金曜はダメよ♡ 公演情報 金曜はダメよ♡」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-11件 / 11件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/06/27 (金) 19:00

    新作ホラー映画製作のため3人の若手脚本家が集められたがプロデューサーから「あれはダメ、これもダメ」と制限がつけられ……な物語。
    その試行錯誤中の脚本の内容を舞台上の演技で見せる別チームがいて、な構造は舞台や映像表現でままあるが、その架空の(?)メンバーの意思が次第に現実界の面々に伝わり始めるのが妙案でトツゲキ倶楽部らしいところ。
    倉田江美や小松左京の作品にも通ずるこういうシカケ、好きなんだなぁ。
    あと、オープニングで流れる「あの曲」、知っているとニヤリだよね♪

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    一度観ても二度観ても三度観ても、楽しい会話劇です。
    6/28夜の部は舞台に向かって左袖の方から観たのですが、観る位置(席)によって、演者それぞれの違った表情が観れるので、全く飽きずに楽しめました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    いや~上からあーだこーだ振り回されるクリエーターは大変ですな。二転三転するストーリーが実に面白くて、ハマってしまいました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    2016年公演も観劇しましたが、かなりブラッシュアップされており、新鮮に観ることが出来ました。そして、相変わらず面白い!展開も早く、ぐいぐい惹き込まれます。キャストもそれぞれ見せ場があり、掛け合いも楽しい。ラストもトツゲキさんらしく、前向きな余韻を残してくれる終わり方で、観終わったあとにほっこりしました。

  • 実演鑑賞

    面白い。
    超満員。

    ネタバレBOX

    作劇や映画制作における様々な変更により現場が混乱する。
    よくあるといえば、よくあるストーリー。

    翻弄されるのが劇中の登場人物というところが独自かな。
    その人物達の言動に俳優の心情を忍ばせたのかな?なんて感じました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い、お薦め。
    逸脱を繰り返す物語だが、決して踏み外さないのは「登場する人物たちが、必死に生き残ろうとする」ところ。話が進むにつれて、物語は思いがけないものへ変容していく。少しネタバレするが、二重構成になった世界で語られる言葉は、それぞれが明るく前向きに生きるための 知恵と勇気に満ち溢れている。
    (上演時間1時間50分 休憩なし) ㊟ネタバレ

    ネタバレBOX

    舞台セットは 中央にわずかな段差を設え、上の平台に横長テーブルと椅子があるだけ。
    物語は、4人の男女が 山荘に忍び込んで 暗闇の中 懐中電灯を照らし、或る人物を探しているところから始まる。冒頭は ホラーの雰囲気充分。実は この4人は映画の登場人物という設定である。そして現実の映画製作関係者が登場する。この実在と架空の世界という二重構成(舞台セットも地下・上階の多層イメージ)で物語は展開するが、だんだんと現実と台本の中の人物が共振・共鳴していく。

    映画製作といっても脚本家、監督が集まりアイデアを出し、プロットを考えるといった段階ー脚本会議。映画の制作統括(登場せず、携帯電話での指示)の思いつきで、方向性がコロコロ変る。しかも、「13日の金曜日」はダメだが ホッケーマスクは使い、今までにない斬新なホラー映画を製作する という無理難題を押し付ける。それに振り回される脚本家たち。当初台本はボツになり、改めてアイデアを出す。登場人物も消去しようとするが、台本中の人物は消されないよう騒ぎ立てる。台本人物は脚本家の胸先三寸によって役の存否が決まる。それらも 全て姿が見えない制作統括の意思次第。

    抗えない運命なのか。台本中の人物、この場で映画台本と向き合っている人々のそれぞれの意味付けや立場が違っても、人の世は可笑しくも無常である そんな思いを抱く。それでも、自分が生んだキャラクターを活かしたい脚本家たち や自分たちの存在を守ろうとするキャラクターたち。自らの思惑を前に出せないプロデューサー。そこに理不尽な注文をつける制作トップへの抵抗というアイロニーを感じる。そして 桜井プロデューサーの脚本家たちに向かって「要望に向き合う前に出来ないって言うな!」とか、制作統括(電話口)に「映画はあんた1人のものじゃない、観客のものだ!」といった台詞が重い。そして脚本会議の様子を見ていて、口を衝いて出た言葉が「コンペ方式で」。

