スキッパーハイ 公演情報 スキッパーハイ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    物理学
    想像を超えた設定と、すごく身近な設定のバランスがよかったです。
    登場人物のキャラ分けも絶妙で楽しませてもらいました。
    あえていえば、セットにもうひと工夫あったらよかったのかな!?と、思いました。

    ネタバレBOX

    宇宙や、時間や空間の観念や、霊など、未知な部分の話はワクワクするところがありますよね!?
  • 満足度★★★★

    壮大なオプティミズム
     中盤までは結構ファミリードラマ的に展開するが、それ以降は、SFらしいSFが展開する。

    ネタバレBOX

     光を超える物理学も出てくる展開で物理学を文科系にも分かるように書いたニュートンなどの雑誌は、かなり読んだだろう。そう思わせる物理学混じりの話が入ってきて、実に面白い。当然のことながらヒッグス粒子の概念や次元、パラレルワールド位は雑誌で調べておいた方が楽しめる。
     おまけに、ラストでは、別宇宙・地球に住む宇宙船遭難者と故郷の星の宇宙人が話をするシーンなども出てくるが、どうやら彼らは恋人同士。その片割れが、それぞれの物理法則が異なる為に、自力では二度と故郷の星へ戻ることもできず、地球探査プロジェクトが終了するため未来永劫救済される望みも断たれ「永久に別宇宙の空間を漂うんだ」と独白するシーンが出てくるのだが、痛切である。だが、凄いのは、彼が、流れ着いた星・地球の在り様を肯定し、其処で希望を持って生きることを選択することだ。このオプティミズムが素晴らしい。
  • 満足度★★★★★

    未知との遭遇?
    やっぱり面白かった!
    則末さんの脚本と演出、個性的な役者さんとの95分はあっという間に過ぎました。

  • 満足度★★★★★

    まさか泣かされるとは!
    前半はコメディタッチのいつもの「則末ファンタジー」だが終盤で本格SFに転じ「ここのために勉強したんだろうな」と感心。
    さらに娯楽を提供する者の心意気まで語られて、涙腺が緩む。
    一方、「かけない」の後のオチが気になる。三谷幸喜の「赤い洗面器」かよ!(笑)
    なお、映像出演の日高ゆりあ嬢を堪能するには上手寄りに座るべし。←投影されるスクリーンが下手にあるため

    ネタバレBOX

    物理法則が全く異なるパラレルワールドがあり、この世界との境界は「世界の終わり」である、にはゾクゾク。
    また、ラジオドラマの「宇宙戦争」を引き合いに出して語られる娯楽の提供者の心意気(←劇中キャラの口を借りているものの、則末さんならびに発条ロールシアターの姿勢表明として受け取った)にはホロリ。

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