徒然なるままに…  NOT TO BE, OR NOT TO BE… 公演情報 徒然なるままに… NOT TO BE, OR NOT TO BE…」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-15件 / 15件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    今でこそ何気なく使っている「万歳」
    こういった過去があるとなかなか複雑ですね!?

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/06/19 (木) 14:00

    「時代考証その他大幅にデタラメです(大意)」と開き直っていた(笑)ドラマ「浮浪雲(1978年)」のような意図的時代錯誤部分がシリアスな本筋とあまりにもそぐわなくて「どうしてそうしてしまったの?」という疑問に終始……。
    「浮浪雲」の場合は基本的にコメディで、そこに当時の世相への皮肉・揶揄を練り込んでいたのでその手法にさほど違和感がなかったが、特攻隊員を描いた本作でそれをやってしまうと、そのおちゃらけた感が主題に対する意気込みを否定するようにも感じてしまうんだな。いったいどうした?
    という不満もありつつ「終わり良ければ総て良し」的に終盤の秋山の出撃を見送る面々の見せ方(映像的でもある)と最終場の切なさはやはり秋葉演出。
    また、「急に出現する日本間」の舞台美術も見事。
    あと、「フレッシュな星組/熟練(初演準拠)の月組」なダブルキャストも両方見るとそれぞれの良さがあり、これも舞台演劇の特色だな、と思ったりも。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    月組観劇。笑いながら、泣く芝居でした。色々と考えさせられます。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    星組さん観劇
    笑いとシリアスのバランスが
    自分的には合わなかっなぁと感じた
    95分の作品

    ネタバレBOX

    小道具としての衣装とか演技は
    安定して見られたが
    面白可笑しく特攻隊員を送り出すメンバーに
    あまり感情移入出来なかった
    こんな感じの芝居なら
    ラバウルだったかな
    戦地で慰問に芝居した女形役が
    皆 女に飢えてるから日中暑くても
    服は着てろとか言われてた話が受けるよな
    とか思い出した

    安全なトコで死地に同僚隊員を送り出してた
    落ちこぼれたちの中から特攻隊員が選ばれ
    それぞれが苦悩するという話であるが
    ほんに響かなかっなぁ
    基地内での差別とかイジメとか
    仲間外れとか生活感とか
    入れてれば感想は異なったかなーとも
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    星組公演を観劇。特攻隊を題材にしながらも、焦点は「送り出す人たち」に当てられていた。前半は意外にも軽快なやりとりが多く笑いもあったが、それが後半の深い悲しみを一層際立たせる構成に。「自分は行かない」という後ろめたさ、見送るしかできない苦しみが胸に刺さる。

    ネタバレBOX

    何も知らずに面会に訪れる母や妻の姿が特に切なく、平和の尊さを改めて考えさせられる舞台だった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/06/20 (金) 16:00

    夏になると上演回数が増える特攻モノには珍しく、笑える箇所が多数。それでも終盤は、理不尽が強要される時代の中での友情や夫婦愛、親子愛に涙。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/06/20 (金) 13:00

    100分。休憩なし。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    月組の回。コミカルな展開にあれっ?と思っているうちに、いろんな感情が湧いてきて、終盤にはうるうる。役者が全員変わる星組の方も観たくなった。

    ネタバレBOX

    子供の頃に読んでショックを覚えた、ちばてつやの『紫電改のタカ』を思い出させるようなラスト。あの主人公・滝城太郎もおはぎが大好物だった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    今年は戦後80年、戦争を題材にした公演が多く上演されると思うが、本作もその1つ。硬軟ある描き という言い方に語弊があるかも知れないが、戦争ものは硬質で骨太という先入観がある。しかし 本作は、敢えて遊び心を挿入し緩い場面を描く。その隙にこそ、観客が感じ 考える といった幅広さと奥深さを感じさせる。あまり感情移入しないほうだが、久しぶりに泣けた。

    戦争(反戦)ものは、直接 戦禍等の悲惨な場面を描く公演が多かった。いわゆる硬質で骨太と呼ばれる描き方、それはそれで観応えがあった。しかし劇団(主催者)の描きたいこと 伝えたいことが全て反映され、その延長線上に自分の感情が乗っかるような感覚だ。そこには、自分で考えるという隙が見いだせない。その意味で、本作は緩いが強かといった印象。さらに演出の妙、特にラストシーンは秀逸だ。

    チャップリンに「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」という言葉がある。「つらかったことも、後から思い出してみれば笑い話」といった解釈らしいが、このクローズアップとロングショットを「自分」と「他人」に置き換えたらどうなるか。他人事と思っていたことが、送り屋たちの中から一人だけ、特攻隊員となるよう指令が下る。我が身に降り掛かった災難が滑稽に描かれるのか と思えば、さらに捻りを…。
    (上演時間1時間35分 休憩なし)【月組】

