
    ただのくだらない芝居だと思っていると
    「お!」と考えされられる場所があったり
    薄いようで厚い。…のかもしれない。

  • 満足度★★★★★

    顔で笑って心では男泣き
    序盤からデフォルメされたキャラクターと下らなすぎるギャグが続き、後半にそのキャラとギャグが前振りとして絶妙に効いてくる展開。つまり、前半のお笑い要素がさりげなく伏線となり、その回収の積み重ねがドラマを厚くしている見事さに感服しました。
    そして、特筆すべきはギャグが単品として面白いことだ。普通、辻褄合わせのために用意されたギャグなら橋にも棒にもかからない代物なのにである。さらに、凄いのはそのギャグがクダラなければクダラナイほど、ラストへの感動を強くさせることです。
    本当に大笑いしながら心では大号泣してしまいました。カッコつけすぎですよ。

    ネタバレBOX

    前作の感想に幕の内弁当の様でしたと書いたところ、「次回は懐石料理になります」とコメントを頂きましたが、単品として本当に役者さんもギャグもして素晴らしいのに、それが一つの作品としてほぼ完璧に結合した今作はまさしく懐石料理そのものでした。恐れ入りました。
  • 満足度★★★★

    観た
    脚本が良く出来ている。
    オムニバスのような劇中劇で複雑な構成だが分かりにくさは無く、笑いもあり最後も良くまとまった印象。
    楽しめた。

  • 満足度★★★★★

    現在・過去・漫画
    それぞれのシーンが場面ごとにテンポよく切り替わり、最初はついていけない時もありましたが、でもすぐにストーリーに引き込まれ、ラストまでのあっという間の時間、楽しませてもらいました。温かさの残る結末も良かったです。

    ネタバレBOX

    漫画家の奥さん二人の、それぞれを見守ってる感じのたたずまいに好感をもちました。
  • 満足度★★★★

    粒ぞろいの劇中劇が楽しめる
    それはここの劇団の持ち味が余すところなく活かされている構成となっているので、面白い。

    だけど、ここの劇団の持ち味が仇になってることもあるのかもしれないな、と。
    素人考えだけど、そんなことも少し感じた。

    ネタバレBOX

    ライオン・パーマの面白さ、特徴は、1人の役者が複数の役をこなすことにあるのではないだろうか。
    それだけだとどこの劇団でもやっているのだが、ここはそれが少しだけ違う。
    それは早替えのようなスピードで、衣装も替えて(微妙なものもあるが・笑)、まったく違った役でドンドン出てくるところだったりする。キャラがきちんと変わっているのだ。ほかの劇団の場合、衣装は替えても雰囲気があまり変わっていなかったり、というのはよくある。
    しかしここは、どの役もそれぞれぴたっとはまって見えるうまさがある。

    今回も、劇中劇があるということで、1人平均何役やってんだろう、と思うぐらいドンドン変わって出てくる。

    それぞれの役の成り切り方がいい。
    役の違いの幅をあまり大きくしないところでの、別の役というのは難しいのではないだろうか、それを見事にこなしていく。

    同じ役者だけど別の役なのだろう、と思っていると、本屋のおじさんとマンガの編集者は実は同じ人だった、なんていうのもちょっと面白かったりする。

    物語はマンガ家の話。
    なので、マンガ家たちが描く内容が劇中劇でドンドン出てくる。
    冒頭の「えっ何??」となるエピソードも含め、つかみはOK。

    それぞれの劇中劇自体が、どれもシュールネタのオンパレードなのだが、とても面白い。
    個人的には、ハズレなし、というところだ。

    ……ん? ひょっとしたら劇中劇となっている個々のショートストーリーをつなげて見せるための物語ではないのかな、これは、と思うほど。

    とは言え、あまりにも劇中劇がしっかりとしているのと、数が多いので、全体的には少々中だるみのようなものも感じないわけではない。

    それには、ひょっとしたら、ここの劇団の持ち味が関係しているのかもしれないと思い当たる。

    前に見たときもなんとなく感じていたのだが、作品全体を締めるタガのような役割、背骨のような役割がいないということ。
    つまり、ここの持ち味である、1人何役もこなしているということで、逆に作品の軸、中心のようなものが見えにくくなっているかもしれない。

