今夜此処での一と殷盛り 公演情報 今夜此処での一と殷盛り」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-14件 / 14件中
  • 満足度★★★

    オーソドックスに感じながらも
    舞台となる場所の説明がもう少しあってもよかったように感じたが、謎がだんだん判明してくる展開は割とオーソドックスながらも、悪くはなかったです。面白かった。

  • 満足度★★★★★

    家を守る
    ミステリーとは聞いていましたが、、、個人としては悲話のように感じました。太一郎と準一郎の関係性がわかった時、御子柴の名前のために手段を選ばない本家の慶喜、睦や聡子、孝子、早苗の気持ちはどうだったのか。御子柴一族とはなんだったのか。一瞬にして村が消えた理由も心が痛い。大正と昭和にかけての因縁めいたものへの謎解きのようにも感じましたが、太一郎の『俺(僕)が終わらせるよ』は、、、本当に苦しい言葉。彼の人生とはなんだったのか。知らずにいたのか、うすうす知っていたのか。
    無理して行ってよかった。そしてもう一度観たかった。そうすればもっと理解できたかもしれない。この舞台を観れて本当によかったです。
    及川さんの太一郎役、とても素敵でした♪♪本当に『王子さま』だとおもった。彼の心理状態は複雑だったと思いますが、それが動きや間合いで感じ取れ←上から目線ですみません(^_^;)その辺りがやはり及川さんだなと。素敵な男性の役を観る事ができて、日帰りながら大阪から観にいってよかった。ありがとうございましたm(_ _)m

  • 満足度★★★

    金田一?
    というような雰囲気の舞台でした。怖いけれど、悲しく切ないストーリーでした。少し人間関係が複雑だったのですが、分かり易く進行していました。ただ、累は何だったのだろう?何か一族と関係があるような雰囲気でしたが・・それが理解出来ず未消化という感じでした。個人的には、怖い話より明るい話の方が好みなので、役者さんの力は感じましたので、今度はこの劇団の楽しい作品を観たいです。

  • 満足度★★★

    累って何歳くらいの設定だったんだろう?
    中也の詩をあのように朗誦させてはダメだろう。あの探偵ならあのように読んでもおかしくはないが、それでもあの読み方には納得できない。蛍の光が嘘臭くそれが美しいはずの場面だったのと全体的には照明はよかったから余計に惜しい気がした。

  • 満足度★★★

    観た
    舞台セットが凝っていて印象的。
    暗く悲しい世界観が良く出ていたと思う。
    ただ、物語が親切に進行しすぎて、予想通りでやや物足りなかった。

  • 満足度★★★★★

    探偵は二階にいる
    大正13年、長野県諏訪で謎の多い凄惨な事件が起こるまでと、
    昭和22年東京大森の探偵事務所での謎解きが交互に照らし出される構成。
    暗い歴史のリアルさとコミカルな探偵事務所のやり取りのバランスが素晴らしく
    演出の妙を堪能した舞台だった。

    ネタバレBOX

    劇場に入るとまず囲炉裏を切った土間のある古い家が目に入る。
    部屋の壁には柱時計が3つ、いずれも紐でぐるぐる巻きになっている。
    上手2階の高さには御簾がかかっていて、その奥に部屋があるらしい。
    庭の垣根の前に糸車が置いてあり、
    この糸車が照明に浮かび上がってひとりでに回るところから舞台は始まった。

    御簾の奥は探偵事務所、と言っても野崎(谷仲恵輔)が間借りしているささやかな部屋だ。
    昭和22年、ここへ一人の少女(吉永雪乃)がやってきて
    「先日亡くなった祖父のことを調べて欲しい」と依頼する。
    謎の多い祖父の人生、大量殺人事件の噂、一夜にして地図から消えた村、残された遺書など観ている私たちも、事件の真相を知りたくなってくる。

    古民家の囲炉裏端は大正13年の長野県姫淵村である。
    養蚕業が成り立たなくなってからというもの、ここでは村の娘を売って生活していた。
    「見目がよければ宿場町、手先が起用なら工場町」という言葉の通り
    お婆様(横森文)の占いによって決められ、売られていく。

    やがてこの村を支配する御子柴一族の複雑な人間関係や
    それがもたらす歪んだ憎しみが明らかになっていく。
    一族の言うままに娘を売ることになった一人の父親が絶望して首を括り、
    母親は村と因習を呪ってついに凶行に及ぶ・・・。
    そこに行き着くまでに、彼らを取り巻く人々の優しさと悲しみが丁寧に描かれているので
    このおどろおどろしい出来事が本当に哀れに思われる。

    片目のお婆様を演じた横森文さん、凄みがあって存在感ありまくり。
    東京から戻った御子柴家の長男太一郎を演じた及川健さん、
    育ちの良さが透ける涼やかな声と容姿ながら、母親への屈折した思いが滲んでいた。
    この村の因習を断ち切ろうとするかのような壮絶なラストが強く印象に残る。
    そして探偵野崎役の谷仲恵輔さん、表情がイマイチはっきり見えない御簾越しの演技だが
    大仰な動きと声がコミカルな味を出して、暗い時代との対照が際立つ。
    中原中也の詩の朗読も、次第に哀愁を帯びるように変化していってとても良かった。
    大家のお駒(吉永恭子)との掛け合いも息が合っていて
    “二階の探偵”シリーズになりそうな雰囲気。