    ネタバレBOX

    舞台美術は兵舎内、後ろの壁際に収納箱がいくつか並んでいるだけの、ほぼ素舞台。

    物語は、送り屋として特攻隊員を戦場(特攻)へ行かせるための芝居稽古から始まる。稽古中は緊張感があるが、日常の光景に戻れば和気藹々とした雰囲気になる。会話も軽妙で、それだけ見れば戦時中とは思えない。上演前には、「蘇州夜曲」「若鷲の歌」等、戦前戦中の曲が流れ時代背景を表している。

    送り屋の中から1人だけ特攻隊員を選ぶことに…今まで他人事と思っていたことが、我が身に降り掛かってきた不幸を嘆く と思ったら全員が志願する。格好良さや特攻隊員の特別待遇が目当てのような。しかし内心は 穏やかではない。それは送り屋の仲間も同じ気持ち。端から見れば懊悩して滑稽な姿を晒すところだが、戦時中の使命感 そして送り屋として 今迄の活動が枷となって本心を表せない。

    在り来たりな 戦意高揚への批判的な描き方ではなく、優しさの重要性を説く場面ー例えば 伽噺「浦島太郎」を思わせるーなど情感とユーモアをもって全編を貫く。徒然なるままに…退屈な日常どころではない。戦争ものを戦禍という悲惨な観点からではなく、人間賛歌なり尊厳という別の観点から描いた公演。人生という物語の主人公は自分であり、どんなに荷が重たくても降板できない悲劇であり喜劇。しかし戦争は、本人の意思に関係なく戦場へ、最悪の不条理であり悲劇しかないのである。

    物語は、送り屋にして特攻隊員へ志願した 秋山のシーンと彼の母・嫁のシーンを交差して描く。これによって特攻隊員本人だけではなく、銃後の女性の悲しみ、葛藤の末に送り出さざるを得ない典型的な家族の悲劇が浮き彫りになる。公演では、母・嫁と再(面)会することなく…。ラストは、後ろの壁が開き 眩い光の中へ消えていく 秋山、轟音が鳴り響く空を見上げる仲間たち。なんとも切なく悲しい情景(演出)であろうか。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     英語のタイトルが“Not to be,or not to be…”と実に意味深。無論日本語タイトルも三点リーダーでその意味深を示してはいるが。Spiral Moon50回目の公演でもある。尺は95分予定。
     月組拝見。脚本は逆張りの手法で描かれている。この点が今、今作のような戦争物が他でもないSpiral Moonによって而も50回目の節目に演じられる意味であろう。というのも混迷の昨今、観客にも世を憂うる人々、流れ流れて生きる人々、何となく生きる人々様々がある。その何れにも入り易く而も本質を取り違えることのない実に上手い演出だからである。(追記後送)

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    月組を観劇しました。
    戦争が背景でしたが、明るい雰囲気で観易かったです。
    でも、明るさの裏には、切なさや恐怖や愛や友情・・様々な物が詰まっていました。
    役者さん達の熱演も素晴らしかったです。
    戦争について改めて考えさせられました。良い舞台でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    良かったです!すみません、時間がないので追記ということで・・・

    追記:スパイラスムーンさんの戦争ものということで覚悟して行ったものですから、最初は「え?ここ笑っていいとこ?」と思ってしまいましたが笑って良かったようで、次々と笑えるシーンが出て来て意外な展開になって行きましたが、最後は悲しいものでした。
    「送りや」というものが存在していたのかはわかりませんが、あの中から特攻隊に行けるとは思えず、あくまでも寓意としてのお話なのかと思いました。
    ふうこの「ごめんなさいって言えばそれで済むのに」というセリフも誰に向けられたものか今ひとつ分かりません。戦っている国と国に言いたい台詞なのでしょうか。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とてもよかったです。「送り屋」については小林よしのり氏の著作でそれなりに知っていましたが舞台で見るとまた別の視点から戦争を観られてよかったです。ところどころ平成や令和のギャグがありそこもまた楽しめました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    初日、星組を観劇しました。

    活気ありテンポ良くすすむストーリーがとても良かったです。
    役者さんそれぞれ個性があり、特に浦野役のかたの声の出し方とても心地良くて好きです。
    あらすじは前もって知っていたものの、展開が読めなかったので幕があいて「おっ!そうくるのね!」とわくわく。
    また、星組、月組で役者さんすべて変わるのですね。組をかえて2パターンの楽しみかたもありますね。

    ネタバレBOX

    スタートから、特攻隊のお話だからそうだよね、そうゆうはじまりになるよね。
    ...と役者さんの熱演に引き込まれていたら、やられたー!笑

    あらすじから、特攻隊1人を出さなくてはいけないのは知っていたのですがまさか皆行きたい派だったなんて。涙ながらに選出するのかと思っていました。

    ラストの周囲の思い、ジーンときましたし扉が開いてスモークと光の演出良いですね!

    ヨシさん、雪江さんのコンビも良かったです。
    ふうこちゃんとのラストのやりとりも心にきますね。

    組を替えて観てみたくなりました!
  • 実演鑑賞

    平日昼なのに超満員。空席一つだけ。

    ネタバレBOX

    予想に反して緩くコミカル。
    とはいえ生き死にの話だから、最後はしんみり。

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