    それを解消するには、(あくまでも素人考えではあるが)主人公となる人物については、他の役をさせずに、どっしりとさせ、中心、軸を担わせていたほうが、全体が締まり、中だるみや脇道感を感じないのではないだろうか。

    それには、もちろんそれだけの「オーラ」を持った、「主役」ができる「役者」が必要であることは言うまでもない。

    どの役者もうまいのだから、変化させていくことではなく、今度はじっくりと自分の役に向き合うような役を、「主役」としてさせてみるのはどうであろうか。
    変化とは違うスキルが必要だと思うので、それをきちんと育てることが必要かもしれない。
    今までのライオンパーマとは違った役者の姿かもしれないが、ひっとしたらこれから、それが必要になってくるのではないかと思った。

    ストーリー的には、ラストで「恋愛漫画」ということなので、ほとんどの観客が火山火山夫婦のエピソードが出てくるだろうと予測したであろう。実際そうであった。

    観客の予想がつくラストならば、途中で火山の妻が語るエピソードにプラスして、うまくまとめる、さらなるエピソードが欲しかったところだ。
    確かに、雨上がり、ベンチでもたれ合って眠る2人の姿というのは美しいのだが、それだけではもうひとつインパクトに欠けたような気がする。
    劇中劇であれだけ面白い展開が描けたのだから、ここはひとつ、もっと感動的で美しいラストエピソードが描けたのではないかと思う。そこが少し残念だ。

    …しかし、これって「バンカラ編」ってあるのだけど、続編もあるのかな??
    今回の作のチャー・アズナブルさん以外の誰かが引き継いで続編書いたりして(笑)。
  • 満足度★★★★

    笑った。
    いくつも話があってなんかオムニバスみたい。
    それに観てて飽きがこない。

    ネタバレBOX

    漫画家が描いたマンガの作品を演じる場面が何回かあって、いい意味で少年漫画の王道というべきか、セリフのひとつひとつがとてもカッコ良くて気持ちがよかった。漫画の話自体もとてもユニークで面白かった。最後の展開は、途中で読めるんだけど、それ以上にとても笑った舞台だった。最後も少しウルッときた。
  • 満足度★★★★

    構成が巧妙
    非常に贅沢かつ巧妙なツクリ。
    普通このタイプでは劇中劇パートは1種類だけなのに惜し気もなく複数投入し、また、それにより進行中の場がどちらなのか観客をして惑わせるとは!
    いや、少なくともσ(^-^)は終盤のある場面を「実はここも…?」と深読み(結果は誤読)したくらいで。
    また、劇中作がそれぞれ面白そうなので、機会があれば各編を独立させて欲しかったり…(笑)

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    こんな話だったのね。想像していたのとはえらく違っていましたけど。シュールでコミカルでファンタジック。てんこ盛りで飽きずに楽しめました。

  • 満足度★★★★

    意外な・・
    恋愛漫画のストーリーと思って楽しみにしていたので、あれれ?と思いました。自分が思っていたのとは全く違う意外なストーリーだったのですが、いい意味で裏切られました!とても面白かったです。漫画の再現ストーリーは、バカバカしいような感じが良かったです。とても面白く笑えたし楽しかったです。そしてラストは、じ~ん・・としてしまいました。満足の舞台でした!

  • 満足度★★★★★

    途中までは、まぁ普通に笑えていたのが・・・。
    後半涙が出るほど笑えたところが出てきましてー♪
    星は5つとなりました!
    う~ん場面転換の暗転などに工夫がもっと出来ていれば、
    お薦めまでいけたんですがねぇ。

    (2時間)