    ちょっと物足りなかったのは、
    少女のお世話係としてついてきた、鍵を握る女性累(松葉祥子)が
    情報を小出しにして真実へと探偵を導いたその真意がイマイチわからないこと。
    “火サスの崖”じゃないけど、最後に累がその出自や本心を語ってくれたら
    もっとわかりやすく、腑に落ちたんじゃないかなあという気がした。
    私の理解力不足かもしれないけど・・・。

    オープニングの音楽や舞台の作り、脚本構成すべてが厳選されていて
    そこに役者がぴたりとはまりこんでいる。
    御簾がかかると照明が柔らかくなり、悲惨な時代とのコントラストがより強くなる。
    明と暗、軽と重、強と弱、その計算され尽くした対比の結果、時代と人の心が一層浮き彫りになった。
  • 満足度★★★★★

    因習
    雰囲気があるなぁ。舞台セットも凝っている。あの御簾っていうのもいいね。因習の時代のたぶんないだろうけど,あってもおかしくはない物語を紡いでいます。この劇団の芝居は好きです。2時間でも退屈はなく,とても満足です。

  • 満足度★★★★

    名(?)探偵登場
    「墨を塗りつつ」に続く横溝ミステリーテイスト。
    この路線続けて欲しいなぁ。
    雪乃ちゃんには健やかに育って欲しいものです。

    ネタバレBOX

    簾の長短はありますわな。
    ずーっと下がりっぱなしじゃなくても、とは思うね。
  • 満足度★★★★

    ゆやゆよん
    怖い話ですがコミカルな部分も多く楽しんでも観れます。2時間以上の長時間に関わらず、空間の使い方、暗転の使い方、実に面白く楽しめます。役者さんに話の展開も魅入らされる所が多くお勧めです。

    ネタバレBOX

    終始、簾の向こうから出ずに進む現代の舞台。オープニングではタイトルがダブって見えて残念なところもありましたが、時間軸が違うのが視覚的にもわかりやすく良かったです。時が止まっているような針金を巻いた時計など、細かなところを見るのも楽しい。また薄暗転でも話が続いていること、ハケにも役柄を意識してるのがわかり好印象です。
    及川さんの声は艶がありましたが、キューブ所属ということで実力も納得しました。谷仲さんのキレは面白くも僕はくどいとは思わず、狂言のような重みのある声、良かったです。首吊りのぶらーんが、席の角度が悪くほとんどわからなかったのが悔やまれます。最後の方、孝子さんの血塗れ笑顔が実に不気味で鳥肌が立った。個人的には5なのですが、早苗役の吉水さんの芝居が若過ぎなのもあってか、自然な絡みが欲しかったと思います。それでも台詞の覚えや動きなど、これから期待できる女優さんだと思います。推理をする材料としては足りない気もするのですが、長い時間も気にならないほど、書き込みたいこともたくさん。充分楽しめました。
  • 満足度★★★★★

    サスペンス因習劇
    練り込まれたストーリーと演出が素敵でした。そしてセットも。上の方ではコメディのような展開で転がし、下の方ではシリアスに運ぶという企画が絶妙!

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    ちょっと金田一モノを彷彿とさせるストーリー。JACROW自体程のヘヴィーさはないけど、中村暢明さんの演出は流石です。しかし探偵役の谷仲恵輔さん実にうまいっ!

  • 満足度★★★

    さすがな演出
    JACROWの中村さんが演出されているのを知って急遽観劇しました。
    展開、舞台美術、音楽と良い効果が続き、見入るものでした。
    内容がやや懲りすぎていて、肩が凝りそうな本筋ではありましたが、魅せる芝居感激でした。

  • 満足度★★★

    糸車
    村の因習、風俗、生活様式などあまりに哀しいながらも野崎とお駒の迷コンビには笑える。 

    ネタバレBOX

    昭和の時代をすだれ越しに見せるのは良いけど、谷仲さん吉水さんの名コンビの表情をはっきりと観たかった。
    雪乃ちゃん身長がぐっと伸びた感じ。
  • 満足度★★★★★

    面白かった!!
    谷仲恵輔さんファンはどんな思いで見ているのかと思うと可笑しくて最高でした。

    ネタバレBOX

    東京大森在の探偵さんがずっとすだれ越しというのが何とも贅沢というか、それだけで演出の素晴らしさ、遊び心に感嘆しました。

    その代わりと言う訳でもないでしょうが、朗々と語る谷仲さんの声には張りがあり、動きも大きくて、逆立ちのサービスまでありました。

    探偵さんは事件を解明したのか…、おじいさんの持っていた遺書と点字で書かれた文章を読んだだけ、そして前方の劇中劇というか本編というか、こちらの方で勝手に真相を独白してくれたという感じがしないでもありませんが、姫隠村の消滅した理由が明らかになりました。

    一つの村が消えるというので20軒ほどの村人を全員殺したのかと思っていましたが、そこまで酷くはなく、貧しい村の悲しい現実が引き起こした悲しい事件でした。

    家督相続の妙味さもあり、全体としてとても面白かったです!

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