僕は肉が食べたくて裸(ラ) 公演情報 僕は肉が食べたくて裸(ラ)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-20件 / 27件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    やりたい事をどっと詰め込みつつも昨今の演劇に設けられている様々な前提や理屈を一度ぶち壊し、語られづらい人々の人生や姿を生々しく見つめた社会劇だとも感じた。お腹を空かせながら生きる人々に、観終わった時この題に何を思うか。

    ※公式に稽古場レポートもお寄せしました

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/05/30 (金) 14:00

    とある男女の少年期から末路(?)までを描いた2時間余。
    時制がしばしば前後したり中心人物を演ずる役者が描かれる時期によって違ったりして戸惑いもあるがそういう表現方法も含めて面白い。
    いわゆる「無軌道な」「若者の生態」が活写されているというか、「身近にはいないがそういう若者もいるかも?」と思わせる「妙な説得力」がある、みたいな?(笑)
    なお、漠然とアーサー・ペン監督「俺たちに明日はない(1967年)」を連想……って実は未見なのだけれど……(爆)

  • 実演鑑賞

    遅くなったが観たからには書かないわけにいかない。うーん、訳わからない、というのが正直な感想。皆さんの「観てきた!」コメントを読んでそういう事だったのかと納得するような体たらく。芝居全体が独特の空気感をまとっていて、私などは一歩も踏み込めない感じがした。すべての台詞が目の前をただ通り過ぎていき、こちらに届かない。(私が拒否していたのかも)世代の隔たりによる感性の違いと言ってしまえばそれまでだが。何とも釈然としない。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/06/01 (日) 12:00

    南京豆NAMENAMEを初めて拝見した。カーテンコールの後、前の席の女性がしゃがみ込んでで泣いておられた。 前の席の女性の気持ちが判る気がした。 底辺をギスギスと生きる弱者とその愛を描くそれぞれの個性が良かった。

    歳を言い訳にしたくないけど客席が沸くのだけど、台詞にあるそのキーワード達が引っ掛からない、展開/設定を咀嚼し切れないところがあった。ただ人物の描写は、14人の俳優が素晴らしく、無謀で場当たりに生きるアウトローの若者を上手く描けていた。

    終盤の物事をはなから忘れていって覚えられないツボミさんの台詞「急に繋がった気がして」の一瞬前に、自分自身も物語が急に繋がって、ぐっと引き入れられていた。

    面識があった俳優の方が尾﨑優人さん/後関貴大さんだったけど、 そのお二人とて、しっかり化けていて、何度かシーンが見た後に確信をもって認識できた。あの尾崎優人氏の豊満なボディー/豊かな声/髪をもってしてでさえだ。主宰/作/演の河村慎也さんはイメージが刷り込まれていて認識できた。他の11人の皆さんはほぼ初めまして(だったと思う)。でも、皆さん、かわいく、一途だし、思いが見えて、粗野で乱暴だし、ピストルを撃つし、でも、なによりも愛を描いていて、良かった。
    アパートの一室の舞台美術も思い切り、本当にあそこには居たくないな、演者の皆さん、良く居るなと思わせる汚しっぷりで、リアルさが。爆音の音響も良かった。初めての南京豆NAMENAME、また一つ次を観てみようと思う劇団が増えた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    なかなか感想が難しいですが、登場人物のキャラクター設定が面白かったです!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    確かにヴァイオレンスでした
    アパートの一室を再現した舞台セットで
    基本二組の男女を中心に
    ジェットコースターのような
    話の展開がされた2時間強の作品

    ネタバレBOX

    出だしの話と最後のエピローグが繋がってて
    このアパートに暮らし始めてから
    時間経過長く見せていった話でした
  • 実演鑑賞

    そうか。

    ネタバレBOX

    ボニ・クラか。
    今頃気づいた。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    疾走する演劇といったところか。。。とにかく面白かった!!
    スピード感のある展開についていくのが大変だけど、2時間があっという間だった。
    この調子で、千秋楽まで突っ走れ!!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/05/30 (金) 19:00

    いかんいかん、若さがなくなってた!パズルみたいな話をそのまま観る頭の柔軟さ。そして単純に面白い!と感じる純粋さ。まさか今の自分にダメ出しされる芝居だったとは。それぐらい若さと熱のある芝居でした。感謝!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/05/29 (木) 19:00

    憎み切れない愛しいキャラたちがたくさんうごめいていて混乱をきたすが物語の収集ができていた。
    すごいなぁ。面白いなぁ。かるがもの藤田さんとのアフタートークも頷いた!!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    (笑えた度)3(今感)4(完成度)4

    え、ずる休みがかかってる? もう10年も経ったのかな。とある記憶が蘇り、始まる前から、すっかりその時代に持って行かれてしまう。劇場の外は、雨が降っていた。

    ネタバレBOX

    愛と誠が作品をつくる。きっと、どこかが心に刺さる。
    アメリカンニューシネマの名作をレンタルしてモニターに流しながら、自宅の居間で浮遊感を感じながら遠目に眺めている不思議な感覚。映像だと没入してしまうが、浮遊感の部分は、演劇特有の効果。あるいはトップスの広さ。

