満足度★★★
不思議な面白さは感じる
不思議な面白さは感じた。また、途中の時間経過を役者の動きで表しそれがキッチリ時間経過を感じたのはお見事。
ただ会場の特性上とは言え座る位置によっては見えない場面があったのはちょっとマイナス。
満足度★★★
こういう表現をおもしろがる自分と
なんじゃ、これ!?と感じる自分がいる。確かに普通の演劇とは違うところは評価できる。わかりやすいだけが表現ではないのもわかるが、やっぱり私には???だった。高評価に水を差すようで悪いけど。
満足度★★★★★
想像力への刺激
役者2名、ダンサー2名の計4名で提示された表象。ちょうど、演劇とパフォーマンスの、中間のようなテイストの作品である。然し、メルヴィルの原作の持つアイロニーやパロディ、抽象的且つ実存的な風景を、身体を通して不在を浮かび上がらせる手法や、二つの旋律を交互に、而もだんだん強く演奏することで並々ならぬ高揚感をもたらすボレロを巧みに使いながら表現した。想像力を刺激すると共にパロディの素となった素材を、見る者には感じさせながら、非常にラディカルに、更には哲学的な思念を感じさせるまでにアウフヘーベンした上演は一見の価値あり。
満足度★★★★★
無題374(12-117)
19:00の回(晴,涼しくなりました)。初めて降りる駅なので早目に到着、地上に出て探すがわからず、ウロウロしながらネットで確認、後ろのビルでした。ほっとしたので商店街まで行ってみます。美味しそうなパン屋さん、古本屋、惣菜屋、お菓子屋さん。飲食系も多いです。戻って入口前で待っていると、少し開演が遅れるということでした。と、ビルの中から男性が一人、女性も続いています。とてもゆっくり歩くので役者さんだと推察。なんと男性は横断歩道を渡って通りの向こうへ、女性は出たところでモアイ像のごとくあごをあげ気味に遠くを見ています。何か聞いてみようかと思いましたが勇気がなかったので断念。18:40、1階が受付(白い羽とシールがチケット)、会場は2階、靴を脱ぎスリッパに履き替えます(床がべとついているので)。階段、トイレ、柱の関係でかなり変形したレイアウト、壁沿いに木製ベンチ(少し固めのクッション)があるものの、位置によっては見辛くなります。入って奥、左の窓側がいいかも。私は奥でしたが、所長は背中のシーンが多く(入口の方を向いて座るので)、けど、(入口からみて)右奥のシーンはよく見える、けど、左手前のシーンは、柱に隠れて見えない…。床、壁とも、入居者が撤退した直後のよう。舞台装置、中央には机や椅子が逆さ、横倒し、床に紙が散乱。帽子に、箒に、マフラー、古びた新聞、羽ペン、インク壺。大きな窓側から外がよく見えます。
外で待っているとき開演時間お知らせの際にお聞きしてみました。①Q:役者さんの衣装が白系(前作も)なのは意図したものでしょうか?A:いいえ(でも、そうかなぁと今でも思います)。②ここで演ることは早くから決めていたのですか?A:答えは当パン裏面をご覧ください。
かかっているのは「ボレロ」…同一のリズムと2つのメロディー(バートルビーとそれ以外の人物?)。