満足度★★★★★
正義という概念・思想
カミュの戯曲からの断片を中心に三島由紀夫作品や創作も加えた二次創作的作品にして「正義という概念・思想」の演劇的表現。
プレトークでの話も含め、観ていて「正義」の「正体」が次第にワカらなくなってゆくのは一種の快感?(笑)
また、終盤での「離風霊船かっ!」な転換(笑)や降りしきる雪(革命には雪がよく似合う)、森田童子、「蒼ざめた馬」などにツボを突かれる。
満足度★★★★
ビジュアル系
右翼団体の代表者を呼んでのプレトークや芝居の硬派な内容とは裏腹に、役者の衣装や髪型が少女マンガのようなビジュアル系なのが面白かったし、舞台面全体もきれいだった。(開演前に美形で有名なJapanのDavid Silvianの歌が流れていたのもそのせい?)プレトークで「正義の反対語は別の正義」と言っていたが、ということは人の数だけ正義があるのかな~などと柄にもなく難しいことを考えてしまった。役者の見栄えのよさをもっとよく見せるためにも、客席の作り方はもう少し考えてほしかった。2列目にすわったら、かなりの部分が見切れだった。
満足度★★★★★
抽象劇としても思想劇としても素晴らしい内容
初日に観劇。
初見の劇団で、この会場も初めて(しかも結構遠い)のところで、
何が見られるのか?と思いながら向かったが、とても素晴らしい舞台でした。
満足度★★★★
カミユ
舞台で描かれているのは8割ほどはロシア革命初期のセルゲイ大公暗殺事件に纏わるものだが、2.26事件の決起に新婚故、決行時刻などの詳細を知らされず昭和維新に参加出来なかった将校夫婦に関するものである。
満足度★★★★
美しい。。。
何度か観たオフィス再生作品の中では、
とてもわかりやすく、そして美しさ際立つ作品だと思いました。
ハナシのスジを、細かく追おうとはしないほうが、
楽しめるのではないかと、思いました。(私は、ですが)
19:30ピッタリに始まるのも、ブラボー!
(遅れて来る人に合わせて開演を遅らせる、って、やっぱりどうかと思うのです私も)