    この「ホラー」を「都市伝説」へ変容させながら、自分が思い描いた映画(台本)作りに向かう姿が明るく元気に描かれる。ここにトツゲキ倶楽部の真骨頂を見ることができる。現実に生きている人々、映画(台本の中)の登場人物、その両方の共通語は「生きる」である。そして役者陣はこの「生きる」を芝居の中で生き活きと演じていた。そこには安定した演技力とバランスの良さがしっかり観て取れる。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/06/25 (水) 14:00

    本日公演初日の #トツゲキ倶楽部 @totsugekiclub さん #金曜はダメよ♡
    観てきましたー👏👏👏
    相変わらずテンポの良い会話劇で、グイグイ引き込まれてしまいました🙆
    セリフを喋っていない時の #けろたつや @kerokingTokyo さんや、 #井内勇希 @smiley1210pdx さんの舞台袖での細かい演技は必見です👍

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    テンポ良く進む面白いストーリーで、役者さん達は、個性的な登場人物達を好演していました。
    コメディーの中に、作り手の思いが感じられる作品でした。
    面白かったです。良い舞台でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     祝20年! ゴイス! タイゼツベシミル❢! 華5つ☆(追記後送)

    ネタバレBOX


     トツゲキ倶楽部の舞台製作では端役を作らない。だから必然的に出演している役者は1人の例外も無く例えスポットの当たっていないシーンでも何等かの仕草や表現をして舞台上で生きている。このことで一瞬、一瞬の空気が形作られ、濃厚な雰囲気や重層性を作り出している。芝居は最低同じ演目を3回は観ると良いとされている。それは良い芝居は上述のように個々の役者が各々の演技をしているので細部迄観て作品の面白さが真に分かる為に3回程度は最低見た方が良いということだ。今作は出演者数も多いのでできればこれ以上観てみたい。自分がゲル貧でなければ本当に3度でも4度でも観たい作品である。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    制作総括が映画制作を決めて公開予定日とか
    配役とか主題歌歌手とか決まってゆくなか
    脚本家3人にいろいろ上=制作総括からの
    無茶無謀な要望をプロデューサーさんから
    聞かされて振り回される制作サイドの群像劇
    個性豊かな方々の奮闘が面白い
    1時間50分 全席指定の作品

    ネタバレBOX

    最初は廃屋に消えた息子を探しに来た父親と
    その仲間がホラーな感じで段々と殺されてゆくー
    という感じの出だしですが
    それは脚本家ら映画の中の話の内容であり
    実は監督とプロデューサー2名を交えての
    脚本会議であり実のところメタ的に
    話を作る側と作られた登場人物たちが
    会議のテーブル周囲で上からの注文に合わせて
    キャラやら設定を変えると
    それに合わせて周囲の登場人物たちも
    演技を変えてゆく仕様なのでした
    『Re:CREATORS』(レクリエイターズ)
    みたいな感じですわ
    ホラーでホッケーマスクはOKなのに
    13日の金曜日の設定は使っちゃダメで
    タイトルはこれにかかってました
    他に色々と上からの要望が随時出てきて
    現場は逐次混乱してくるなか登場人物たちは
    クリエイター達と接点を持ち始めてーと
    メタ的要素が後半出てきて
    脚本家らの各登場人物たちへの思いとかも
    出てきて事態は加速してゆくのでした
    ホラーテイストな登場人物で物件の管理人さんの演技がそれらしくて受けました=個人的に
    また映画の色々な小話的要素も
    自分には面白かったが劇場内で
    あまし受けてる感無かったのは
    映画好きは少なかったのかなぁとか思えました
    監督さんのペイズリー柄のシャツに
    ドッグタグちゃんと二つとか凝ってるらしさが
    各人の服装に出ていてわかりやすくて良かった
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    テンポの良い舞台を楽しく観させていただきました!

    役者さんの台詞のかけ合い(お稽古の時は団体戦というそうです)素晴らしかったです。

    アフタートークでは波多野貴文監督と役者さんで貴重なお話をしてくださいました。
    波多野貴文監督といえば、SPなどが有名ですが、お話を生で聞かせていただけることは無いのでとても楽しかったです。

    監督が影響を受けた映画はバックトゥザフューチャー!私も大好きです!と手を挙げたかったです笑

    劇団の裏話なども良かったです。

このページのQRコードです。

拡大