    ネタバレBOX

    人気漫画家「火山火山(ひやまかざん:朝の主人公さんと同姓同名?=本人かな(^^)」の後継者に指名された天堂幸一郎が、火山=内村たかし(本名)に認められる作品を書き上げるまでの世代交代話。編集さんや持込さん、それぞれの作家の奥さんなどを交えて、作品世界の再現もあって、作家の生活芝居と漫画作品の再現芝居が交互に舞台上で繰り広げられます。その中でも、なかなか編集に認められない作家の作品「ハンターチャンスゆめこ」シリーズ(編集が認めないのに勝手にやっていた)が机上で終わるのかなぁと思っていたら、天堂の作品の続編に指名されて登場!→笑えましたーこれ
    !!大爆笑してしまって・・・・、また敵役の正論でピンチになったら原作者=作家が登場して踊ってきたりして。火山や天堂の作品世界の再現は本当に笑えました。再演だけあって挟み込み方も良かったんだけど、あと一味欲しかったと思ってしまってねぇ。(言うわりに具体案が思いつかない・・・)
    久しぶりの王子劇場、遠いので最近はちょっと足が遠のいていたのですが、ライオンさんなので来場する気になり、劇場上の雑貨(中古)屋(?)にてゲームなども安値で買えたりして、なかなか楽しい日曜日となって嬉しかったです。
  • 満足度★★★★

    メーテルの苦難
    面白い。

    ネタバレBOX

    漫画家の火山火山(シバジュン)が引退を飾るため、天堂(草野智之)を指導する。病気で亡くなった火山が残した最後の課題「恋愛小説をかけ」を天堂が乗り越えるまでを描く。

    本編の合間合間に漫画作品の劇が差し込まれるってスタイル。
    ・30分で立ち読みして読めないと法外な値段で購入しないといけない本屋
    ・脳内で将棋や囲碁を戦う少女
    ・擬似モテを体験できる店
    ・男を待つ女の周りでチャチャを入れるダウトマンらの話
    ・アメ舐めると変身して悪者をやっつける少女の話
    ・病気の少女
    みな、味があり、笑えるショートストーリーだった。ダウトマンの話は人間の機微みたいなものも見え隠れしてて好み。本屋の話は、その設定が面白い。脳内少女はプリーツスカートがかわいい。変身少女が悪者をやっつけるシーンのダンスがいい。擬似モテ店のオチ(実は気があったのか的な)も王道ながらいい。

    火山の死後、描く意味を見失い、病気少女の話をハッピーエンドでかけなくなる天堂だったが、火山の編集が田舎でやっている本屋に火山の幽霊が天堂の本を探しにやってくるってことを聞き、火山のエピソードを元に恋愛漫画を書き上げる。ラストの田舎のバス停で火山と奥さん(内江志八枝)が眠るシーンで幕もいい。

    笑いとストーリーをバランスよく編み上げた良作品。ライオンパーマらしいというのか、B級な感じが好き。
  • 満足度★★★★★

    ハプニングすら笑いに変えてしまうパワー
    やはりライオンパーマはライオンパーマだ。
    2時間と長丁場なのもやはりライオンパーマたる所以か(笑)
    今回は『恋愛漫画』の再演だが、前回よりも纏まっており、
    非常に見やすい作品に仕上がっていた。

    漫画家の作品がオムニバスシーンとして様々描かれるが
    「ダウトマン」をはじめ、ギャグの冴えは相変わらず。
    その下らなさ、久しぶりに大声出して笑わせてもらった。

    本屋の店主役の田畑智が落ち着いた雰囲気を醸し出し、
    シュールな芝居全体をいい感じに引き締めていた。
    シバジュン演じる火山もカリスマ故の孤独と悲哀が
    上手く表現されていた。そして影から支える優しい妻。
    火山の最期の台詞に目頭が熱くなった。
    ライパの飛び道具(笑)柿杉マスオも更にパワーアップ、
    演技に安定感が出てきた。これからも期待大だ。

    今回はいつもの客演陣と違う面子が多く心配もあったが
    観劇後にはそんなもの吹き飛んでしまっていた。
    ラストシーンも心暖まるもので、とても良かったと思う。

    まぁ、確かにハプニングも実際にあったのだが(笑)
    面白いものは理屈抜きに面白い。そんな芝居だった。

    ネタバレBOX

    全体的に役者陣の声が小さく聞き取り辛かったのが
    残念。滑舌が悪いのとはまた別問題だと思う。

    2時間はやはり長い。終わりかな?と感じるシーン
    の後に数シーン続くので、少しだらけてしまった。
    もっとコンパクトにまとめても良かったのでは。
    後数シーンなくなっても充分面白かったと思う。

    看板役者の石毛セブンの立ち位置が微妙。
    これは単にご贔屓目線だからかも知れないが(笑)
  • 満足度★★★★★

    人生の指南役
    前回は青春のプロでしたが、ある意味、今回は恋愛のプロ。人生及び実生活のさまざまなシーンで役立ちそうなヒントが多数あって、とても勉強になった作品。出演していた役者さんは兄貴、姉御として慕いたいくらい。