    いろいろな思いが想起する。この作品は断片を組み上げてできているから、何かに囚われたりしながら観ていることも、きっと許してもらえるだろう。
    側から見たらむしろダメだけど自分にだけは特別な瞬間が過去にあって、そんな薄れかけた記憶のかけらを抱えながら、きっとみんな、生きているのだと、そんなことを考えていた。
    雨は止みかけていた。駅まで濡れながら、ゆっくりと歩いた。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    熱のこもったヴァイオレンスファンタジーでした。

    ネタバレBOX

    平成の時代に産まれた、ギリギリ同情すらされない程度にどうしようもない奴らが、生きる事すらままならないのにそれでも生きた証を探す、とても衝撃的でした。前半は個々の話が混沌として、どうつながっていくのか、複雑で、理解が追いついていかなかったですが、だんだんとつながっていき、最後にはすべてがつながりすっきりとしました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    だいぶ良かった。。。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/05/30 (金) 14:00

    貧困層の若者の熱い群像劇。平成不況の時代から、こういう内容の作品が作られるようになったと思います。お芝居の宣伝チラシの中に、演劇と仕事の両立に理解のある会社のチラシがあったのも印象的でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    途中、時系列で戸惑うところはあったけど、とても面白かった。この舞台を素直に楽しめるあたり、まだ自分もボケちゃいないみたいだと嬉しくなっちゃったりして。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    若者の無謀な行動による暴挙、それをシニカルな笑いを交えて描いたパンクなドラマ。自分の中の鬱積した感情、世の中の不平 不満に対する思いが危うい行為へ。過去と現在を行き来し、若者の表し難い内面(心情)を切り取っていく。自分が本当に望むことがわからない、そんな男女を通して リアルな若者像に迫る。

    理屈抜きに、がむしゃらな熱気と演劇への希求、それが物語へ惹き込んでいく。若者の 理性と感情の間で揺れ動く心が荒々しく立ち上がる。その象徴が、冒頭の 男の異様な恰好だと思う。これから どんな物語が始まるのか、一瞬にして興味を惹く巧さ。観せ方としては、若者の憂いをデフォルメしているようだ。その独創的な劇作が魅力。
    (上演時間2時間 休憩なし) 

    ネタバレBOX

    舞台美術は、男女(クラタとツボミ)が同棲しているアパートの室内。正面奥に台所、換気扇や冷蔵庫・電子レンジ、上手は 出入り口のドア、下手は 押し入れ等。服が乱雑に脱ぎ捨てられ、足の踏み場もない。乱れた部屋の様子が2人の心の荒れを表しているよう。

    物語は、部屋の住人が留守の間に 金目の物を盗もうと忍び込んだカップル(パン君とハニ子)だが、運悪く2人が帰ってきて騒動が起きる ところから始まる。クラタはバイト先で銃を手に入れ、それを売って金にしようとしていたが…。
    2人は 中学時代の級友で、あまり空気が読めなかった。それでも 当時 虐められっ子のキズコを庇っていた。キズコは、自立心と親からの過保護の狭間で悩んでいる、といったリアルなシーンも交える。若者の衝動的な行為や時事的な問題を巧みに織り交ぜ、しかもエンタメ風に観せる。

    今のクラタは(闇?)バイト、ツボミは夜の仕事で 大した目的もなく ただ刹那的に時間を費やしている。溢れ出るエネルギーを持て余しているが、それをどう発散したらよいのか悶々としている。そんな典型的な若者像を描いている。2人の間に少しずつ溝が、それでもクラタは ツボミを触るヤツが嫌い、ツボミは 私を一人にするヤツが嫌い と互いを認めている。その付かず離れずといった微妙な気持が巧く描けている。

    公演に熱量が感じられるのは、色々なシーンをテンポよく展開することで、疾走感を出しているところ。そして地響きのような音響効果も相まって勢いを感じる。映画でも観たような感覚だが、演劇はライブであって 映像では味わえない臨場感があった。熱さと同時に、今の世の中、薄情者が生きやすく 人情者が馬鹿を見る、といった冷めた見方をしているような。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

     尺は約125分。追記後送

    ネタバレBOX

     板上はアパートの一室、ホリゾント壁面には換気扇だのエアコンの室内機だのが見えその手前がキッチン。キッチンの上手にドア。その手前が畳敷きの室内になっているのだが、その有様たるやこれ以上雑然とすることは不可能とでも言いたくなるほどの体を為しており寝具だの着替えだの優に1m以上はあるぬいぐるみだのが、所狭しと盤踞している。部屋の上手は導線。
     内容的にはかなりハチャメチャでリアリティーはほぼ無いに等しい。作家はどうやら不条理という単語を表層で日本語として人口に膾炙したレベルで考えていると思われる。然しながら本来“不条理”という難しい漢語に訳された単語absurdité は1953年にパリで初演されたベケットの「ゴドーを待ちながら」の評価に際して用いられた概念と捉えられる。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    無茶苦茶面白くて、目一杯笑わせていただきました。
    よく考えられた台詞で気に入っていました。
    ギャグやコントも織り交ぜており、とても楽しませていただきました。
    開演前の音楽が爆音で圧倒されました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    やはり最高でした。

  • 実演鑑賞

    印象的なシーンで始まります。
    不条理なシーンを交えながら話は進んでいきます。

    ネタバレBOX

    終盤の回想シーンというか時系列で記憶が蘇るシーンでハッキリとストーリーが分かります。
    それでも?なところは色々あるのですがね。フワちゃんって?とか。

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