満足度★★★★
予想外の展開が面白い
かなり遅くなりましたので、なるべく簡単に。
この劇団、色んなジャンルをやられるので、
今回はどうなるのかな、と思ってました。
はじめは集団就職の場面で、
こんな感じでホンワカした感じで話が進んでいくのかと思ったが・・・。
しかし、そうではなかった。
この時代特有かもしれないが、色々裏街道(?)の人が出てきたりして。
こういう、話がどこへ行くか分からない、というのが面白い。
もちろん、役者陣の演技力がそれを支えているのだが。
(多少難があった方もいましたが、
なんかそれも役の個性に感じられたりして)
ご来場ありがとうございました
「金の卵1960~あすなろう~」にご来場いただき、本当にありがとうございます。
これから、この卵が温まって、どのように変化していくのか、
見守っていただけると幸いです。
今後も精進してまいります。
何卒よろしくお願い致します。
満足度★★★★
良かった!
その頃の昭和が感じられ、とても良かったと思います。役者さん達の熱い演技に好感が持てました。が、妹役の役者さんの発声がうるさく感じたのと、パン屋さんの息子役の滑舌の悪さが気になりました(でも、熱い思いは伝わってきました!)ストーリーも良く、そして気持ちの良い明るいラストも良かったです。
満足度★★★★
あんぱん食べました。
時代の、時間の中に生きていることを感じられる作品でした。
完全に、脚本の力による物だと思いました。
役者さんは、フレッシュでパワフル、ゆえに若く、拙さが目につきました。
美しい難しい特殊な台詞、時代を感じさせる空気が滑舌の悪さで伝わらない。
これでは、勿体ないと言わざるを得ません。
勢いよりも落ち着いて、練り上げる何かがあっても良かったのではないでしょうか?
それでも、見ていて感じたのは
自分の親が子供だった時代、本当にこんな風景の中で
やっぱり、今と変わらず生きて、働いて、恋をして、夢を描いて、
人がワサワサしているのって…本当に愛おしいな、という感覚でした。
帰りに、荻窪駅前であんぱん買いました。
本当、久々。ダイエットしてるのに。
あんぱん、おいしいよね。
演劇って、現実の続きになっちゃう。
そこが、好き!!
満足度★★★★
いや~、面白かったです!拍手
1960年代のめまぐるしく移り変わる社会背景を舞台に、若い人々の成長を描いたお芝居で、とっても面白かったです。時代を示すエピソードがいいですね!若い劇団員の溌剌とした演技もとっても好感が持てました。あすなろう、と人々がまだまだ貧しいながらも希望を胸に持っていた時代の雰囲気がとてもよく出ていて、爽やかな感動がありました。エルガーの「愛の挨拶」が泣かせる。この曲によって私たちがこの時代をどんな風に捉えているか、まるで自らの少年時代を語る老人のような視点が浮かび上がってきて、やさしく、懐かしく、センチメンタルな気分に浸れました。けれん味の無い演出も良かったです。大団円だけれど、決して軽いお芝居ではない。日本が苦しみの中からやっと摑んだ幸福な時代だったんだなぁ、と改めて思いました。