  • 満足度★★★★

    「恋愛畑」
    プロローグから笑い、展開に戸惑う事無く面白く観劇。ラストも好い感じ。

  • 満足度★★★★

    初日、カミカミだった事には触れません(笑)
    以前観劇させて頂いた時に感じた「とてつもない下らなさ」が今回は少々抑えめ。いやまあ下らないのは下らないのですが(笑)、今回は頭を使って観させられたなって印象です。まだ2回の観劇なのでどちらがライオン・パーマさんのスタイルかはわかりませんが、個人的には前回拝見した『死に際を見極めろ!』の方が好みですかねー。今回のラストに「やられたぜ」って思わせられる感覚は嫌いじゃないですが。

  • 満足度★★★★

    やっぱり好み!
    あれ、今回はなんだか、ちょっといい話になっている!
    いつものライオンパーマの世界観(可笑しい人たち登場はお約束)
    だけで終わらない。
    上演時間120分。

    ネタバレBOX

    いつもの「劇団の作風」と「ちょっといい話」のコラボ。
    新しい感じがなかなか楽しい。

    SMっぽい仮面はもはや劇団のシンボルか。
    これみると、やっぱりライオンパーマだと、にやりとしてしまう。

    ダウト、ジェロ等のネタは最高に楽しい(笑)。
    頭の中で行う将棋、囲碁、マージャンという発想も笑えた。

    全編に渡って恋愛漫画の話かと思っていたので、
    ちょっと意外な物語だった。

    恋愛漫画の最後のシーンは、心暖まったなあ。

    次回公演でもこういう作風でいくのか、今までの笑いでいくのか、
    どちらにしても楽しみである!
  • 満足度★★★★

    だれがみても
    ばかばかしく、すがすがしい。

    「ばか清々しい」

    お芝居。


    「おれってすごいでしょ、うまいでしょ、才能あるでしょ」
    感をださないで、いつのまにかワールドをつくれるのは
    ライオンパーマの「いいね!」なところ。

    もう、お芝居が好きでなくなってしまった自分には親和性が
    たかい。

    毎日が売り上げの数字だけになってしまったときにもう一度みたいです。

  • 満足度★★★★

    客と団員とが一体になり
    10/27 14:00の部 

    現実と虚構とを交互にだしながら、飽きさせない展開を見せてくれた劇でした。
    何よりも、私が感動したのは、客も劇団員も、ともに、「見る」「見せる」を
    楽しんでいることです。

    すでに何回かの公演を行い、団員さんのキャラが、観客に定着しているからでしょう。
    安定した雰囲気の中での観劇といった感じでした。
    それは、劇団のこれまで培ってきた劇風、そして努力とも無縁ではないでしょう。

    ただ、同時に、「慣れ」に陥らないことを願います。
    そこそこでいい。
    そんな劇団を目指しているわけではないはずですから、常に新鮮な気持ちで、1作
    1作に取り組んでいってほしい。
    もしかして、今回の「安定」は、かえって危険なのかもしれません。

    ひとつだけ。
    ライオン・パーマの目指しているものが、今回は、はっきりわかりませんでした。
    何回も来ている方なら、きっとわかりきっていることなのかもしれませんが、私のように
    一見さんの場合、それがよく伝わってきませんでした。

    観客と一体となって楽しめる劇を?
    にやっと笑える、上品かつ知的な劇を?
    なんにでも挑戦?

    あまり思いつきません。
    これから何回か足を運んで、私が突き止めてもいいですね。

  • 満足度★★★★

    独特のかっこよさと独特の優しさ
    恋愛漫画とは・・・というフライヤーにもあるセリフを読んだ瞬間、しびれてしまった。なんてかっこいい。

    全編が男の優しさと哀しさで包まれている。
    いつもながらのライオンパーマワールドに今回もはまってしまった。

    星ひとつ減点は初日ゆえの明らかなミスが何箇所かあったこと、役者の連携リズムが悪いところがあり、笑いがいつもより少なかったこと。それでも十分面白かったので、楽日には星7つくらいになっているかも。

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