満足度★★★★★
つかこうへいの芝居の遺伝子
感想は2012年のものですが、2014年今年再再演されるとのことで、
すいませんが2年前の芝居についてあえて書かせていただきました。
この作品はつかこうへいの芝居の遺伝子を受け継いでます。
クローンではないと感じました。
遺伝子を受け継いでいるからこそ、つかこうへい芝居そのままではありません。
これは紛れもなく扉座の芝居なのです。
芝居の遺伝子を垣間見る幸せはなかなか味わえないでしょう。
2014年再再演を楽しみしております。
満足度★★★★★
高揚感
私はつか演劇をしらないから、この公演でノスタルジーにひたることはできないけれど、そのぶん、全く新しいものとして見る事が出来たと思います。わけのわからない高揚感につつまれて帰宅しました。演劇ってやっぱり肉体を駆使、酷使してこそという気がしてきます。
満足度★★★★★
女は凛々しく美しく、男は無様でカッコ良い
つかこうへいさんの舞台は、90年代末期から00年初期作しか見ておらず、その当時は過去作品上演で役者は替わり商業規模が大きくなったリメイク作しか見ていないので、面白さとか興奮とかの印象は思い起こさせず、隔世感のようなものというか舞台の見方が偏っていたと思う。
なので、正直その当時は戯曲からなる、つかさんの凄さというものをあまり感じることが出来なかった。
が、今回は!
横内さんと扉座のつかさんへの作品愛が深〜く伝わる素敵で魅力的な舞台だった。
命の息吹が沸き上がるような、色気あって熱気あって楽しくってド派手で!これがつかこうへいの舞台の威力か!こんなの見せられたら即効ホレるって!
台詞の一言一言が血管切れそうなスピードで喋りまくり叫びまくるが、いい役者さんばかりなので楽しんで聞いてられる。
舞台観ながらこんなに興奮したのも久しぶりかも。
おみそれしました!いい舞台を見せて戴きました!!
亨さんの華麗な殺陣と軽快なステップが見られるのもいい!極上至福!
満足度★★★★★
つかこうへいの降臨
いきなりのあの曲、パロディのようで、完璧なリメイク、あんな衣装やこんな演技、ネタバレになってしまうので書けないが、まさにつかこうへいの降臨と言えるだろう。台本を1500円で購入してきたので、早速復習してみよう。今回は一回限りの観劇予定だったのだが、もう一度観たかったと今更後悔、もう土日の前売り券は完売のようだ。